250 / 583
第四章『因縁、交錯して』
第二百四十七話『転移魔術の怪』
しおりを挟む
「……これは、ずいぶん派手にやってますわね……」
「ああ、きれいに吹っ飛んでるな……。思いっきりこのドアを蹴ったリリスの姿が目に浮かぶよ」
くの字に折れまがったドアの残骸を見つめながら、俺とバルエリスは驚きと困惑が混ざったような声で呟く。……ふと後ろを振り向けば、それをやってのけた張本人が珍しく気まずそうにもじもじとしていた。
ホテルでの朝食と作戦会議を終えた俺たちは今、再び古城へと足を踏み入れている。いくら転移術式を敵が有しているとは言えど昨日の今日で流石に大規模な再展開をしてくるとも思えないが、『古城に通い詰めるしか対策としてできることもない』と言うリリスの言葉が決め手になった形だ。割り切りの早さと思い切りの良さに関して、四人の中でリリスの右に出るものはいなかった。
俺の眼の前に見える吹っ飛ばされたドアも、言ってしまえばリリスの長所を象徴するものだろう。その判断に助けられたことは多いし、それを責めるつもりもない。……それはともかく、パーティ会場の一室としてはもう使いようがないぐらいには部屋の中はボロボロだった。
入り口前からはドアの残骸しか見えないが、一歩中に踏み込んでみると壁や床のあちこちに穴が開いているのが目につく。決して広くないこの部屋の中で起きたという戦いがいかに激しいものだったか、これを見ればすぐにわかるというものだ。
「……これに関しては、アグニとの戦闘でそうなったんだもんな?」
「ああ、これぐらいしないとボクたちの方が死にかねなかったぐらいだからね。……だから、仮にその段階までドアが無事だったとしてもどっちみち――いや、蹴り飛ばされたとき以上にドアはひどい壊れ方をしててもおかしくなかったんじゃないかな?」
「……無理にフォローしなくていいわよ、私も派手にやりすぎたのは分かってるから……」
あの時の戦闘を思い返すツバキに、リリスはばつが悪そうに声をかける。牽制したりリラックスしたりしおらしくなったり、今日のリリスは感情の起伏が激しくなる日らしい。
「それぐらいポジティブに考えてもいい、ってことだよ。そもそもあっちにはこの城を綺麗に保つ気がなさそうだし、ボクたちの意識だけで解決できる問題じゃないさ」
リリスの背中に手を当てて、ツバキは明るい声でしっかりと断言する。すかさず俺がそれに頷きで追随すると、リリスも小さく首を振り返してくれた。
「……ええ、そうよね。これもまた、優先順位の問題だわ」
「城ごとぶっ壊れるようなことにならなければパーティはできるだろうしな。……あの連中がそれをやらないとも言い切れないのが、俺たちからしたら恐ろしいところだけどさ」
その可能性が捨てきれない限り、俺たちは古城に向かい続けなくてはいけないのだ。転移魔術師がいると思えば仕込みボウガンのように原始的なやり方の罠もあるし、敵がいないからと言ってパーティが破壊される可能性が少しもないと言い切れないのが面倒極まりなかった。魔術によって起動する爆弾の一つや二つ仕込まれていると言われても、今までのことを考えるとすんなり納得できちまうからな。
まだまだ全貌が見えない敵勢力の影に辟易しつつ、俺はボロボロになった部屋を見回す。壁に空いた穴や床に落ちた絵画がかろうじてここで戦いが起こったことを物語ってくれているが、それがなければだれも信じてくれないだろうと思うぐらいには人がいた痕跡は抹消されていた。
「……ここにあったはずの血だまりもすっかり消えてるわね。血痕までどこかに飛ばせるなら、そのついでにドアとかも回収していけばよかったでしょうに」
「それは流石にしないとは思うけど、血痕が消えてるのは確かに妙だね。……そういえば、妙に躊躇なくアグニは仲間を撃ち殺していたっけか。アグニが感情的に動くとも思えないし、血痕が出ても大丈夫なように仕込みはしてたのかも」
部屋の片隅に歩み寄って、二人は低い声で言葉を交わす。作戦会議の時に聞いた話によれば、拷問によって情報を吐きかけた男をアグニは容赦なく切り捨てたらしい。二人が拷問慣れしているところにも冷徹な決断をすぐに下せるアグニの辣腕にも俺は感心せざるを得なかったが、その実在を証明する証拠はすべてなくなってしまっているようだった。
