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十二話「神話の時代からの決まり」
しおりを挟む―レヴィン王子視点―
女神の部屋から出て扉を閉め、大きく息を吐く。
「ボクは、何を言おうとした……?」
女神が王と結婚するのは、神話の時代からの決まり。
それなのにボクは……。
彼女を王に会わせたくない、王と結婚させたくないと思っている。
そんなことを考えるだけで、この国では重罪なのに……。
「レヴィン王子、ちょっといいですか?」
廊下を歩いてきたドミニクに声をかけられた。
「ああ、だが場所を変えよう」
「はい」
ドミニクがボクに話したいのは女神のことだろう。だとしたら女神の部屋の前で話すのは良くない。
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