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Wセンター 編
どこをMonopoly?
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マネ「みんな集まったー?じゃあ、今いるメンバーに今回の企画を説明するから、よく聞いてね」
今夜、選抜メンバーで出演する歌番組のリハーサルの合間。
私とかっきーを含むメンバーが数人、収録スタジオの控室の一角に集められていた。
~~~~~~~~~~
マネ「……っていう企画になります。短い動画だけど、公式チャンネルで公開されるやつだから。みんなしっかり考えてね」
マネージャーさんの説明によると、今回はペアで動画を撮影する企画。
34thシングルのタイトルにちなんで、一人が"Monopoly"する側、もう一人がされる側に分かれるらしい。
する側は、ペアになった相手の身体の部位をどこでも"独り占め"できるんだとか。
マネ「かっきーはさくとペアで、かっきーがMonopolyする側、でいいよね?」
遥香「はーい。さくちゃん、よろしくね」
さくら「うん。私、かっきーにMonopolyされちゃうんだ…えへへ」
企画で決められたからとはいえ、かっきーと一緒になれるのはやっぱり嬉しい。
密かに喜んでいると、
和「はぁ~~…これは神企画、そして神カップリング…」
美空「いやほんと。動画アップされたらループ確定…私一人で100万回再生いっちゃう」
なんだか、私以上に喜んでいるメンバーもいるみたいだけど…
~~~~~~~~~~
マネ「じゃあかっきー、さくちゃんの体のどこをMonopolyするかいちばん先に決めていいよ」
身体の部位が他のペアと被ると似たような動画になってしまうので、1組ずつ順番に決めていくらしい。
当然、先に決めるほうが選択肢が多くて自由に選べる。
「いいんですか?!やった!え~っと、じゃあ、どうしよっかな~…」
センターの特権、ってことなのかな。
初めに指名されたかっきーが、目を輝かせて私の全身をまじまじと見てくる。
(どうしよう…かっきーにそんなにじっくり見られちゃったら、私……)
つい、唇にキュッと力を込めてしまう。
恥ずかしい時、照れた時、どうしたらいいか分からず困った時、、私はよくこの顔をする。
写真集の表紙の一つにも使われた、私の癖だ。
「あ~~もぅそのお口!!かわいい!!私、独り占めしたいのはやっぱり、さくちゃんのくちび…」
マネ「あ、かっきー。冗談でも『さくちゃんの唇を独り占め』なんて言っちゃダメだよ?動画に大げさなタイトル付けちゃうと、2人のファンを変に期待させちゃうから」
かっきーが言い切る寸前で、マネージャーさんが早口で制した。
「わ、分かってますよ…そんな、企画に便乗してさくちゃんの唇を奪おうなんてハレンチな…」
"ハレンチ"って久しぶりに聞いたかも。
そうだよね、かっきーなら企画なんて関係なく奪ってくれるもんね。
「えーっと、じゃあ……うーん…」
再考し始めたかっきーだったけど、いちど唇に狙いを定めてしまったせいかな。
他のアイデアが浮かびにくくなっちゃったみたい。
「あっ…あの、みんなを待たせるのも悪いので、5期生の子たちから決めてもらってもいいですよ」
自分のせいで他のメンバーを手持ち無沙汰にさせていると感じたのか、かっきーがマネージャーさんに提案する。
和「いえ、そんな!遥香さん、自由に決めてください!」
美空「そうですよ!さくらさんの好きなところを、好きに独り占めしちゃってください!」
などと5期生の子たちも初めは遠慮したり盛り上がったりしていたけど、マネージャーさんからも促されるとそれぞれのMonopoly案をプレゼンし始めた。
美空「えっと、じゃあ私、いいですか?先輩と見つめ合って『瞳』を独り占めっていうの考えたんですけど。お相手は、出来れば美月さんで!」
美月さんのあの目力を真っ向から受け止めようなんて、さすが美空ちゃん。積極的だなぁ。それに、瞳を独り占めって響きもなんだか素敵。
咲月「私は、久保さんの白くて綺麗なお顔をツンツンしてみたくて…『ほっぺ』を独り占め、ってかわいくないですか?」
触ってみたいところを独り占めかぁ。シンプルだけどそれもいいな。
和「じゃあ私は美波さんと……」
みんなが個性豊かなMonopoly案を出していって、次々と決めていく。
マネ「かっきー、どう?そろそろ決まりそう?」
「え…あ…うぅ……さ、さくちゃん、どうしよぅ……」
5期生の発想力に驚いたのと、早い者勝ち方式でどんどん選択肢が減っていくことに気づいたせいだろう。
かっきーが分かりやすく動揺し始める。
「かっきー、大丈夫だよ。こういうのって、選択肢が少なくなった方が決めやすいんだから。先にみんなに決めてもらってから考えてみようよ」
優柔不断な私から出来る、せめてものフォローだった。
それに、こんなこと言ったらかっきーに悪いけど。
決められなくてオロオロしてるかっきーもかわいいから、もうちょっと見ていたい。
とはいえ、ただ見ているだけというのも申し訳ないから。
かっきーを安心させるため、そっと抱き寄せてぽんぽんと頭を撫でる。
「大丈夫大丈夫…よしよし」
「ふぇーん……さくちゃーん…」
子供のような声を出して、私の肩に頭を乗せてくる。
(あぁ……甘えん坊のかっきー…かわいい……もうこのまま2人っきりになりたい……そして私がかっきーをMonopolyしたい……!)