アグニ・クラヴィティアという存在について俺は話を聞いてしかいないわけだけど、それだけでも厄介な人物だってのは分かるんだよな……。リリスとツバキから逃げおおせて見せたことも含め、判断力に非常に優れている用意周到な人物と言った印象だ。……もしかしたら、俺たちの存在を認識したその瞬間から仲間の一部を切り捨てる用意があったのかもしれない――なんてのは、流石に考えすぎかもしれないが。
「……とりあえず、この部屋を見ててもアグニ達の組織に繋がる手がかりはなさそうね。血痕含めてまるごと全部アグニが転移させてしまったのかしら」
「そう考えるのが妥当だけど、にわかには考えづらい話だね。……仮に王国の人間でもないんだとしても、他者を巻き込んだ大規模な転移ができる術師の存在なんて噂にならない方がおかしいぐらいだと思うんだけど――」
「――ええ、ツバキさんの考えて居る通りですわ。安定運用が可能な転移術師なんて、どの貴族も喉から手が出るほど欲しがってますもの。……少なくとも、この街に馬車で向かっている方々はそう思っているでしょう」
顎に手を当てて考え込む仕草を取ったツバキを肯定するように、バルエリスがそんな情報を付け加えてくる。そういわれてみれば、馬車の存在は安定した転移術式がまだ存在していないことの証明だと言ってもよかった。
ローリスクかつ魔力効率のいい転移術式が開発されたなら、観光とか景色を楽しむとか以外の目的で馬車を使う必要なんてなくなるわけだもんな。貴族向けの馬車みたいなものが商売として成立している時点で、転移魔術の希少性は証明されてるようなものだ。
「……そういえば、あの商会の主も私に『転移魔術は覚えられんのか』とか言ってたような気がするわね。『師匠となる人を雇えるならばできなくもない』って言ったらやけに素直に引き下がったあたり、主に転移術師の知り合いは一人もいなかったみたいだけど」
「一人もいないからこそ頼んだ、ってところだろうしな……。魔術神経にとんでもない負担をかける術式だってのは知ってるし、仮に雇えたとしてすぐに限界を迎えて潰れるんだろうけどさ」
昔を懐かしむリリスに、俺は小さく肩を竦める。転移術式を習得させるためには転移術式を覚えている人員が必要とは本末転倒なことだが、リリスが転移術式を使えないままでここまで来られたのはいっそ幸運だと言ってもよかった。
たった一メートルほどの短距離転移で俺の右腕に走る魔術神経がぐちゃぐちゃになったところから考えると、十人近くの人間を一斉に長距離転移なんてしようものならかかる負担はとんでもないもののはずだ。俺が何かの間違いでアグニと同じような術式を使えるようになったんだとしても、それを一度使おうとした時点で俺の魔術師としての生命は終わってしまうだろう。『魔術の使用方法を知っていること』と『その過程に身体が耐えられること』は、必ずしもイコールで繋がらないのだ。
そして、おそらくだがリリスの魔術神経も転移術式の連続使用には耐えられない。俺の修復術があるから一応事後対応はできるが、だからと言って魔術神経が壊れる可能性がある魔術に対してゴーサインは出したくないし、そこまでの負担ありきの作戦はできれば考えたくないというのが本音だった。
「……そうなると、案外転移で逃げ帰った先でアグニとやらがもう潰れてる可能性は十分にありますわね。……話を聞く限り狡猾な人間ですし、その可能性は薄いと言ってもよさそうですが」
「バルエリスの言ったとおりだったら本当にありがたいけど、そう簡単にいく相手にも思えないんだよね……。『またの機会に』なんて生意気なことも言ってたし、何か潰れずにいるためのからくりがあると考えた方が現実的だろうな」
バルエリスの率直な感想に、しかしツバキは残念がるように首を横に振る。その姿を見つめながら、俺はツバキのいう『からくり』に意識を向けた。
真っ当に考えるならば、想定できる可能性は二つ。一つ目は、俺たちはおろかバルエリスの情報網にすら引っかからないところでローリスクかつ効率のいい転移術式を開発した奴がいること。そして二つ目は、そもそもアグニが俺たちと基礎スペックからして違う存在であることなのだが――
「……ねえ、マルク。貴方の知識の中に、魔術神経がとてつもなく丈夫なことが特長の種族はいないのかしら?」
「おお、奇遇だな。……ちょうど俺も今、その可能性を確かめてみようと思ってたところだ」
まるで俺の思考を読み取ったかのようなリリスの問いかけに、思わず笑みがこぼれる。そのやり取りの心地よさに身を委ねながら、俺はかっちりと目を瞑って記憶を掘り起こしはじめた。
