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第六章『主なき聖剣』
第五百七話『乱入者の身の程』
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リリスも半ば無意識の内に氷を展開しようとしていたが、それよりもカイルの動きの方が早い。思考を戦闘モードに切り替えるのがこの場で最も早かった、とも言い換えられるだろうか。
アグニがこの場に現れた意図も理由も、カイルは一切気にしていない。それこそがきっと、皇帝が皇帝たる所以の一つなのだ。
「捕らえよ」
名乗りを終えたアグニが次の行動に移るよりも早く、カイルの口は式句を紡ぐ。……アグニが突如不自然な姿勢で円卓の上に崩れ落ちたのは、それから一秒も経たないうちの事だった。
「……が、あ……ッ⁉」
自分の身に何が起こったのか理解できていないのか、アグニは体をじたばたさせながらどうにか姿勢を立て直そうとしている。しかし、まるで見えない縄にでも縛られているかのようにその手足は固められて動く気配を見せない。……これまでリリスたちを散々苦しめてきた手練れは、カイルを前にして一瞬で制圧されていた。
「さて、それでは貴様の用件を聞くとしよう。まさか命を落とす覚悟もせずに、余の本拠地に足を踏み入れたのではあるまいな?」
倒れ込むアグニへ冷たい視線を向け、カイルは淡々と言葉を続ける。アグニを拘束したことへの達成感も、それをやってのけたことを誇るような様子もない。ただ、カイルはどこまでもいつも通りだ。
どれだけ戦い続ければそうなれるのか、と。リリスたちとて浅からぬ戦闘経験を有しているはずなのに、なぜか無意識の内にそんなことを考えてしまう。カイルが居る領域は、今リリスたちが居るところからさらに二歩三歩と進んだ先にあるものだ。……そこに至るまで、彼はいったいどれだけの奪い奪われを繰り返してきたというのだろう。
「……っはは、流石皇帝様だ。容赦も慈悲もなく、ただ最適解だけを打ってきやがる……ッ、あ」
「要件以外を話すことは認めていないぞ、アグニ・クラヴィティア。これ以上無駄口が減らぬなら、余はお前の首を今すぐにでも落とさなければならぬ。貴様が今生かされているのは、その命がクライヴ・アーゼンハイトの首を取るための手がかりになり得るからであることを忘れるな」
拘束されても饒舌に言葉を並べるアグニに対し、カイルは軽く右手を握りこむような姿勢を取りながら警告する。いきなり言葉を詰まらせたアグニの呼吸は、首を見えない何かで絞められているかのように浅く不規則なものだった。
「命が惜しいのなら、己の立場と実力をわきまえるべきだ。……おめおめとここに現れた時点で、貴様にそのような能力があるとは到底思えないがな」
右手に籠めていた力を緩めつつ、カイルは吐き捨てるように告げる。自分の力を読み違えることがこの国ではどれだけの致命傷となるかは、この数日をかけてだんだんとリリスにも理解できつつあった。
だが、それ故にリリスは疑問を抱かずにはいられない。……少なくとも、リリスが知るアグニは身の程を分かっていた。憎たらしくなるぐらいに物事を俯瞰し、冷徹な判断を下せる人間だった。……そうでないなら、一体どうして共闘していた仲間を見捨てて一人撤退するという判断が下せたというのか。
今まで対峙してきた時に感じた嫌な記憶が、リリスに警戒を解かせてくれない。アグニの命は今カイルの手のひらの上に載っているはずなのに、心のどこかで『安心してはいけない』という声が聞こえるような気がする。……少なくとも、勝算を全く持たないままここに飛び込んだはずなどないのだから。
「身の程ならきっちり弁えてるさ、今の状況だって一応は大将の読み通りだ。――それで、ここに来た要件を話せばいいんだっけか? 『どうして俺がここに来れたのか』とか『どうしてこのタイミングなのか』とか、いろんな疑問についても聞き出せるかもしれないぜ?」
「要らぬ、大方予想は付いているからな。時間稼ぎに付き合ってやるつもりはない」
いつまた首を絞められるか分からない状況の中で不敵な笑みを浮かべるアグニに、カイルは淡々とした姿勢を貫き続ける。ついさっきまでの会議で見せていたどこか気さくな一面は完全に消え失せ、残っているのは冷徹な『皇帝』としての側面だけだ。