「…………あれ…?かっきー、それいいじゃん!」
妄想を始めかけた私を現実に引き戻したのは、何かに気付いたようなマネージャーさんの一言だった。
「え?なんですか?」
「いや、だから今やってるそれ!さくちゃんの肩に顔を乗せてて」
マネージャーさんから提案されたのは"かっきーが私の肩をMonopolyする"というアイデアだった。
遥香「う~ん、でも、肩をMonopolyってちょっと弱くないですか?やっぱり唇とかのほうが…」
(唇、まだ諦めてなかったのね……)
さくら「いや、私も良いと思うよ?」
私もマネージャーさんを後押ししてみる。
そろそろ決めてしまって、悩めるかっきーを楽にしてあげたい。
「そう?さくちゃんもそう言ってくれるなら……じゃあ、これでいこっかな。あ、それに、こうしてるとめっちゃ良い香りすることに気付いた」
「え?そ、そう?」
「うん。はぁ~……さくちゃんの香り、好き」
そのまま、鼻をくんくんしながら顔を近づけてくるかっきー。
「ちょっ…と……かっきー…くすぐったい…」
「う~ん、もうちょっと…あ、ここ、特に良い香り…」
「かっきー、だめ……ほら、みんな、見てる、からっ……あぁっ……♡」
肩を掴んで押し返そうとしても、夢中になったかっきーの勢いは止まらない。
右のうなじのあたりにかっきーの吐息を感じると、思わず変な声が漏れてしまって力も入らない。
美空「え…えっ……?ねぇ、これって私たち見てていいの…?」
咲月「いいの?って言いながらなんでもうカメラ構えてんのよ。それ盗撮だからね。あと、和…」
和「………………」
咲月「あんたはガン見し過ぎ!」
和「………………えっ?あっ、ごめん、なに?」
5期生のみんなに見られてるのがすごく恥ずかしい。しかも、盛り上がっちゃって止めに入ってくれそうになかった。
ここはもう、同期を頼るしか……
「ま、まゆたん、助けて~…」
まゆたん蓮加さんペアが少し離れたところにいたので、助けを求める。
声が届いてこちらの様子に気付いてくれたのは良いけど、なぜかニヤニヤと眺めているだけだった。
真佑「え~?でも、5期生ちゃんは喜んでるみたいだし、私には止められないな~。それにさく、ほんとは嬉しいくせに♡」
「そ、そんなぁ~…」
蓮加さんも私たちに気付いてくれたけど、こちらはなぜか不満そう。
蓮加「っていうか、かっきー良いなぁ。私も久しぶりにさくの香りかぎたいんだけど」
真佑「あ、それ良いですねぇ。じゃあ私もー」
「えっ、ちょ、ちょっと待って……!!」
その後、なぜか3人からもみくちゃにされてしまった私。
騒ぎ過ぎたせいで、4人まとめてマネージャーさんに叱られる羽目になった。
(な、なんで私まで……)
~~~~~~~~~~~
「さくちゃん、ごめんね?私が夢中になっちゃったせいで……もしかして、怒っちゃった?」
企画の話もまとまり、楽屋でかっきーと並んでようやく落ち着いていた。
「もぅ……別に怒ってはない、けど…」
「けど?」
「ああいうのは、2人きりの時に、、ね?」
「そ、そうだよね……私たちのこと、みんなにバレたら困るし」
「うんうん。肩だったら、いつでもいいから」
首を少し傾けて、ここ空いてるよとアピールをする。
「えへへ、ありがと。じゃあ、甘えたくなったら借りようかな」
「うん!」
私なんかの肩でかっきーを少しでも支えられるなら。
ツラいことや悲しいことを少しでも分けてもらえるなら。
いくらでも独り占めしてほしい。
~続く~
今夜、選抜メンバーで出演する歌番組のリハーサルの合間。
私とかっきーを含むメンバーが数人、収録スタジオの控室の一角に集められていた。
~~~~~~~~~~
マネ「……っていう企画になります。短い動画だけど、公式チャンネルで公開されるやつだから。みんなしっかり考えてね」
マネージャーさんの説明によると、今回はペアで動画を撮影する企画。
34thシングルのタイトルにちなんで、一人が"Monopoly"する側、もう一人がされる側に分かれるらしい。
する側は、ペアになった相手の身体の部位をどこでも"独り占め"できるんだとか。
マネ「かっきーはさくとペアで、かっきーがMonopolyする側、でいいよね?」
遥香「はーい。さくちゃん、よろしくね」
さくら「うん。私、かっきーにMonopolyされちゃうんだ…えへへ」
企画で決められたからとはいえ、かっきーと一緒になれるのはやっぱり嬉しい。
密かに喜んでいると、
和「はぁ~~…これは神企画、そして神カップリング…」
美空「いやほんと。動画アップされたらループ確定…私一人で100万回再生いっちゃう」
なんだか、私以上に喜んでいるメンバーもいるみたいだけど…
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マネ「じゃあかっきー、さくちゃんの体のどこをMonopolyするかいちばん先に決めていいよ」
身体の部位が他のペアと被ると似たような動画になってしまうので、1組ずつ順番に決めていくらしい。
当然、先に決めるほうが選択肢が多くて自由に選べる。
「いいんですか?!やった!え~っと、じゃあ、どうしよっかな~…」
センターの特権、ってことなのかな。
初めに指名されたかっきーが、目を輝かせて私の全身をまじまじと見てくる。
(どうしよう…かっきーにそんなにじっくり見られちゃったら、私……)
つい、唇にキュッと力を込めてしまう。
恥ずかしい時、照れた時、どうしたらいいか分からず困った時、、私はよくこの顔をする。
写真集の表紙の一つにも使われた、私の癖だ。
「あ~~もぅそのお口!!かわいい!!私、独り占めしたいのはやっぱり、さくちゃんのくちび…」
マネ「あ、かっきー。冗談でも『さくちゃんの唇を独り占め』なんて言っちゃダメだよ?動画に大げさなタイトル付けちゃうと、2人のファンを変に期待させちゃうから」
かっきーが言い切る寸前で、マネージャーさんが早口で制した。
「わ、分かってますよ…そんな、企画に便乗してさくちゃんの唇を奪おうなんてハレンチな…」
"ハレンチ"って久しぶりに聞いたかも。
そうだよね、かっきーなら企画なんて関係なく奪ってくれるもんね。
「えーっと、じゃあ……うーん…」
再考し始めたかっきーだったけど、いちど唇に狙いを定めてしまったせいかな。
他のアイデアが浮かびにくくなっちゃったみたい。
「あっ…あの、みんなを待たせるのも悪いので、5期生の子たちから決めてもらってもいいですよ」
自分のせいで他のメンバーを手持ち無沙汰にさせていると感じたのか、かっきーがマネージャーさんに提案する。
和「いえ、そんな!遥香さん、自由に決めてください!」
美空「そうですよ!さくらさんの好きなところを、好きに独り占めしちゃってください!」
などと5期生の子たちも初めは遠慮したり盛り上がったりしていたけど、マネージャーさんからも促されるとそれぞれのMonopoly案をプレゼンし始めた。
美空「えっと、じゃあ私、いいですか?先輩と見つめ合って『瞳』を独り占めっていうの考えたんですけど。お相手は、出来れば美月さんで!」
美月さんのあの目力を真っ向から受け止めようなんて、さすが美空ちゃん。積極的だなぁ。それに、瞳を独り占めって響きもなんだか素敵。
咲月「私は、久保さんの白くて綺麗なお顔をツンツンしてみたくて…『ほっぺ』を独り占め、ってかわいくないですか?」
触ってみたいところを独り占めかぁ。シンプルだけどそれもいいな。
和「じゃあ私は美波さんと……」
みんなが個性豊かなMonopoly案を出していって、次々と決めていく。
マネ「かっきー、どう?そろそろ決まりそう?」
「え…あ…うぅ……さ、さくちゃん、どうしよぅ……」
5期生の発想力に驚いたのと、早い者勝ち方式でどんどん選択肢が減っていくことに気づいたせいだろう。
かっきーが分かりやすく動揺し始める。
「かっきー、大丈夫だよ。こういうのって、選択肢が少なくなった方が決めやすいんだから。先にみんなに決めてもらってから考えてみようよ」
優柔不断な私から出来る、せめてものフォローだった。
それに、こんなこと言ったらかっきーに悪いけど。
決められなくてオロオロしてるかっきーもかわいいから、もうちょっと見ていたい。
とはいえ、ただ見ているだけというのも申し訳ないから。
かっきーを安心させるため、そっと抱き寄せてぽんぽんと頭を撫でる。
「大丈夫大丈夫…よしよし」
「ふぇーん……さくちゃーん…」
子供のような声を出して、私の肩に頭を乗せてくる。
(あぁ……甘えん坊のかっきー…かわいい……もうこのまま2人っきりになりたい……そして私がかっきーをMonopolyしたい……!)
「…………あれ…?かっきー、それいいじゃん!」
妄想を始めかけた私を現実に引き戻したのは、何かに気付いたようなマネージャーさんの一言だった。
「え?なんですか?」
「いや、だから今やってるそれ!さくちゃんの肩に顔を乗せてて」
マネージャーさんから提案されたのは"かっきーが私の肩をMonopolyする"というアイデアだった。
遥香「う~ん、でも、肩をMonopolyってちょっと弱くないですか?やっぱり唇とかのほうが…」
(唇、まだ諦めてなかったのね……)
さくら「いや、私も良いと思うよ?」
私もマネージャーさんを後押ししてみる。
そろそろ決めてしまって、悩めるかっきーを楽にしてあげたい。
「そう?さくちゃんもそう言ってくれるなら……じゃあ、これでいこっかな。あ、それに、こうしてるとめっちゃ良い香りすることに気付いた」
「え?そ、そう?」
「うん。はぁ~……さくちゃんの香り、好き」
そのまま、鼻をくんくんしながら顔を近づけてくるかっきー。
「ちょっ…と……かっきー…くすぐったい…」
「う~ん、もうちょっと…あ、ここ、特に良い香り…」
「かっきー、だめ……ほら、みんな、見てる、からっ……あぁっ……♡」
肩を掴んで押し返そうとしても、夢中になったかっきーの勢いは止まらない。
右のうなじのあたりにかっきーの吐息を感じると、思わず変な声が漏れてしまって力も入らない。
美空「え…えっ……?ねぇ、これって私たち見てていいの…?」
咲月「いいの?って言いながらなんでもうカメラ構えてんのよ。それ盗撮だからね。あと、和…」
和「………………」
咲月「あんたはガン見し過ぎ!」
和「………………えっ?あっ、ごめん、なに?」
5期生のみんなに見られてるのがすごく恥ずかしい。しかも、盛り上がっちゃって止めに入ってくれそうになかった。
ここはもう、同期を頼るしか……
「ま、まゆたん、助けて~…」
まゆたん蓮加さんペアが少し離れたところにいたので、助けを求める。
声が届いてこちらの様子に気付いてくれたのは良いけど、なぜかニヤニヤと眺めているだけだった。
真佑「え~?でも、5期生ちゃんは喜んでるみたいだし、私には止められないな~。それにさく、ほんとは嬉しいくせに♡」
「そ、そんなぁ~…」
蓮加さんも私たちに気付いてくれたけど、こちらはなぜか不満そう。
蓮加「っていうか、かっきー良いなぁ。私も久しぶりにさくの香りかぎたいんだけど」
真佑「あ、それ良いですねぇ。じゃあ私もー」
「えっ、ちょ、ちょっと待って……!!」
その後、なぜか3人からもみくちゃにされてしまった私。
騒ぎ過ぎたせいで、4人まとめてマネージャーさんに叱られる羽目になった。
(な、なんで私まで……)
~~~~~~~~~~~
「さくちゃん、ごめんね?私が夢中になっちゃったせいで……もしかして、怒っちゃった?」
企画の話もまとまり、楽屋でかっきーと並んでようやく落ち着いていた。
「もぅ……別に怒ってはない、けど…」
「けど?」
「ああいうのは、2人きりの時に、、ね?」
「そ、そうだよね……私たちのこと、みんなにバレたら困るし」
「うんうん。肩だったら、いつでもいいから」
首を少し傾けて、ここ空いてるよとアピールをする。
「えへへ、ありがと。じゃあ、甘えたくなったら借りようかな」
「うん!」
私なんかの肩でかっきーを少しでも支えられるなら。
ツラいことや悲しいことを少しでも分けてもらえるなら。
いくらでも独り占めしてほしい。
~続く~
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