転生したらシンデレラ♂でした、舞踏会なんか行きたくないので家出することにします・ドS王子に初めてを奪われちゃう~~!BL・完結

まほりろ

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後日譚⑤「閃きとイチャイチャと」アルファポリス限定

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「エラ。
 そんなに挿れてほしそうな顔で見ても駄目だよ。
 今日、セックスしないと言い出したのは君なんだから」

フィリップが俺の顔を見てにたりと笑った。

「ばっ、馬鹿にすんな!
 そんな目でめてねぇよ!」

本当はちょっと、いや結構挿入してほしかったのは内緒だ。

あいつのペニスで最奥を突いてもらえないと、満足できない体になってしまったんだ。

「その割に君のお尻は、僕のをほしそうにひくひくしてるけどね」

奴が俺の尻穴を眺め、口角を上げた。

俺は自分の手で尻穴を隠した。

「馬鹿……!
 今日は挿入しないんだから、まじまじと見るなよ……!」

「見るよ。
 今日は君の尻の割れ目にご奉仕してもらうつもりだから」 

「えっ……?
 ひゃぁっ……!」

奴は俺をうつ伏せにすると、俺の尻を持ち上げペニスを割れ目に当てた。

「ちょっ……なんだよ、この体制」

「エラのここ凄く気持ちいいよ」

フィリップは俺の尻の割れ目に、勃起した肉棒を擦り付け、上下に動かした。

後背位でセックスするのと変わらないじゃん。

肉棒を尻の割れ目に擦り付けるくらいなら、挿入れてくれればいいのに……!

「あっ……わ、ん……ぁっ……んん」

気持ちいい……!

気持ちいいのに、縛られてるからイケない……!

あいつは相変わらず意地悪だ。

俺が涙目で「中に挿れてぇぇ……! いっぱい突いてぇぇ……! 俺のペニスに結んだリボンほどいてっ……! 一緒にイキたいの……!」って言わせたいんだ。

ここのところ優しく抱かれてたから、忘れてたけど、こいつの本性は変わってない。

それがわかっているから、俺もそんなお願いをしたくない!

これは俺とあいつの我慢比べだ!

尻の割れ目を攻められたって、中に入れてとか、イカせてなんて絶対に言うもんか……!

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