あれを目の前にして抗えるだろうかと、そんな疑問が首をもたげる。何かの間違いでカイルを敵に回した未来があるとするならば、『夜明けの灯』はどうなるのか。……ふとイメージして、リリスはすぐにその考えを打ち消した。
マイナスな想像しか思いつかなかったのだ。一切合切全ての策を正面から打ち破られるか、それとも勝負にすらならずに一瞬で制圧されるか。どちらにせよ、今の『夜明けの灯』でカイルに打ち勝つことは不可能だ。カイルがどんな魔術を使っているのか分からない限り、どう足掻いても必敗を覆すことは出来ないだろう。そしてそれはきっと、クライヴ達にも言えることだ。
「そうかよ、そいつは残念だ。仕方ねえ、それじゃあさっさと本題に入るとするか」
そんな考えをよそに、アグニは軽く息を吐く。正面のカイルから外れたその視線は、珍しく正装と思しき黒のタキシードを纏った胸元へと向けられていた。
「そのためにもよ、一旦片腕と胸元の拘束を解いてくれねえか。この中にあるもんを渡せねえと話が円滑に進まないからな」
胸元と正面を行ったり来たりさせながら、気楽な様子でアグニはそう頼み込む。……アグニの言葉に即答されなかったのは、これが初めての事だった。
持ち物の取り出しを許すことのリスクが高いことは、きっとカイルも重々承知しているのだろう。今はカイルがアグニに初見殺しを食らわせている状況だが、こちらも初見殺しを食らってしまえば状況はいくらでも変わり得る。本当にこの状況が計算通りの物ならば、片腕だけで盤面を覆せるような切り札が持ち込まれていても何らおかしくはなかった。
「……分かった、余がその物とやらを直々に取り出してやろう。それが貴様の害意を証明した瞬間、貴様の全身は細切れになると思え」
しばらく沈黙した末に、カイルは小さく頷いて妥協案を提示する。アグニの自由を許さず、しかし要件を確認できるという点では、これ以上ない妥協点と言ってもいい塩梅だろう。
「分かったよ、どうせこっちの主張が全部通るとは思ってなかったしな。それに、皇帝が直々に受け取ってくれるって言うならそれで十分だ」
視線だけで軽く天を仰ぎながら、アグニはその提案を意外にもあっさりと受け入れる。危険を一つ摘み取れたと考えればいいことのように思えるのだが、ここまですんなり話が進むのも中々怖いものがあった。
あくまで今アグニと話をしているのはカイルで、リリスはその場に居合わせた観衆のうちの一人でしかない。それなのに、心臓は嫌な予感を訴えるかのようにドクドクと鼓動を早めている。……カイルの手がタキシードの裏へと潜り込んだ瞬間、それはさらに激しく主張を始めていて。
(……何なの、これは)
今更止めることは出来ず、カイルはアグニから、ひいてはクライヴからの届け物を受け取るほかない。そう分かっていても、嫌な予感は消えないままだ。……まだ何か『足りていない』と感じてしまうような、そんな違和感。
「さっきさ、俺たちは身の程をわきまえてるって話をしただろ? せっかくだから、俺たちがどんな立場でここにいるのかはっきりと教えてやるよ」
カイルの手がゆっくりとタキシードの中から引き戻され始めたタイミングで、アグニはどこか楽しそうな様子で言葉を紡ぎ始める。……露わになったカイルの手の中に握られていたのは、少し大きめな一枚の紙切れだった。
「……な」
それに視線をやった瞬間、カイルの表情が僅かに硬くなるのをリリスの目は見逃さない。今までただ淡々と処理してきた皇帝に、初めて動揺の色が浮かび上がっている。
待ってましたと言わんばかりにアグニの笑みは深まり、場の空気が一瞬にして塗り替えられる。……ぞわりと、体の芯を冷たい何かが駆け抜けていくのが分かった。
「いいか、俺たちはまっとうな挑戦者だ。お前たち共同戦線の全てを否定し、破壊した上で勝ちに行く。今回の目的のためには、闇討ちやら不意打ちやらで勝ってもしょうがないところがあるからよ」
言葉が続かないカイルの前で、アグニは意気揚々と言葉を並べ立て続ける。その視線は、カイルの周りにいるリリスたちにも確かに突き付けられているもので。
「――んじゃ、改めて正式に。『僕たち『落日の天』は、カイル・ヴァルデシリアに対し『帝位簒奪戦』を申し込む。どこまでも真っ当に、君たちの作り上げた国を否定しよう』。……俺たちの大将ってよ、中々言葉選びのセンスがあると思わねえか?」
『帝位簒奪戦』などと言う物々しい単語を口にして、アグニは口の端を大きく吊り上げる。――首から下の動きを全て制限されているはずの男は今、この場の空気を完全に支配していた。
アグニがこの場に現れた意図も理由も、カイルは一切気にしていない。それこそがきっと、皇帝が皇帝たる所以の一つなのだ。
「捕らえよ」
名乗りを終えたアグニが次の行動に移るよりも早く、カイルの口は式句を紡ぐ。……アグニが突如不自然な姿勢で円卓の上に崩れ落ちたのは、それから一秒も経たないうちの事だった。
「……が、あ……ッ⁉」
自分の身に何が起こったのか理解できていないのか、アグニは体をじたばたさせながらどうにか姿勢を立て直そうとしている。しかし、まるで見えない縄にでも縛られているかのようにその手足は固められて動く気配を見せない。……これまでリリスたちを散々苦しめてきた手練れは、カイルを前にして一瞬で制圧されていた。
「さて、それでは貴様の用件を聞くとしよう。まさか命を落とす覚悟もせずに、余の本拠地に足を踏み入れたのではあるまいな?」
倒れ込むアグニへ冷たい視線を向け、カイルは淡々と言葉を続ける。アグニを拘束したことへの達成感も、それをやってのけたことを誇るような様子もない。ただ、カイルはどこまでもいつも通りだ。
どれだけ戦い続ければそうなれるのか、と。リリスたちとて浅からぬ戦闘経験を有しているはずなのに、なぜか無意識の内にそんなことを考えてしまう。カイルが居る領域は、今リリスたちが居るところからさらに二歩三歩と進んだ先にあるものだ。……そこに至るまで、彼はいったいどれだけの奪い奪われを繰り返してきたというのだろう。
「……っはは、流石皇帝様だ。容赦も慈悲もなく、ただ最適解だけを打ってきやがる……ッ、あ」
「要件以外を話すことは認めていないぞ、アグニ・クラヴィティア。これ以上無駄口が減らぬなら、余はお前の首を今すぐにでも落とさなければならぬ。貴様が今生かされているのは、その命がクライヴ・アーゼンハイトの首を取るための手がかりになり得るからであることを忘れるな」
拘束されても饒舌に言葉を並べるアグニに対し、カイルは軽く右手を握りこむような姿勢を取りながら警告する。いきなり言葉を詰まらせたアグニの呼吸は、首を見えない何かで絞められているかのように浅く不規則なものだった。
「命が惜しいのなら、己の立場と実力をわきまえるべきだ。……おめおめとここに現れた時点で、貴様にそのような能力があるとは到底思えないがな」
右手に籠めていた力を緩めつつ、カイルは吐き捨てるように告げる。自分の力を読み違えることがこの国ではどれだけの致命傷となるかは、この数日をかけてだんだんとリリスにも理解できつつあった。
だが、それ故にリリスは疑問を抱かずにはいられない。……少なくとも、リリスが知るアグニは身の程を分かっていた。憎たらしくなるぐらいに物事を俯瞰し、冷徹な判断を下せる人間だった。……そうでないなら、一体どうして共闘していた仲間を見捨てて一人撤退するという判断が下せたというのか。
今まで対峙してきた時に感じた嫌な記憶が、リリスに警戒を解かせてくれない。アグニの命は今カイルの手のひらの上に載っているはずなのに、心のどこかで『安心してはいけない』という声が聞こえるような気がする。……少なくとも、勝算を全く持たないままここに飛び込んだはずなどないのだから。
「身の程ならきっちり弁えてるさ、今の状況だって一応は大将の読み通りだ。――それで、ここに来た要件を話せばいいんだっけか? 『どうして俺がここに来れたのか』とか『どうしてこのタイミングなのか』とか、いろんな疑問についても聞き出せるかもしれないぜ?」
「要らぬ、大方予想は付いているからな。時間稼ぎに付き合ってやるつもりはない」
いつまた首を絞められるか分からない状況の中で不敵な笑みを浮かべるアグニに、カイルは淡々とした姿勢を貫き続ける。ついさっきまでの会議で見せていたどこか気さくな一面は完全に消え失せ、残っているのは冷徹な『皇帝』としての側面だけだ。
あれを目の前にして抗えるだろうかと、そんな疑問が首をもたげる。何かの間違いでカイルを敵に回した未来があるとするならば、『夜明けの灯』はどうなるのか。……ふとイメージして、リリスはすぐにその考えを打ち消した。
マイナスな想像しか思いつかなかったのだ。一切合切全ての策を正面から打ち破られるか、それとも勝負にすらならずに一瞬で制圧されるか。どちらにせよ、今の『夜明けの灯』でカイルに打ち勝つことは不可能だ。カイルがどんな魔術を使っているのか分からない限り、どう足掻いても必敗を覆すことは出来ないだろう。そしてそれはきっと、クライヴ達にも言えることだ。
「そうかよ、そいつは残念だ。仕方ねえ、それじゃあさっさと本題に入るとするか」
そんな考えをよそに、アグニは軽く息を吐く。正面のカイルから外れたその視線は、珍しく正装と思しき黒のタキシードを纏った胸元へと向けられていた。
「そのためにもよ、一旦片腕と胸元の拘束を解いてくれねえか。この中にあるもんを渡せねえと話が円滑に進まないからな」
胸元と正面を行ったり来たりさせながら、気楽な様子でアグニはそう頼み込む。……アグニの言葉に即答されなかったのは、これが初めての事だった。
持ち物の取り出しを許すことのリスクが高いことは、きっとカイルも重々承知しているのだろう。今はカイルがアグニに初見殺しを食らわせている状況だが、こちらも初見殺しを食らってしまえば状況はいくらでも変わり得る。本当にこの状況が計算通りの物ならば、片腕だけで盤面を覆せるような切り札が持ち込まれていても何らおかしくはなかった。
「……分かった、余がその物とやらを直々に取り出してやろう。それが貴様の害意を証明した瞬間、貴様の全身は細切れになると思え」
しばらく沈黙した末に、カイルは小さく頷いて妥協案を提示する。アグニの自由を許さず、しかし要件を確認できるという点では、これ以上ない妥協点と言ってもいい塩梅だろう。
「分かったよ、どうせこっちの主張が全部通るとは思ってなかったしな。それに、皇帝が直々に受け取ってくれるって言うならそれで十分だ」
視線だけで軽く天を仰ぎながら、アグニはその提案を意外にもあっさりと受け入れる。危険を一つ摘み取れたと考えればいいことのように思えるのだが、ここまですんなり話が進むのも中々怖いものがあった。
あくまで今アグニと話をしているのはカイルで、リリスはその場に居合わせた観衆のうちの一人でしかない。それなのに、心臓は嫌な予感を訴えるかのようにドクドクと鼓動を早めている。……カイルの手がタキシードの裏へと潜り込んだ瞬間、それはさらに激しく主張を始めていて。
(……何なの、これは)
今更止めることは出来ず、カイルはアグニから、ひいてはクライヴからの届け物を受け取るほかない。そう分かっていても、嫌な予感は消えないままだ。……まだ何か『足りていない』と感じてしまうような、そんな違和感。
「さっきさ、俺たちは身の程をわきまえてるって話をしただろ? せっかくだから、俺たちがどんな立場でここにいるのかはっきりと教えてやるよ」
カイルの手がゆっくりとタキシードの中から引き戻され始めたタイミングで、アグニはどこか楽しそうな様子で言葉を紡ぎ始める。……露わになったカイルの手の中に握られていたのは、少し大きめな一枚の紙切れだった。
「……な」
それに視線をやった瞬間、カイルの表情が僅かに硬くなるのをリリスの目は見逃さない。今までただ淡々と処理してきた皇帝に、初めて動揺の色が浮かび上がっている。
待ってましたと言わんばかりにアグニの笑みは深まり、場の空気が一瞬にして塗り替えられる。……ぞわりと、体の芯を冷たい何かが駆け抜けていくのが分かった。
「いいか、俺たちはまっとうな挑戦者だ。お前たち共同戦線の全てを否定し、破壊した上で勝ちに行く。今回の目的のためには、闇討ちやら不意打ちやらで勝ってもしょうがないところがあるからよ」
言葉が続かないカイルの前で、アグニは意気揚々と言葉を並べ立て続ける。その視線は、カイルの周りにいるリリスたちにも確かに突き付けられているもので。
「――んじゃ、改めて正式に。『僕たち『落日の天』は、カイル・ヴァルデシリアに対し『帝位簒奪戦』を申し込む。どこまでも真っ当に、君たちの作り上げた国を否定しよう』。……俺たちの大将ってよ、中々言葉選びのセンスがあると思わねえか?」
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