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幸せを噛み締めて
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その数日後の月曜日。仕事帰りの私は、『riposo』で遅めのディナーを楽しんでいた。Web広告の効果かはわからないけれど、いつもよりお客さんがいるような気がする。
私がイタリア風のカツレツ――コトレッタを食べていると、祐樹さんがこちらに近付いて聞いてきた。
「紗季さん、デザートはどうする? ジェラートの味を選べるけど」
「えっと……じゃあ、チョコレート味で」
「OK」
祐樹さんが笑顔で席を離れた直後、入れ替わるように雛乃がやって来た。雛乃は、こっそりと私に耳打ちする。
「良かったね、お姉ちゃん。吾妻と仲直りしたんでしょ?」
私は、穏やかな気持ちで雛乃に微笑む。
「うん。……ありがとう、雛乃」
雛乃が厨房に戻りしばらくすると、ジェラートが運ばれてきた。私が程良い甘さのジェラートを堪能していると、カランカランとドアベルが鳴る。何気なくドアの方を見て、私は目を丸くした。
祐樹さんのお父様――吾妻康弘さんが、店内に入って来たのだ。
康弘さんは、キョロキョロと店内を見回して私の姿を見つけると、こちらの方に近付いてきた。私は、慌てて立ち上がり、康弘さんに挨拶をする。
「お、お久しぶりです、吾妻さん」
「畏まらなくて良い。今日は、真鍋さんに謝罪と報告をしようと思っただけなんだ」
「謝罪と報告……?」
私が首を傾げると、慌てた様子で祐樹さんがこちらに近付いて来る。
「父さん、なんでここに?……まさか今更、紗季さんと俺の交際に反対するとかじゃないよな!?」
その言葉を聞いて、私は一気に不安になった。どうしよう……私はちゃんと、祐樹さんのお父さんに認めてもらいたいのに……。
しかし、康弘さんは溜息を吐いて言った。
「早合点するんじゃない。私は、お前と真鍋さんに謝罪と報告をしようと思っただけだ。お前から、今日は真鍋さんを『riposo』でもてなす予定だと聞いたからな。丁度良いと思って来てみたんだ。お前の職場も見てみたかったしな」
「ああ、それで昨日俺の予定を聞いたのか……」
祐樹さんは、昨日康弘さんと電話で話したらしい。……それにしても、謝罪と報告って、一体何だろう?
「……真鍋さん、こちらの席にお邪魔しても良いだろうか?」
康弘さんが私の向かいにある椅子を指し示して聞いてきた。私は、慌てて「もちろんです、どうぞ」と答える。祐樹さんは、少し仕事を抜けて良いか店長に確認する為に一旦その場を離れた。
私は、四人掛けテーブルの窓側で康弘さんと向かい合って座る事になる。二人共無言になり、気まずい。
「……真鍋さん」
「ひゃいっ!?」
康弘さんに離し掛けられて、私の声が裏返る。康弘さんは、そんな私を見てフッと笑った。あ、この表情、祐樹さんと似てる。
康弘さんは、目を伏せがちにして言った。
「真鍋さんは、祐樹の側にいる為に小説家として活躍する夢を諦めようとしてくれたそうだね」
「え、ええ、まあ……」
私は曖昧に頷く。以前パーティーがあった時に、私が官能小説家だと自ら暴露した時の事を思い出して恥ずかしくなった。
康弘さんは、優しい声で言葉を続ける。
「……祐樹を大切に思ってくれてありがとう。でも、あなたは小説家を続けても大丈夫だ」
「え? それはどういう……」
「ごめん、紗季さん! 父さんと二人きりにして」
私が言いかけた時、祐樹さんがこちらに歩いて来た。店長の小山内さんに休憩しても良いと言われたらしく、今祐樹さんは私服のトレーナーを着ている。手に乗せているトレイには、三人分のコーヒーカップが乗っていた。
祐樹さんは、私の隣に座ると早速康弘さんに尋ねた。
「で、父さん。謝罪と報告って何だよ?」
康弘さんは、祐樹さんが運んできたコーヒーを一口飲んで言う。
「広美が帰国する事になった」
「母さんが!?」
祐樹さんが驚いた声を出す。そう言えば、祐樹さんのお母様である広美さんは今、海外の関連会社で働いてるんだっけ。
康弘さんは、頷いて言葉を続けた。
「向こうの会社の経営が安定していて、もう役員をしていた広美が帰国しても大丈夫だそうだ。広美が東京本社に来てくれれば、私が社長を引退する頃には、副社長がぐうの音も出せないような体制が整うだろう。何せあいつは、人を丸めこ……説得するのが得意だからな」
そうか。祐樹さんのお母様は、人を丸め込むのが上手いのか。それなら、智一さんや祐樹さんが社長にならなくても、康弘さんの経営方針を理解してくれる人が社長になるだろう。