「ああ、きれいに吹っ飛んでるな……。思いっきりこのドアを蹴ったリリスの姿が目に浮かぶよ」
くの字に折れまがったドアの残骸を見つめながら、俺とバルエリスは驚きと困惑が混ざったような声で呟く。……ふと後ろを振り向けば、それをやってのけた張本人が珍しく気まずそうにもじもじとしていた。
ホテルでの朝食と作戦会議を終えた俺たちは今、再び古城へと足を踏み入れている。いくら転移術式を敵が有しているとは言えど昨日の今日で流石に大規模な再展開をしてくるとも思えないが、『古城に通い詰めるしか対策としてできることもない』と言うリリスの言葉が決め手になった形だ。割り切りの早さと思い切りの良さに関して、四人の中でリリスの右に出るものはいなかった。
俺の眼の前に見える吹っ飛ばされたドアも、言ってしまえばリリスの長所を象徴するものだろう。その判断に助けられたことは多いし、それを責めるつもりもない。……それはともかく、パーティ会場の一室としてはもう使いようがないぐらいには部屋の中はボロボロだった。
入り口前からはドアの残骸しか見えないが、一歩中に踏み込んでみると壁や床のあちこちに穴が開いているのが目につく。決して広くないこの部屋の中で起きたという戦いがいかに激しいものだったか、これを見ればすぐにわかるというものだ。
「……これに関しては、アグニとの戦闘でそうなったんだもんな?」
「ああ、これぐらいしないとボクたちの方が死にかねなかったぐらいだからね。……だから、仮にその段階までドアが無事だったとしてもどっちみち――いや、蹴り飛ばされたとき以上にドアはひどい壊れ方をしててもおかしくなかったんじゃないかな?」
「……無理にフォローしなくていいわよ、私も派手にやりすぎたのは分かってるから……」
あの時の戦闘を思い返すツバキに、リリスはばつが悪そうに声をかける。牽制したりリラックスしたりしおらしくなったり、今日のリリスは感情の起伏が激しくなる日らしい。
「それぐらいポジティブに考えてもいい、ってことだよ。そもそもあっちにはこの城を綺麗に保つ気がなさそうだし、ボクたちの意識だけで解決できる問題じゃないさ」
リリスの背中に手を当てて、ツバキは明るい声でしっかりと断言する。すかさず俺がそれに頷きで追随すると、リリスも小さく首を振り返してくれた。
「……ええ、そうよね。これもまた、優先順位の問題だわ」
「城ごとぶっ壊れるようなことにならなければパーティはできるだろうしな。……あの連中がそれをやらないとも言い切れないのが、俺たちからしたら恐ろしいところだけどさ」
その可能性が捨てきれない限り、俺たちは古城に向かい続けなくてはいけないのだ。転移魔術師がいると思えば仕込みボウガンのように原始的なやり方の罠もあるし、敵がいないからと言ってパーティが破壊される可能性が少しもないと言い切れないのが面倒極まりなかった。魔術によって起動する爆弾の一つや二つ仕込まれていると言われても、今までのことを考えるとすんなり納得できちまうからな。
まだまだ全貌が見えない敵勢力の影に辟易しつつ、俺はボロボロになった部屋を見回す。壁に空いた穴や床に落ちた絵画がかろうじてここで戦いが起こったことを物語ってくれているが、それがなければだれも信じてくれないだろうと思うぐらいには人がいた痕跡は抹消されていた。
「……ここにあったはずの血だまりもすっかり消えてるわね。血痕までどこかに飛ばせるなら、そのついでにドアとかも回収していけばよかったでしょうに」
「それは流石にしないとは思うけど、血痕が消えてるのは確かに妙だね。……そういえば、妙に躊躇なくアグニは仲間を撃ち殺していたっけか。アグニが感情的に動くとも思えないし、血痕が出ても大丈夫なように仕込みはしてたのかも」
部屋の片隅に歩み寄って、二人は低い声で言葉を交わす。作戦会議の時に聞いた話によれば、拷問によって情報を吐きかけた男をアグニは容赦なく切り捨てたらしい。二人が拷問慣れしているところにも冷徹な決断をすぐに下せるアグニの辣腕にも俺は感心せざるを得なかったが、その実在を証明する証拠はすべてなくなってしまっているようだった。
アグニ・クラヴィティアという存在について俺は話を聞いてしかいないわけだけど、それだけでも厄介な人物だってのは分かるんだよな……。リリスとツバキから逃げおおせて見せたことも含め、判断力に非常に優れている用意周到な人物と言った印象だ。……もしかしたら、俺たちの存在を認識したその瞬間から仲間の一部を切り捨てる用意があったのかもしれない――なんてのは、流石に考えすぎかもしれないが。
