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始まり?の町
4 救いの神
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俺は逃げる、超逃げる。
ゴブリン達は追ってくる。超追ってくる。
一瞬、町へ逃げこもうと考えたが、NPCやプレイヤーに迷惑がかかるのでダメだ。
かといって、いまの魔法LVじゃあの数のゴブリンとは戦えないだろう。たこ殴りにされ、
フルボッコになるのがオチだ。
ヒュウウウウ ブウンッ
「っぶねぇ!」
夕闇が辺りを包み込み、薄暗くなってきているがまだまだ見える。このままだと、辺りが完全に真っ暗になるより早く俺が追いつかれるだろう。
それに、夜には高LVのモンスターが出始める。会ったら一発アウト、退場である。
「おーい、まだ残ってるプレイヤーはいないかー?そろそろ帰らないとやばいぞー」
なんと、救いの神が。
「これで全員か?他には・・・ってうわっ!」
救いの神が狼モンスターに襲われ、退却していった。orz.
やばい、孤立無援だ。
こうなったら、せめて最後に一矢報いてやるか・・・ん?あれは?
ふと、眼前に見覚えのある風景が広がった。そしてその先には恐らく・・・
これなら、いけるんじゃないか?
まず、巨大な<火魔法>と<水魔法>が互いに打ち消しあうイメージで、発動。
思った通り、辺りには水蒸気が立ちこめ、視界が悪くなる。
ゴブリン達が、そんなこともお構いなしにつっこんでくるのも計算のうち。
ちょっと走ると、やはり”それ”は見えてきた。
俺は、”それ”の目の前で大きくジャンプし、空中で<風魔法>を滑空するイメージで発動させる。
それと同時に、今度は<光魔法>を広範囲にわたって発動させる。そして、着地。
今ゴブリン達の目には、光が水蒸気でぼやけ、あたかもそこに何かいるように写っているはずだ。
案の定ゴブリン達は光めがけてつっこんでくる。まさに怒濤の勢い、顔を真っ赤にして突進する姿は闘牛を彷彿させる。
ゴブリン達は、そのままの勢いで光に突撃し、待ってましたとばかりに剣や棍棒を振り下ろす。しかしそこに獲物の姿もなければ、踏みしめていた地面もない。
池にドボン、である。
俺は対岸でそれを眺めていた。阿鼻叫喚、ゴブリン達は喚き散らしながら互に引っ張りあっている。
「おっと、まだ一仕事あったな」
池にそっと近ずくと、ゴブリン達を埋めるようにして<風魔法>、池に引きずり込むように<闇魔法>を発動させる。ゴブリン達は、頭まで水に浸かり、あっけなく溺死していく。何か可哀想な気がする。いろいろと手には入ったようだ。後でみてみよう。
最後のボスリンが溺死したのを見届けると、俺は一目散に駆け出す。
<風魔法>でブーストして、森の中を駆けてゆく。
あんなにゴブリン達が喚き散らしたのだ、辺りには大勢のモンスターが集まっているだろう。
だが、予想に反してモンスターは少なかった。
俺はほぼ無傷でスコールに帰り着くことが出来た。
「アンタ、大丈夫かい?」
「お前、夜のモンスターに襲われなかったのか?他の連中は続々とリスポーンしてるぞ」
「ああ、なぜか分からないがモンスターがまったくいなかった」
「不思議なこともあるもんだな・・・」
確かに、周りには装備が若干壊れかけている人たちがいる。恐らく、前作にもあった衰弱システムだろう。
・・・と、その中から、めっちゃ目のキラキラした人がこっちによって来る。
「君、無事帰ってこられたようだね」
「失礼ですがどちら様でしょうか?」
「ひどいなあ、森の中で帰還者を募っていたプレイヤーだよ」
ん?
「あれ?確かモンスターに襲われて帰っちゃったはずじゃ・・・」
「いや、一時は帰ろうとしたんだけどね。君がモンスターの大群に襲われてたから、
何か出来ることはないかなーって思って、モンスターを引きつけておいたんだ」
キラキラ君はそこで一息ついた。
「もちろん、出来る限りの人たちは逃がしてね。結局死んじゃって、パーティメンバーにもすっごく起こられちゃったけどね。まあ、君が無事で良かった」
ぐはあっ(吐血
なんだこの人は?眩しい。眩しすぎる。なんかこう、オーラみたいなのが出てる気がする。現人神か?天使か?聖人の類の人だ。間違いない。
「あ、ありがとうございます。あの後、無事とうば・・・逃げ切れました。」
「それは良かった。あと、何か聞きたいことはあるかい?」
「はい。一つだけ」
「立ち話もなんだし、近くの酒場に行こうか。実は、パーティメンバーと待ち合わせてるんだ。そういえば名前を聞いてなかったね。僕の名はコロナ」
「ハヤテです」
「じゃあ、行こうかハヤテ君」
ゴブリン達は追ってくる。超追ってくる。
一瞬、町へ逃げこもうと考えたが、NPCやプレイヤーに迷惑がかかるのでダメだ。
かといって、いまの魔法LVじゃあの数のゴブリンとは戦えないだろう。たこ殴りにされ、
フルボッコになるのがオチだ。
ヒュウウウウ ブウンッ
「っぶねぇ!」
夕闇が辺りを包み込み、薄暗くなってきているがまだまだ見える。このままだと、辺りが完全に真っ暗になるより早く俺が追いつかれるだろう。
それに、夜には高LVのモンスターが出始める。会ったら一発アウト、退場である。
「おーい、まだ残ってるプレイヤーはいないかー?そろそろ帰らないとやばいぞー」
なんと、救いの神が。
「これで全員か?他には・・・ってうわっ!」
救いの神が狼モンスターに襲われ、退却していった。orz.
やばい、孤立無援だ。
こうなったら、せめて最後に一矢報いてやるか・・・ん?あれは?
ふと、眼前に見覚えのある風景が広がった。そしてその先には恐らく・・・
これなら、いけるんじゃないか?
まず、巨大な<火魔法>と<水魔法>が互いに打ち消しあうイメージで、発動。
思った通り、辺りには水蒸気が立ちこめ、視界が悪くなる。
ゴブリン達が、そんなこともお構いなしにつっこんでくるのも計算のうち。
ちょっと走ると、やはり”それ”は見えてきた。
俺は、”それ”の目の前で大きくジャンプし、空中で<風魔法>を滑空するイメージで発動させる。
それと同時に、今度は<光魔法>を広範囲にわたって発動させる。そして、着地。
今ゴブリン達の目には、光が水蒸気でぼやけ、あたかもそこに何かいるように写っているはずだ。
案の定ゴブリン達は光めがけてつっこんでくる。まさに怒濤の勢い、顔を真っ赤にして突進する姿は闘牛を彷彿させる。
ゴブリン達は、そのままの勢いで光に突撃し、待ってましたとばかりに剣や棍棒を振り下ろす。しかしそこに獲物の姿もなければ、踏みしめていた地面もない。
池にドボン、である。
俺は対岸でそれを眺めていた。阿鼻叫喚、ゴブリン達は喚き散らしながら互に引っ張りあっている。
「おっと、まだ一仕事あったな」
池にそっと近ずくと、ゴブリン達を埋めるようにして<風魔法>、池に引きずり込むように<闇魔法>を発動させる。ゴブリン達は、頭まで水に浸かり、あっけなく溺死していく。何か可哀想な気がする。いろいろと手には入ったようだ。後でみてみよう。
最後のボスリンが溺死したのを見届けると、俺は一目散に駆け出す。
<風魔法>でブーストして、森の中を駆けてゆく。
あんなにゴブリン達が喚き散らしたのだ、辺りには大勢のモンスターが集まっているだろう。
だが、予想に反してモンスターは少なかった。
俺はほぼ無傷でスコールに帰り着くことが出来た。
「アンタ、大丈夫かい?」
「お前、夜のモンスターに襲われなかったのか?他の連中は続々とリスポーンしてるぞ」
「ああ、なぜか分からないがモンスターがまったくいなかった」
「不思議なこともあるもんだな・・・」
確かに、周りには装備が若干壊れかけている人たちがいる。恐らく、前作にもあった衰弱システムだろう。
・・・と、その中から、めっちゃ目のキラキラした人がこっちによって来る。
「君、無事帰ってこられたようだね」
「失礼ですがどちら様でしょうか?」
「ひどいなあ、森の中で帰還者を募っていたプレイヤーだよ」
ん?
「あれ?確かモンスターに襲われて帰っちゃったはずじゃ・・・」
「いや、一時は帰ろうとしたんだけどね。君がモンスターの大群に襲われてたから、
何か出来ることはないかなーって思って、モンスターを引きつけておいたんだ」
キラキラ君はそこで一息ついた。
「もちろん、出来る限りの人たちは逃がしてね。結局死んじゃって、パーティメンバーにもすっごく起こられちゃったけどね。まあ、君が無事で良かった」
ぐはあっ(吐血
なんだこの人は?眩しい。眩しすぎる。なんかこう、オーラみたいなのが出てる気がする。現人神か?天使か?聖人の類の人だ。間違いない。
「あ、ありがとうございます。あの後、無事とうば・・・逃げ切れました。」
「それは良かった。あと、何か聞きたいことはあるかい?」
「はい。一つだけ」
「立ち話もなんだし、近くの酒場に行こうか。実は、パーティメンバーと待ち合わせてるんだ。そういえば名前を聞いてなかったね。僕の名はコロナ」
「ハヤテです」
「じゃあ、行こうかハヤテ君」
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