「……そういうわけだから祐樹。お前は会社を継がなくて良い。このまま漫画家として頑張りなさい。真鍋さんも、小説家の道を諦めようなどと考えなくても大丈夫だ」
私の心が軽くなったような気がした。小説家としての夢を諦めなくていいんだ。祐樹さんとも、一緒にいていいんだ。
私は、笑顔で言った。
「……ありがとうございます、吾妻さん。祐樹さんの意思を尊重して下さって」
康弘さんは、ゆるゆると首を横に振った。
「いや、私は祐樹とあなたに謝らないといけないんだ。うちの会社の都合で二人を振り回してしまって、申し訳ない」
祐樹さんが、真剣な顔で言う。
「謝らないでくれ、父さん。俺がどうして吾妻建設を継ごうと思ったか分かるか?……俺が、父さんの事を尊敬してるからだよ。父さんが吾妻建設を大切に思っているのは知ってた。だから、父さんの経営方針をずっと先まで引き継いでいきたいと思ったんだよ。例え俺の漫画家としての夢を叶えられなくてもな」
康弘さんは、目を見開いて祐樹さんを見つめる。そして、目を伏せると穏やかな笑みを浮かべて言った。
「……ありがとう、祐樹……」
それからしばらく雑談をした後、私と康弘さんはレストランを後にした。私達二人を、祐樹さんがドアまで見送る。
「……では、私はこれで失礼する。真鍋さん、これからも祐樹の事を宜しく頼む」
康弘さんが深々と頭を下げる。私は、慌てて言った。
「いえ、そんな! 私の方が祐樹さんのお世話になって……。でも、この先もずっと祐樹さんの側にいたいと思っています」
康弘さんは、そんな私を見ると、穏やかな笑顔になりその場を後にした。
店のドア付近には、私と祐樹さんの二人しかいなくなる。祐樹さんは、私の姿をジッと見た後、いきなり私をギュッと抱き締めた。
「ゆ、祐樹さん!?」
私が驚いた声を出すと、祐樹さんは泣きそうな声で言った。
「俺……本当は、諦めたくなかったんだ。漫画家の活動も、紗季さんの事も……。良かった。紗季さんと一緒に居られて、本当に良かった……!!」
私は、目を見開いた後、祐樹さんの背中に腕を回した。
「……私も、祐樹さんと居られて嬉しいです……」
しばらく抱き合った後、祐樹さんは私から腕を離して夜空を見上げる。
「あ……紗季さん、星が綺麗だよ」
祐樹さんにつられて空を見上げた私は、思わず声を上げる。
「わあ……!!」
空には、数多の星たちがキラキラと輝いていた。まるで、黒い布に沢山のスパンコールが散りばめられているみたいだ。
「……これからもずっと、紗季さんとこういう風景を見られたら良いな……」
「そうですね……」
私達は、しばらく夜空を見上げていた。二人でいられる幸せを噛み締めながら。
私がイタリア風のカツレツ――コトレッタを食べていると、祐樹さんがこちらに近付いて聞いてきた。
「紗季さん、デザートはどうする? ジェラートの味を選べるけど」
「えっと……じゃあ、チョコレート味で」
「OK」
祐樹さんが笑顔で席を離れた直後、入れ替わるように雛乃がやって来た。雛乃は、こっそりと私に耳打ちする。
「良かったね、お姉ちゃん。吾妻と仲直りしたんでしょ?」
私は、穏やかな気持ちで雛乃に微笑む。
「うん。……ありがとう、雛乃」
雛乃が厨房に戻りしばらくすると、ジェラートが運ばれてきた。私が程良い甘さのジェラートを堪能していると、カランカランとドアベルが鳴る。何気なくドアの方を見て、私は目を丸くした。
祐樹さんのお父様――吾妻康弘さんが、店内に入って来たのだ。
康弘さんは、キョロキョロと店内を見回して私の姿を見つけると、こちらの方に近付いてきた。私は、慌てて立ち上がり、康弘さんに挨拶をする。
「お、お久しぶりです、吾妻さん」
「畏まらなくて良い。今日は、真鍋さんに謝罪と報告をしようと思っただけなんだ」
「謝罪と報告……?」
私が首を傾げると、慌てた様子で祐樹さんがこちらに近付いて来る。
「父さん、なんでここに?……まさか今更、紗季さんと俺の交際に反対するとかじゃないよな!?」
その言葉を聞いて、私は一気に不安になった。どうしよう……私はちゃんと、祐樹さんのお父さんに認めてもらいたいのに……。
しかし、康弘さんは溜息を吐いて言った。
「早合点するんじゃない。私は、お前と真鍋さんに謝罪と報告をしようと思っただけだ。お前から、今日は真鍋さんを『riposo』でもてなす予定だと聞いたからな。丁度良いと思って来てみたんだ。お前の職場も見てみたかったしな」
「ああ、それで昨日俺の予定を聞いたのか……」
祐樹さんは、昨日康弘さんと電話で話したらしい。……それにしても、謝罪と報告って、一体何だろう?