「……とりあえず、この部屋を見ててもアグニ達の組織に繋がる手がかりはなさそうね。血痕含めてまるごと全部アグニが転移させてしまったのかしら」
「そう考えるのが妥当だけど、にわかには考えづらい話だね。……仮に王国の人間でもないんだとしても、他者を巻き込んだ大規模な転移ができる術師の存在なんて噂にならない方がおかしいぐらいだと思うんだけど――」
「――ええ、ツバキさんの考えて居る通りですわ。安定運用が可能な転移術師なんて、どの貴族も喉から手が出るほど欲しがってますもの。……少なくとも、この街に馬車で向かっている方々はそう思っているでしょう」
顎に手を当てて考え込む仕草を取ったツバキを肯定するように、バルエリスがそんな情報を付け加えてくる。そういわれてみれば、馬車の存在は安定した転移術式がまだ存在していないことの証明だと言ってもよかった。
ローリスクかつ魔力効率のいい転移術式が開発されたなら、観光とか景色を楽しむとか以外の目的で馬車を使う必要なんてなくなるわけだもんな。貴族向けの馬車みたいなものが商売として成立している時点で、転移魔術の希少性は証明されてるようなものだ。
「……そういえば、あの商会の主も私に『転移魔術は覚えられんのか』とか言ってたような気がするわね。『師匠となる人を雇えるならばできなくもない』って言ったらやけに素直に引き下がったあたり、主に転移術師の知り合いは一人もいなかったみたいだけど」
「一人もいないからこそ頼んだ、ってところだろうしな……。魔術神経にとんでもない負担をかける術式だってのは知ってるし、仮に雇えたとしてすぐに限界を迎えて潰れるんだろうけどさ」
昔を懐かしむリリスに、俺は小さく肩を竦める。転移術式を習得させるためには転移術式を覚えている人員が必要とは本末転倒なことだが、リリスが転移術式を使えないままでここまで来られたのはいっそ幸運だと言ってもよかった。
たった一メートルほどの短距離転移で俺の右腕に走る魔術神経がぐちゃぐちゃになったところから考えると、十人近くの人間を一斉に長距離転移なんてしようものならかかる負担はとんでもないもののはずだ。俺が何かの間違いでアグニと同じような術式を使えるようになったんだとしても、それを一度使おうとした時点で俺の魔術師としての生命は終わってしまうだろう。『魔術の使用方法を知っていること』と『その過程に身体が耐えられること』は、必ずしもイコールで繋がらないのだ。
そして、おそらくだがリリスの魔術神経も転移術式の連続使用には耐えられない。俺の修復術があるから一応事後対応はできるが、だからと言って魔術神経が壊れる可能性がある魔術に対してゴーサインは出したくないし、そこまでの負担ありきの作戦はできれば考えたくないというのが本音だった。
「……そうなると、案外転移で逃げ帰った先でアグニとやらがもう潰れてる可能性は十分にありますわね。……話を聞く限り狡猾な人間ですし、その可能性は薄いと言ってもよさそうですが」
「バルエリスの言ったとおりだったら本当にありがたいけど、そう簡単にいく相手にも思えないんだよね……。『またの機会に』なんて生意気なことも言ってたし、何か潰れずにいるためのからくりがあると考えた方が現実的だろうな」
バルエリスの率直な感想に、しかしツバキは残念がるように首を横に振る。その姿を見つめながら、俺はツバキのいう『からくり』に意識を向けた。
真っ当に考えるならば、想定できる可能性は二つ。一つ目は、俺たちはおろかバルエリスの情報網にすら引っかからないところでローリスクかつ効率のいい転移術式を開発した奴がいること。そして二つ目は、そもそもアグニが俺たちと基礎スペックからして違う存在であることなのだが――
「……ねえ、マルク。貴方の知識の中に、魔術神経がとてつもなく丈夫なことが特長の種族はいないのかしら?」
「おお、奇遇だな。……ちょうど俺も今、その可能性を確かめてみようと思ってたところだ」
まるで俺の思考を読み取ったかのようなリリスの問いかけに、思わず笑みがこぼれる。そのやり取りの心地よさに身を委ねながら、俺はかっちりと目を瞑って記憶を掘り起こしはじめた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる