35 / 50
第四章
第八節
しおりを挟む
「颯斗先輩ッ!!」
切羽詰まった声が、十八歳の人間──颯斗の耳にぼんやりとではなく鮮明に届いた。
颯斗はぎょっとした顔をそのまま声の主に向ける。
「陽翔」
声の主は、サッカー部の後輩である篠田陽翔だった。
颯斗は陽翔の気配に全く気づかなかった。また、今しがたの陽翔の大声から察する。
陽翔は颯斗に何度か声をかけた。だが、颯斗が無反応だったので声を張り上げたのだろう、と。
陽翔はアップルグリーンの爽やかな傘を差しつつ、心配そうにこちらを窺っている。
陽翔は雪弥の友人であり、この状況で颯斗が最も会いたくない人物でもあった。
今の状況で陽翔に会いたくない理由。それは、陽翔は洞察力が鋭くて油断ならないからである。
颯斗はガードレールを既に越えていた上半身を何とか引き戻して地面に着地した。
「……驚いたな。君もここを通って帰るんだ?」
颯斗は陽翔ににこりと微笑みかけた。
死ねなかった、と胸の内では重々しく呟いていたが。
「はい、近道なんで!」
陽翔はそう答えてふわりと微笑み返した。
とても自殺しようとする先輩を目撃した直後とは思えない。だが。多分、平静を装っているだけなのだと思う。
陽翔の笑顔が、颯斗には安堵したように見えたからだ。『間に合って良かった』とほっとしているような、そんな笑顔に。
颯斗は何事もなかったかのように一度捨てた自分の傘と学生鞄を拾いに行く。
傘を拾い上げようと屈むと、髪から水滴がポタポタと落ちた。ふと気づけば、髪だけでなく制服も濡れており、肌に張り付いている。
土砂降りの中、傘を放り投げたのだから自業自得である。
颯斗は傘を差して学生鞄を手に持つ。すると、タイミングを見計らったかのように陽翔が軽く頭を下げた。
「俺、邪魔しちゃいましたよね? すみません!」
陽翔は颯斗に合わせて、何もなかったかのように話している。だから、『せっかくの一人の時間を邪魔してしまって申し訳ない』という事だろうが。
隠しきれてない、と颯斗は思った。
陽翔は冗談っぽく笑っているが、目つきは真剣そのものだったからだ。
もしかしたら、陽翔は颯斗の自殺を邪魔した事が正解だったのかどうかを考えているのかもしれない。
考えすぎだよ……。もし。あのまま僕が死んで逃げたら、侑聖と雪弥は自分を責めてしまうと思う。
だから陽翔。止めてくれてありがとう。それから……、迷惑かけてごめん。
「別にいいよ」
颯斗は首を横に振った。
「けど、誰も通らないと思ってつい長々と眺めてしまったよ」
言いつつ颯斗は用水路を指差す。
陽翔は「へぇ!」と声を上げて、颯斗の左隣にやってきた。
「俺も先輩と一緒に眺めてもいいですか?」
陽翔はそう訊きながら、興味津々な表情で用水路を見下ろす。
「いや、別に無理して僕に付き合わなくてもいいよ」
颯斗はわざと不機嫌そうな声で言った。
「いやいや、無理は一ミリもしてないんで気にしないでください!」
陽翔は柔らかな微笑を浮かべながらそう答えた。
だから、颯斗は「無理してないならいいけど」と返すしかない。
「……うーん。やっぱ、小魚全然いないや」
陽翔が少し残念そうな表情でそう言ったので、
「小魚?」
颯斗は思わず訊き返した。
「ああ、普段は可愛い小魚がいっぱい泳いでて癒されるんです」
「それは知らなかったな……。陽翔は僕より詳しいね」
「えー、尊敬《リスペクト》してる颯斗先輩に褒められるなんて、なんか照れちゃうなぁ!」
「へぇ。本当に尊敬《リスぺクト》してる?」
「なっ!? めちゃめちゃしてますってー! ……やっぱ、先輩って俺にだけちょっぴり意地悪ですよねー」
「そんな事ないよ」
颯斗がそう返した時、ピカッと雷が光った。やがて、ゴロゴロと低い音が鳴り響く。
そして、陽翔が登場してから少し弱まっていた雨もまた、再び激しくなり始めた。
「ねぇ、颯斗先輩……。さっきの雷も、超やばかったですよね? 光も音も」
陽翔の問いに颯斗は「ああ」と小さく頷く。
「なんか……、『今日は早く帰った方がいいぞい』っていう神様からの忠告っぽい!」
だからもう帰りません?
陽翔はそう提案してきた。
明るい笑顔を浮かべているが、明らかに緊張した声音だった。
……うん。陽翔は僕を用水路から遠ざけようとしてるんだね。僕を死なせない為に。
悪いけど──、
「いや、僕はもう少しだけ眺める。君は先に帰ってていいよ」
君が帰った後に、もう一度チャレンジしたいんだ。
「了解です!」
颯斗の返答に陽翔は意外にもあっさり諦めた──かと思ったが、どうやら違うらしい。
陽翔はその場から一歩も動かないし、神妙な面持ちで用水路をずっと眺めているからだ。
数秒の沈黙の後、颯斗と陽翔は同時に口を開いた。
「帰らないのか?」
「喉乾きません?」
「……僕は乾いてないけど」
「俺、めっちゃ乾いてて。ジュース奢ってくれません?」
「珍しく図々しいね」
「これが俺の本性なんです。がっかりしました?」
颯斗は陽翔をじろりと睨んだ。
「本当は?」
すると、陽翔は「嫌だなぁ、疑ってます?」と苦笑した。
「本当に蒸し暑くて喉乾いたからですよ。先輩も顔色悪いですし、自販機で飲み物買いません?」
さらりと言われたので、うっかり聞き流すところだった。
顔色が悪い──?
陽翔からの思いがけない指摘に颯斗は動揺する。
……多分、陽翔は僕と会った時から気づいてたんだ。
「顔色が悪い? 普通だよ。僕の顔は元々青白いからそう見えるだけで」
颯斗は平静を装いつつすぐに否定した。
だが、陽翔は「ううん」と首を横に振った。
「普段より顔色悪い。真っ青です。それに、雨で全身びしょ濡れだし、風邪を引かない為にも早く帰りましょう?」
陽翔は言い終わると、琥珀色の二つの瞳でこちらをじっと見据えた。
ああ、まずいな。このままじゃまずい。これはもう、強引に話を逸らすしかないか……。
颯斗は急いで口を開いた。
「僕には去年から気がかりな事がある。それは君の笑顔についてだ」
完全に不意を突かれたのだろう。陽翔は「えっ……」と声を洩らした。
「俺の笑顔、ですか?」
訊き返した陽翔に、
「無理に笑わなくていい」
颯斗は静かな声音で答えた。
颯斗の言葉に陽翔は一瞬面食らった顔になる。
「今日……自殺しようとするところを陽翔に見せて、気を遣って笑わせてしまった僕が言うべきじゃないのは分かってる。……けど君は普段から……特に去年の九月初め頃からよく無理して笑うようになったよね。だから心配なんだ」
颯斗がそのように続けると、
「心配しなくても大丈夫です」
陽翔は穏やかに微笑んだ。
「俺は無理して笑ってない。ハッピーだから笑ってるんです。ほら見て!! この爽やかスマイル!」
ニコニコと笑う陽翔を颯斗はひどく悲しい目で見ていた。
君の笑顔を見ると悲しい気持ちになる。涙を零しながらも懸命に笑おうとする──……お母さんを見てる時と同じくらい。耐え難いほど悲しくなるんだ。
それは、君が本当は悲しいからじゃないのか?
なあ、どうなんだ陽翔。
切羽詰まった声が、十八歳の人間──颯斗の耳にぼんやりとではなく鮮明に届いた。
颯斗はぎょっとした顔をそのまま声の主に向ける。
「陽翔」
声の主は、サッカー部の後輩である篠田陽翔だった。
颯斗は陽翔の気配に全く気づかなかった。また、今しがたの陽翔の大声から察する。
陽翔は颯斗に何度か声をかけた。だが、颯斗が無反応だったので声を張り上げたのだろう、と。
陽翔はアップルグリーンの爽やかな傘を差しつつ、心配そうにこちらを窺っている。
陽翔は雪弥の友人であり、この状況で颯斗が最も会いたくない人物でもあった。
今の状況で陽翔に会いたくない理由。それは、陽翔は洞察力が鋭くて油断ならないからである。
颯斗はガードレールを既に越えていた上半身を何とか引き戻して地面に着地した。
「……驚いたな。君もここを通って帰るんだ?」
颯斗は陽翔ににこりと微笑みかけた。
死ねなかった、と胸の内では重々しく呟いていたが。
「はい、近道なんで!」
陽翔はそう答えてふわりと微笑み返した。
とても自殺しようとする先輩を目撃した直後とは思えない。だが。多分、平静を装っているだけなのだと思う。
陽翔の笑顔が、颯斗には安堵したように見えたからだ。『間に合って良かった』とほっとしているような、そんな笑顔に。
颯斗は何事もなかったかのように一度捨てた自分の傘と学生鞄を拾いに行く。
傘を拾い上げようと屈むと、髪から水滴がポタポタと落ちた。ふと気づけば、髪だけでなく制服も濡れており、肌に張り付いている。
土砂降りの中、傘を放り投げたのだから自業自得である。
颯斗は傘を差して学生鞄を手に持つ。すると、タイミングを見計らったかのように陽翔が軽く頭を下げた。
「俺、邪魔しちゃいましたよね? すみません!」
陽翔は颯斗に合わせて、何もなかったかのように話している。だから、『せっかくの一人の時間を邪魔してしまって申し訳ない』という事だろうが。
隠しきれてない、と颯斗は思った。
陽翔は冗談っぽく笑っているが、目つきは真剣そのものだったからだ。
もしかしたら、陽翔は颯斗の自殺を邪魔した事が正解だったのかどうかを考えているのかもしれない。
考えすぎだよ……。もし。あのまま僕が死んで逃げたら、侑聖と雪弥は自分を責めてしまうと思う。
だから陽翔。止めてくれてありがとう。それから……、迷惑かけてごめん。
「別にいいよ」
颯斗は首を横に振った。
「けど、誰も通らないと思ってつい長々と眺めてしまったよ」
言いつつ颯斗は用水路を指差す。
陽翔は「へぇ!」と声を上げて、颯斗の左隣にやってきた。
「俺も先輩と一緒に眺めてもいいですか?」
陽翔はそう訊きながら、興味津々な表情で用水路を見下ろす。
「いや、別に無理して僕に付き合わなくてもいいよ」
颯斗はわざと不機嫌そうな声で言った。
「いやいや、無理は一ミリもしてないんで気にしないでください!」
陽翔は柔らかな微笑を浮かべながらそう答えた。
だから、颯斗は「無理してないならいいけど」と返すしかない。
「……うーん。やっぱ、小魚全然いないや」
陽翔が少し残念そうな表情でそう言ったので、
「小魚?」
颯斗は思わず訊き返した。
「ああ、普段は可愛い小魚がいっぱい泳いでて癒されるんです」
「それは知らなかったな……。陽翔は僕より詳しいね」
「えー、尊敬《リスペクト》してる颯斗先輩に褒められるなんて、なんか照れちゃうなぁ!」
「へぇ。本当に尊敬《リスぺクト》してる?」
「なっ!? めちゃめちゃしてますってー! ……やっぱ、先輩って俺にだけちょっぴり意地悪ですよねー」
「そんな事ないよ」
颯斗がそう返した時、ピカッと雷が光った。やがて、ゴロゴロと低い音が鳴り響く。
そして、陽翔が登場してから少し弱まっていた雨もまた、再び激しくなり始めた。
「ねぇ、颯斗先輩……。さっきの雷も、超やばかったですよね? 光も音も」
陽翔の問いに颯斗は「ああ」と小さく頷く。
「なんか……、『今日は早く帰った方がいいぞい』っていう神様からの忠告っぽい!」
だからもう帰りません?
