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14話 彼女を止めなきゃいけません!
しおりを挟む(マリン嬢を止めなきゃ!)
しかし、彼女に群がる紳士の多い事。
ダンスの申し込みが後を経たないのに彼女はダンスの相手は曲ごと変わるのでと言って聞かせる。
(彼女と2人きりになりたいのに!)
それは無理みたいだ。
会場がザワザワしている中、一層歓声が大きくなった。
アルバート王子が出てきたのだ。
会場に王子が着くとワルツが流れる。
側にいる紳士に手を差し伸べられたので私もダンスに参加する。
王子とマリン嬢が気になって仕方ない。
曲が変わる事に王子とマリン嬢はダンスをする順が近づいてるように見えるからだ。
そうしてついに彼らがダンスする番が回ってきた。
これにはダンスをしながら彼らを見る者も多い。
(絵になるわ・・・)
ショゲてもしょうがないけどやっぱり胸が軋む。
ダンスがこのまま続けば自然とパートナーは変わる。
(お願い!まだ音楽止まらないで!)
そう祈っていたのに虚しく曲は止まり2人は私が最初に王子と食事がある広間に向かったように当たり前に向かう。
最後にダンスした紳士が私に広間に行きましょうと誘うが私は気が気じゃない。
(嘘、行かないで!)
しかし広間にペアで向かう者達が多く、遅れて広間に入るとマリン嬢が王子に料理を取り分けた皿から料理をフォークに刺して大胆に食べさせようとしているところだった。
王子は戸惑いながら料理に口をつけようとする。
「ダメ!!」
たまらず声を上げ隣にいた紳士にも周りがなんだとざわつく。
(こんな事になるなら無理言って王子にポーションを飲んで貰えばよかったのよ!)
じゃないとマリン嬢に勝てる訳ない!
時は既に遅く王子はマリン嬢が勧めた料理を食べてしまった。
(もう、王子には振り向いてもらえないのね・・・)
悲しくて涙が出て視界が滲む。
きっと時間差ですぐ王子はマリン嬢の虜になる。
しかし、しばらくすると突然きゃあ!というマリン嬢と思われる悲鳴が広間に響いた。
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