40 / 131
四十話「ノヴァさん、ハッスルす」***
気がついたらスイートルームの天蓋付きベッドに押し倒され、服を脱がされていた。
えっ? 宿屋の玄関から瞬間移動しました? 素早い! これがSランク冒険者の本気なのか……!?
赤い絨毯が敷き詰められた廊下とか、五階にはスイートルーム一室しかないとか、最初に泊まった宿屋の二十倍の広さのある部屋とか、豪華な調度品とか……その他もろもろを描写する暇がない!
絶対に眺めがいいと思われるテラスには出てもいない。宿と湖の位置関係から推測して、湖に夕日が沈む壮麗な景色が見れるはずなのに……!
「シエル! シエル! 今すぐしたい! 中に出したい!」
自らの服も素早く脱ぎ捨て、ノヴァさんがのしかかってきた。
「シャワー浴びてないですし、お腹空きましたし、俺ノヴァさんに聞きたい事が……」
「全部セックスのあとではだめか? 今すぐに抱きたい!」
ノヴァさんの唇が俺の唇に重なる、貪るように口を吸われた。
くちゅくちゅと唾液が混じる音が耳を犯す。
ノヴァさんが唇を離し、首筋、鎖骨と順番に口付けていく。
胸の飾りを指先でいじり、反対の突起を口に含む。
「あっ……、あっ、ふァ……、だめっ……俺、ノヴァさんと、話したいことが……あ、あぁッ……!」
ノヴァさんの頭をグイっと押すがびくともしない。
「程よく抵抗されるのもいい! 力で征服したくなる!」
ノヴァさんは胸の突起を吸いながら、アナルに指を入れ解かし始めた。
「やらっ……! あッ、あっ……ん! 中の感じるとこコリコリしないれ……!」
ノヴァさんに開発され、毎晩抱かれている体は、指の刺激だけで簡単にイきそうになる。
「分かっている、指の刺激ではイきたくないのだろ? 今私の愛の棒を中に入れる!」
ノヴァさんが指を引き抜き、硬い棒をアナルに押し付ける。
「やっ、やぁっ……! だめっ、入れないで、あっ、……ふぁぁぁっ!」
肉棒を一気に奥まで差し込まれる。目の前がチカチカして、入れられただけで達してしまった。
「シエル! ……しているシエル!」
ノヴァさんが俺の腰を掴むとギリギリまでペニスを引き抜き、勢いよく打ち付けた。
「あっ、あっ! あんっ、はぁ…! ん、ぁっ…ノヴァさん、激し……い!」
一度イかされたことで脳みそがとろけてしまたった俺は、シーツをギュッと掴みあとはされるがままだ。
「シエル! もっと私の名を読んでくれ! もっと喘ぎ声を聞きたい!」
ノヴァさんの愛の塊が中を攻め、同時に俺のおちんちんを擦る。
「ヒヤッ、んっ! あッ、あっ、あァッ! …ふぁッ! ノヴァしゃん、それやらぁ……!」
背をエビのように反らし快楽を逃がそうとする。
「シエル、可愛い! 私の背に腕を回してくれ!」
「ん、ノヴァさん……!」
言われるままにノヴァさんの背に手を伸ばすと、ノヴァさんが破顔した。
チュッチュッと口付けされ、最奥をずんずんと突かれる。
ぐちゅぐちゅと肉棒が抜き差しされる卑猥な音と、パンパンと腰を打ち付ける音が響く。
最奥をぐりっ! と突かれ、俺は達した。
白濁した液が腹を濡らす。ノヴァさんもほぼ同時に達し、俺の中に出した。
「ノヴァ……さん?」
達したあとだから頭がふわふわしてる。
「シエルにとろけた目で見上げられるのはたまらない!」
ノヴァさんが俺の唇に自身の唇を重ねる。
俺の中に入ったままのノヴァさんの竿が大きくなった。
キスしただけで硬くしないでほしい。
「シエル、私が欲しいと求めてくれ!」
「やぁ、もっ、だめ……れす、星を見に行く約束……」
シャワーを浴びて、星を見に行きたい。
「星はあとでも見れる、頼む求めてくれ! シエル!」
美しい藤色の瞳で見つめられ、中でゆるゆると動くペニスに快楽を与えられ続け、脳みそがトロトロになっていく。
俺もこのまま終わるのは寂しいし、実のところ一回では足りない。
「あと、一回らけらよ?」
コテンと首をかしげると、ノヴァさんがゴクリとつばを飲む音が聞こえた。
「約束する! だから求めてくれ!」
ギラギラとした目つきで、ノヴァさんが俺を見ている。中に入ったままの男根がまた硬さを増した。
「ノヴァさん……もう一回、して」
うるうるとした瞳で見上げると、
「シエルーー!!」
ノヴァさんが音を立てて壊れた姿が視界に入った。
壊れたノヴァさんが、めちゃくちゃハッスルしたので、そのあと三回中に出しされた。
◇◇◇◇◇
あなたにおすすめの小説
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
【完結】流行りの悪役転生したけど、推しを甘やかして育てすぎた。
時々雨
BL
前世好きだったBL小説に流行りの悪役令息に転生した腐男子。今世、ルアネが周りの人間から好意を向けられて、僕は生で殿下とヒロインちゃん(男)のイチャイチャを見たいだけなのにどうしてこうなった!?
※表紙のイラストはたかだ。様
※エブリスタ、pixivにも掲載してます
◆この話のスピンオフ、兄達の話「偏屈な幼馴染み第二王子の愛が重すぎる!」もあります。そちらも気になったら覗いてみてください。
◆2部は色々落ち着いたら…書くと思います
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【完結】悪役令息の従者に転職しました
* ゆるゆ
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
『悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?』のカイの師匠も
『悪役令息の伴侶(予定)に転生しました』のトマの師匠も、このお話の主人公、透夜です!
表紙は、Pexelsさまより、Abdalrahman Zenoさまによる写真をお借りしました。ありがとうございます!
文章にはAIを使用しておりません。校正も自力です!(笑)