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11章 激闘!魔界突入!
145話死の恐怖
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「いっててて」
レインは使い物にならなくなった左腕を魔力で動かす補助をして、動かせるようになった
レインは今、ファイスァーから数十m離れた地点で地面に倒れていた
「どうしようか…そうだ!これが効くかは分からないけど、効いたら……勝てる!」
レインは左腕の痛みに耐えながら立ち上がるとファイスァーを見た
ファイスァーはレインを嘲笑って、ゆっくり、ゆっくりと歩み寄って来る
「こんな時にハミちゃんがいたらこの腕だ「呼んだ?」ハミちゃん!?」
レインの頭から顔を出したのはハミだった
ハミは首を傾げてレインを見詰めている
「あ、ああ、うん、お願いだけどこの腕を治してくれない?」
レインは左腕に掛けていた魔力を解いて腕をブランと垂らした
「うっわー、酷い!何で?誰がやったの?」
「早くしないと殺されるから早くして!お願い!」
「分かったけど後でちゃんと聞かせてね?」
「うん!分かったよ!だから早く!」
「分かった~」
ハミはレインの顔を見ながら左腕へ移動し触れるとポワァと、淡い光を放ちレインの腕が癒えていった
「ありがと!ハミちゃん!」
「治してはあげるけどあんまり無茶はしないでね?」
「分かってる…これが成功したら勝てるから」
レインはホムラに魔力を込めて炎の球を3つ出すと左右に2つを飛ばし上にももう1つの炎の球を近くにいたブリザードに飛ばした
ブリザードは溶けて水蒸気を立てレインは姿を隠した
「は?それで目眩ましのつもりか?影で丸分かりだっての!」
ファイスァーが氷の針を無数に生み出すとその全てを影へ突き刺した
ドドドドドドドドドド…
そして数秒後、音が鳴り終わる頃にはそれからはあちこちから液体が流れ出ていた
「手応え…ありだ」
ファイスァーは立ち上がり首を捻って後ろを向いた
「なんて言うと思ったか?」
そこにはホムラを構えて首に斬りつけようとしている直前のレインがいた
「止めだ~!」
レインが思いきり叫びながらホムラをファイスァーの首に向かって振る…がそれは呆気なく避けられレインは腹を蹴られた
「ごふっ!」
レインは肺の空気が全て抜けていったのを感じ取りながらもホムラを離さなかった
それが幸いし、ホムラは地面に突き刺さりぶっ飛ばされずに済んだ
「これで最後だ」
ファイスァーは右手に炎の球を作り出すとそれをレインの顔面目掛けてゼロ距離で発射した
「超至近距離爆散型炎射」
レインは眼前でファイスァーの手から離れて自分へと飛んでくる炎の球に死の恐怖を覚えて頭の中が空っぽになった
そして…
ドーン!ドドドドドーン!
「ぎいやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁ!」
レインは自分の顔を押さえて転げ回った
レインの指の間からは血にまみれた顔に皮が剥げ、額に至っては骨まで見えている
更には髪にも引火して見るに耐えない無惨な顔となっていた
「レインくん!」
そこへ慌ててレインの頭の中から髪を消火しながらハミが出てきてレインの顔を治そうと触れようとするが、レインが転げ回り触れない状態となっていた
「顔を治して上げるから止まって!」
ハミが必死で呼び掛けるがレインの耳には全く届いていない
「妖精もいたんだ」
ハミはゆっくりと後ろを振り返るとそこにはレインを転げ回らせている張本人、ファイスァーが立っていた
そしてファイスァーはハミの羽を摘まんだ
「離せ~!」
ハミは暴れるがファイスァーは一向に離す気配はない
「俺は少し変わった趣味でね、小さきか弱い者を冷凍保存して観賞するのが好きなんだ~。つまり言いたい事は分かるよね?」
「い、いや…離して…」
とハミは涙目で訴えるがファイスァーは首を横に振った
「そんな事出来る筈ないじゃないか~、だって楽しいんだもん」
ファイスァー左手で霜を作り出しハミを捕らえようとする
「や、止めて…!」
「いや…だ!」
そしてハミを足から徐々に凍らせ
ドンッ
ずに後ろからの突然の衝撃に驚き倒れてしまい、その拍子にハミを手放してしまった
「な、なんだ!」
ファイスァーが振り返る。しかしそこにはフレイムやブリザードと戦い続けている者達がいるだけで誰も攻撃をしてきた者がいるとは思えなかった
そして視界の端に映った朱色に揺らめく小さな炎が地面の草原に引火していた
「危ないだろうが」
ファイスァーはそう言い火を消すとハミへ向き直った
「どこだ!どこにいった!」
ファイスァーはいきなり後ろからの突然の衝撃に怒っている様子で更にはハミが逃げ出した事にも怒っている様だ
そしてファイスァーがハミを見つけたのはレインの顔の上でだ
「てめえ…絶対に許さねえ!」
ファイスァーがレインを指差すとレインはホムラを地面から抜いてファイスァーへ刀の先を差し向けた
「これが成功すれば君を倒せるのに…」
(後、何分?)
【後、13秒だよ】
レインは残り時間の少なさに驚きながらも顔が治り立ち上がった
「じゃあ早めに決着をつけないと…」
レイン、強化状態解除まで残り10秒
レインは使い物にならなくなった左腕を魔力で動かす補助をして、動かせるようになった
レインは今、ファイスァーから数十m離れた地点で地面に倒れていた
「どうしようか…そうだ!これが効くかは分からないけど、効いたら……勝てる!」
レインは左腕の痛みに耐えながら立ち上がるとファイスァーを見た
ファイスァーはレインを嘲笑って、ゆっくり、ゆっくりと歩み寄って来る
「こんな時にハミちゃんがいたらこの腕だ「呼んだ?」ハミちゃん!?」
レインの頭から顔を出したのはハミだった
ハミは首を傾げてレインを見詰めている
「あ、ああ、うん、お願いだけどこの腕を治してくれない?」
レインは左腕に掛けていた魔力を解いて腕をブランと垂らした
「うっわー、酷い!何で?誰がやったの?」
「早くしないと殺されるから早くして!お願い!」
「分かったけど後でちゃんと聞かせてね?」
「うん!分かったよ!だから早く!」
「分かった~」
ハミはレインの顔を見ながら左腕へ移動し触れるとポワァと、淡い光を放ちレインの腕が癒えていった
「ありがと!ハミちゃん!」
「治してはあげるけどあんまり無茶はしないでね?」
「分かってる…これが成功したら勝てるから」
レインはホムラに魔力を込めて炎の球を3つ出すと左右に2つを飛ばし上にももう1つの炎の球を近くにいたブリザードに飛ばした
ブリザードは溶けて水蒸気を立てレインは姿を隠した
「は?それで目眩ましのつもりか?影で丸分かりだっての!」
ファイスァーが氷の針を無数に生み出すとその全てを影へ突き刺した
ドドドドドドドドドド…
そして数秒後、音が鳴り終わる頃にはそれからはあちこちから液体が流れ出ていた
「手応え…ありだ」
ファイスァーは立ち上がり首を捻って後ろを向いた
「なんて言うと思ったか?」
そこにはホムラを構えて首に斬りつけようとしている直前のレインがいた
「止めだ~!」
レインが思いきり叫びながらホムラをファイスァーの首に向かって振る…がそれは呆気なく避けられレインは腹を蹴られた
「ごふっ!」
レインは肺の空気が全て抜けていったのを感じ取りながらもホムラを離さなかった
それが幸いし、ホムラは地面に突き刺さりぶっ飛ばされずに済んだ
「これで最後だ」
ファイスァーは右手に炎の球を作り出すとそれをレインの顔面目掛けてゼロ距離で発射した
「超至近距離爆散型炎射」
レインは眼前でファイスァーの手から離れて自分へと飛んでくる炎の球に死の恐怖を覚えて頭の中が空っぽになった
そして…
ドーン!ドドドドドーン!
「ぎいやあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁ!」
レインは自分の顔を押さえて転げ回った
レインの指の間からは血にまみれた顔に皮が剥げ、額に至っては骨まで見えている
更には髪にも引火して見るに耐えない無惨な顔となっていた
「レインくん!」
そこへ慌ててレインの頭の中から髪を消火しながらハミが出てきてレインの顔を治そうと触れようとするが、レインが転げ回り触れない状態となっていた
「顔を治して上げるから止まって!」
ハミが必死で呼び掛けるがレインの耳には全く届いていない
「妖精もいたんだ」
ハミはゆっくりと後ろを振り返るとそこにはレインを転げ回らせている張本人、ファイスァーが立っていた
そしてファイスァーはハミの羽を摘まんだ
「離せ~!」
ハミは暴れるがファイスァーは一向に離す気配はない
「俺は少し変わった趣味でね、小さきか弱い者を冷凍保存して観賞するのが好きなんだ~。つまり言いたい事は分かるよね?」
「い、いや…離して…」
とハミは涙目で訴えるがファイスァーは首を横に振った
「そんな事出来る筈ないじゃないか~、だって楽しいんだもん」
ファイスァー左手で霜を作り出しハミを捕らえようとする
「や、止めて…!」
「いや…だ!」
そしてハミを足から徐々に凍らせ
ドンッ
ずに後ろからの突然の衝撃に驚き倒れてしまい、その拍子にハミを手放してしまった
「な、なんだ!」
ファイスァーが振り返る。しかしそこにはフレイムやブリザードと戦い続けている者達がいるだけで誰も攻撃をしてきた者がいるとは思えなかった
そして視界の端に映った朱色に揺らめく小さな炎が地面の草原に引火していた
「危ないだろうが」
ファイスァーはそう言い火を消すとハミへ向き直った
「どこだ!どこにいった!」
ファイスァーはいきなり後ろからの突然の衝撃に怒っている様子で更にはハミが逃げ出した事にも怒っている様だ
そしてファイスァーがハミを見つけたのはレインの顔の上でだ
「てめえ…絶対に許さねえ!」
ファイスァーがレインを指差すとレインはホムラを地面から抜いてファイスァーへ刀の先を差し向けた
「これが成功すれば君を倒せるのに…」
(後、何分?)
【後、13秒だよ】
レインは残り時間の少なさに驚きながらも顔が治り立ち上がった
「じゃあ早めに決着をつけないと…」
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