「……真鍋さん、こちらの席にお邪魔しても良いだろうか?」
康弘さんが私の向かいにある椅子を指し示して聞いてきた。私は、慌てて「もちろんです、どうぞ」と答える。祐樹さんは、少し仕事を抜けて良いか店長に確認する為に一旦その場を離れた。
私は、四人掛けテーブルの窓側で康弘さんと向かい合って座る事になる。二人共無言になり、気まずい。
「……真鍋さん」
「ひゃいっ!?」
康弘さんに離し掛けられて、私の声が裏返る。康弘さんは、そんな私を見てフッと笑った。あ、この表情、祐樹さんと似てる。
康弘さんは、目を伏せがちにして言った。
「真鍋さんは、祐樹の側にいる為に小説家として活躍する夢を諦めようとしてくれたそうだね」
「え、ええ、まあ……」
私は曖昧に頷く。以前パーティーがあった時に、私が官能小説家だと自ら暴露した時の事を思い出して恥ずかしくなった。
康弘さんは、優しい声で言葉を続ける。
「……祐樹を大切に思ってくれてありがとう。でも、あなたは小説家を続けても大丈夫だ」
「え? それはどういう……」
「ごめん、紗季さん! 父さんと二人きりにして」
私が言いかけた時、祐樹さんがこちらに歩いて来た。店長の小山内さんに休憩しても良いと言われたらしく、今祐樹さんは私服のトレーナーを着ている。手に乗せているトレイには、三人分のコーヒーカップが乗っていた。
祐樹さんは、私の隣に座ると早速康弘さんに尋ねた。
「で、父さん。謝罪と報告って何だよ?」
康弘さんは、祐樹さんが運んできたコーヒーを一口飲んで言う。
「広美が帰国する事になった」
「母さんが!?」
祐樹さんが驚いた声を出す。そう言えば、祐樹さんのお母様である広美さんは今、海外の関連会社で働いてるんだっけ。
康弘さんは、頷いて言葉を続けた。
「向こうの会社の経営が安定していて、もう役員をしていた広美が帰国しても大丈夫だそうだ。広美が東京本社に来てくれれば、私が社長を引退する頃には、副社長がぐうの音も出せないような体制が整うだろう。何せあいつは、人を丸めこ……説得するのが得意だからな」
そうか。祐樹さんのお母様は、人を丸め込むのが上手いのか。それなら、智一さんや祐樹さんが社長にならなくても、康弘さんの経営方針を理解してくれる人が社長になるだろう。
「……そういうわけだから祐樹。お前は会社を継がなくて良い。このまま漫画家として頑張りなさい。真鍋さんも、小説家の道を諦めようなどと考えなくても大丈夫だ」
私の心が軽くなったような気がした。小説家としての夢を諦めなくていいんだ。祐樹さんとも、一緒にいていいんだ。
私は、笑顔で言った。
「……ありがとうございます、吾妻さん。祐樹さんの意思を尊重して下さって」
康弘さんは、ゆるゆると首を横に振った。
「いや、私は祐樹とあなたに謝らないといけないんだ。うちの会社の都合で二人を振り回してしまって、申し訳ない」
祐樹さんが、真剣な顔で言う。
「謝らないでくれ、父さん。俺がどうして吾妻建設を継ごうと思ったか分かるか?……俺が、父さんの事を尊敬してるからだよ。父さんが吾妻建設を大切に思っているのは知ってた。だから、父さんの経営方針をずっと先まで引き継いでいきたいと思ったんだよ。例え俺の漫画家としての夢を叶えられなくてもな」
康弘さんは、目を見開いて祐樹さんを見つめる。そして、目を伏せると穏やかな笑みを浮かべて言った。
「……ありがとう、祐樹……」
それからしばらく雑談をした後、私と康弘さんはレストランを後にした。私達二人を、祐樹さんがドアまで見送る。
「……では、私はこれで失礼する。真鍋さん、これからも祐樹の事を宜しく頼む」
康弘さんが深々と頭を下げる。私は、慌てて言った。
「いえ、そんな! 私の方が祐樹さんのお世話になって……。でも、この先もずっと祐樹さんの側にいたいと思っています」
康弘さんは、そんな私を見ると、穏やかな笑顔になりその場を後にした。
店のドア付近には、私と祐樹さんの二人しかいなくなる。祐樹さんは、私の姿をジッと見た後、いきなり私をギュッと抱き締めた。
「ゆ、祐樹さん!?」
私が驚いた声を出すと、祐樹さんは泣きそうな声で言った。
「俺……本当は、諦めたくなかったんだ。漫画家の活動も、紗季さんの事も……。良かった。紗季さんと一緒に居られて、本当に良かった……!!」
私は、目を見開いた後、祐樹さんの背中に腕を回した。
「……私も、祐樹さんと居られて嬉しいです……」
しばらく抱き合った後、祐樹さんは私から腕を離して夜空を見上げる。
「あ……紗季さん、星が綺麗だよ」
祐樹さんにつられて空を見上げた私は、思わず声を上げる。
「わあ……!!」
空には、数多の星たちがキラキラと輝いていた。まるで、黒い布に沢山のスパンコールが散りばめられているみたいだ。
「……これからもずっと、紗季さんとこういう風景を見られたら良いな……」
「そうですね……」
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