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10章 妖精界での冒険
138話再び人間界へ
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「それで?鞘ってその刀のかい?見せてみな」
少女がホムラを指差して言うとレインはホムラを差し出した
「ふぅ、この刀は中々の業物だな」
「そんなに凄いんだ?それで鞘は造ってくれるの?」
「ああ、久し振りの客だし造ってやりたいが…全く素材が足りなくてな」
「何が足りないの?」
レインが聞くと少女は瞳を上に動かし、数え始め、それを紙に書いてレインに渡した
『足りない素材
古竜の鱗×10
炎の破片×5
粘液岩の破片
火竜の唾液 少量
妖精の涙 少量
アンリミテッドフラワーの花弁×2
星の欠片×1
火蝶×3』
「どれか知ってるのある?」
レインが耳打ちでジエルに聞く
「さ、さあ、全て分かりません」
「それを集めてくれたら造ってやるよ」
レインは一瞬呆然としてしまった
「分からないなら調べればいい!」
レインは手を天井に掲げて本を出すと古竜の鱗から調べた
『古竜の鱗
古竜、エンシェントドラゴンとも呼ばれる生物の持つ鱗
エンシェントドラゴンはこの世に5匹、1界に1匹しか存在しない
生息地は不明』
「じゃあここにも1匹だけいるんだね」
「そうだ。ま、集まったらまた来い、そしたら造ってやるから」
少女はレイン達を押して部屋から追い出した
「じゃあ気合い入れて鱗を取りに行こー!」
レインは右腕を上に掲げると、ホムラに魔力を込めて洞窟を出た
外はまだ明るく昼前位だった
「そう言えばどこにいるんだろそのエンシェントドラゴンって」
「それは私も存じません」
「はあ、もう諦めようかな」
レインが項垂れていると1人の銀髪の少女がレインに向かって走ってくるのがジエルの視界に映った
「レイン様、メル様が来ました」
「ん?お姉ちゃん?」
レインが頭を上げて前を見ると確かに遠くに砂煙と、その中心に何かが動いているのが分かったがメルと断定は出来なかった
「本当にお姉ちゃんなの?」
「はい、メル様でございます」
レインはジーっとそれを見つめ始めた
そしてメルが数m先まで来るとレインはメルと認識した
「お~に~い~ちゃ~ん!」
メルはレインの少し前で跳躍してレインに飛び付いた
それにレインは押し倒され立ち上がろうとしてもメルが離さないのでレインは立ち上がる事が不可能となってしまった
「わわっ、お姉ちゃん!離して~!」
「いやいやいや!」
そう言いメルはレインの胸に顔を埋めてギュウッと力を込めた
「もう良いや…」
レインはもうメルを離すのを諦めてそのままジエルと会話を始めた
「探す?て言うか見つかるの?」
「見つかるかは分かりません…判断はレイン様に委ねます」
「う~ん…」
レインは目を閉じて難しい顔をして考え出した
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「ホムラの鞘を造りたいんだけど素材を手に入れるのが難しくてね…」
「それじゃあ私に任せてよ!何がいるの?」
レインはポケットを漁り先程、少女から受け取った紙をメルに渡した
「…ごめん、無理みたい」
メルはがっかりしてレインに紙を返した
「やっぱりそうだよね~…普通の鞘ってこんな素材使うの?」
「いいえ、もしかするとホムラ様専用の鞘かもしれません」
「う~ん…」
レインがどうしようか考え更けるとメルが手を叩いた
「ねえねえ!確かリュートが造った武器が人間界にあったと思うからそれの鞘を使ったらどうかな!?」
「ホムラはそれで良い?」
【僕は…構わない…】
「それじゃあお姉ちゃん、どこにあるの?」
「ハミいる?」
メルに言われて、レインは自分の頭を探し始めた
「ハミちゃ~ん」
「何~?」
ハミは呼ぶとすぐに出てきた
「お姉ちゃんが何か言いたいんだって」
レインが言うとハミはニヤニヤしてメルを見た
「ふ~ん…それで?なんの用なの?」
メルはイラッとしてハミを殴ろうとしたがその衝動を必死で抑えた
「ちょっと人間界に戻して欲しいな~って」
メルはぎこちない笑顔で言うとハミは勝ち誇った顔で空間を引き裂いた
「じゃあまず皆を集めて、それから行こうよ」
ハミはそれから暫くの間メルを勝ち誇った顔で見続けるのだった
ーー魔王城の玉座ーー
「…まだかな~、あれが完成すれば戦力が完璧に揃うからね~」
玉座に座りながら魔王はウズウズして静かに笑っていた
「魔王様!」
すると突然扉が大きな音を立てて開き、そこに白衣を着た男が息を切らしながら喜びの顔で魔王を見ていた
「ん?なんだい?」
「や、やっと完成しました!」
「やったね!じゃあもうちょっとしたら始めようか…」
魔王は笑いながら言う
「楽しい楽しい3界への復讐計画を…」
少女がホムラを指差して言うとレインはホムラを差し出した
「ふぅ、この刀は中々の業物だな」
「そんなに凄いんだ?それで鞘は造ってくれるの?」
「ああ、久し振りの客だし造ってやりたいが…全く素材が足りなくてな」
「何が足りないの?」
レインが聞くと少女は瞳を上に動かし、数え始め、それを紙に書いてレインに渡した
『足りない素材
古竜の鱗×10
炎の破片×5
粘液岩の破片
火竜の唾液 少量
妖精の涙 少量
アンリミテッドフラワーの花弁×2
星の欠片×1
火蝶×3』
「どれか知ってるのある?」
レインが耳打ちでジエルに聞く
「さ、さあ、全て分かりません」
「それを集めてくれたら造ってやるよ」
レインは一瞬呆然としてしまった
「分からないなら調べればいい!」
レインは手を天井に掲げて本を出すと古竜の鱗から調べた
『古竜の鱗
古竜、エンシェントドラゴンとも呼ばれる生物の持つ鱗
エンシェントドラゴンはこの世に5匹、1界に1匹しか存在しない
生息地は不明』
「じゃあここにも1匹だけいるんだね」
「そうだ。ま、集まったらまた来い、そしたら造ってやるから」
少女はレイン達を押して部屋から追い出した
「じゃあ気合い入れて鱗を取りに行こー!」
レインは右腕を上に掲げると、ホムラに魔力を込めて洞窟を出た
外はまだ明るく昼前位だった
「そう言えばどこにいるんだろそのエンシェントドラゴンって」
「それは私も存じません」
「はあ、もう諦めようかな」
レインが項垂れていると1人の銀髪の少女がレインに向かって走ってくるのがジエルの視界に映った
「レイン様、メル様が来ました」
「ん?お姉ちゃん?」
レインが頭を上げて前を見ると確かに遠くに砂煙と、その中心に何かが動いているのが分かったがメルと断定は出来なかった
「本当にお姉ちゃんなの?」
「はい、メル様でございます」
レインはジーっとそれを見つめ始めた
そしてメルが数m先まで来るとレインはメルと認識した
「お~に~い~ちゃ~ん!」
メルはレインの少し前で跳躍してレインに飛び付いた
それにレインは押し倒され立ち上がろうとしてもメルが離さないのでレインは立ち上がる事が不可能となってしまった
「わわっ、お姉ちゃん!離して~!」
「いやいやいや!」
そう言いメルはレインの胸に顔を埋めてギュウッと力を込めた
「もう良いや…」
レインはもうメルを離すのを諦めてそのままジエルと会話を始めた
「探す?て言うか見つかるの?」
「見つかるかは分かりません…判断はレイン様に委ねます」
「う~ん…」
レインは目を閉じて難しい顔をして考え出した
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「ホムラの鞘を造りたいんだけど素材を手に入れるのが難しくてね…」
「それじゃあ私に任せてよ!何がいるの?」
レインはポケットを漁り先程、少女から受け取った紙をメルに渡した
「…ごめん、無理みたい」
メルはがっかりしてレインに紙を返した
「やっぱりそうだよね~…普通の鞘ってこんな素材使うの?」
「いいえ、もしかするとホムラ様専用の鞘かもしれません」
「う~ん…」
レインがどうしようか考え更けるとメルが手を叩いた
「ねえねえ!確かリュートが造った武器が人間界にあったと思うからそれの鞘を使ったらどうかな!?」
「ホムラはそれで良い?」
【僕は…構わない…】
「それじゃあお姉ちゃん、どこにあるの?」
「ハミいる?」
メルに言われて、レインは自分の頭を探し始めた
「ハミちゃ~ん」
「何~?」
ハミは呼ぶとすぐに出てきた
「お姉ちゃんが何か言いたいんだって」
レインが言うとハミはニヤニヤしてメルを見た
「ふ~ん…それで?なんの用なの?」
メルはイラッとしてハミを殴ろうとしたがその衝動を必死で抑えた
「ちょっと人間界に戻して欲しいな~って」
メルはぎこちない笑顔で言うとハミは勝ち誇った顔で空間を引き裂いた
「じゃあまず皆を集めて、それから行こうよ」
ハミはそれから暫くの間メルを勝ち誇った顔で見続けるのだった
ーー魔王城の玉座ーー
「…まだかな~、あれが完成すれば戦力が完璧に揃うからね~」
玉座に座りながら魔王はウズウズして静かに笑っていた
「魔王様!」
すると突然扉が大きな音を立てて開き、そこに白衣を着た男が息を切らしながら喜びの顔で魔王を見ていた
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