陽翔はそう提案してきた。
明るい笑顔を浮かべているが、明らかに緊張した声音だった。
……うん。陽翔は僕を用水路から遠ざけようとしてるんだね。僕を死なせない為に。
悪いけど──、
「いや、僕はもう少しだけ眺める。君は先に帰ってていいよ」
君が帰った後に、もう一度チャレンジしたいんだ。
「了解です!」
颯斗の返答に陽翔は意外にもあっさり諦めた──かと思ったが、どうやら違うらしい。
陽翔はその場から一歩も動かないし、神妙な面持ちで用水路をずっと眺めているからだ。
数秒の沈黙の後、颯斗と陽翔は同時に口を開いた。
「帰らないのか?」
「喉乾きません?」
「……僕は乾いてないけど」
「俺、めっちゃ乾いてて。ジュース奢ってくれません?」
「珍しく図々しいね」
「これが俺の本性なんです。がっかりしました?」
颯斗は陽翔をじろりと睨んだ。
「本当は?」
すると、陽翔は「嫌だなぁ、疑ってます?」と苦笑した。
「本当に蒸し暑くて喉乾いたからですよ。先輩も顔色悪いですし、自販機で飲み物買いません?」
さらりと言われたので、うっかり聞き流すところだった。
顔色が悪い──?
陽翔からの思いがけない指摘に颯斗は動揺する。
……多分、陽翔は僕と会った時から気づいてたんだ。
「顔色が悪い? 普通だよ。僕の顔は元々青白いからそう見えるだけで」
颯斗は平静を装いつつすぐに否定した。
だが、陽翔は「ううん」と首を横に振った。
「普段より顔色悪い。真っ青です。それに、雨で全身びしょ濡れだし、風邪を引かない為にも早く帰りましょう?」
陽翔は言い終わると、琥珀色の二つの瞳でこちらをじっと見据えた。
ああ、まずいな。このままじゃまずい。これはもう、強引に話を逸らすしかないか……。
颯斗は急いで口を開いた。
「僕には去年から気がかりな事がある。それは君の笑顔についてだ」
完全に不意を突かれたのだろう。陽翔は「えっ……」と声を洩らした。
「俺の笑顔、ですか?」
訊き返した陽翔に、
「無理に笑わなくていい」
颯斗は静かな声音で答えた。
颯斗の言葉に陽翔は一瞬面食らった顔になる。
「今日……自殺しようとするところを陽翔に見せて、気を遣って笑わせてしまった僕が言うべきじゃないのは分かってる。……けど君は普段から……特に去年の九月初め頃からよく無理して笑うようになったよね。だから心配なんだ」
颯斗がそのように続けると、
「心配しなくても大丈夫です」
陽翔は穏やかに微笑んだ。
「俺は無理して笑ってない。ハッピーだから笑ってるんです。ほら見て!! この爽やかスマイル!」
ニコニコと笑う陽翔を颯斗はひどく悲しい目で見ていた。
君の笑顔を見ると悲しい気持ちになる。涙を零しながらも懸命に笑おうとする──……お母さんを見てる時と同じくらい。耐え難いほど悲しくなるんだ。
それは、君が本当は悲しいからじゃないのか?
なあ、どうなんだ陽翔。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
神楽囃子の夜
紫音みけ🐾書籍発売中
ライト文芸
※第6回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
地元の夏祭りを訪れていた少年・狭野笙悟(さのしょうご)は、そこで見かけた幽霊の少女に一目惚れしてしまう。彼女が現れるのは年に一度、祭りの夜だけであり、その姿を見ることができるのは狭野ただ一人だけだった。
年を重ねるごとに想いを募らせていく狭野は、やがて彼女に秘められた意外な真実にたどり着く……。
四人の男女の半生を描く、時を越えた現代ファンタジー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる