色々とごちゃ混ぜになったVRMMO

たこやき

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PVP

PVP①

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 路地裏から出ると、近くが妙に騒がしかった。
 近くのプレイヤーに話を聞いてみる。
「どうしたんだ?」
「あれ?アンタ、HP見てないのかい?これから初めてのPVP大会が始まるんだよ。参加したいなら、あそこの受付にいってきな。俺はもう済ませたぜ」
「PVPか・・・折角だから参加してみるよ。ありがとう」
「お、どういたしまして」
 

 受付で登録する。番号は・・・Dー13か。
 それまでは観戦してるか。
 Aブロックの予選が始まった。どうやら、バトルロワイヤル方式のようだ。最後までの残った三人のプレイヤーが本戦出場らしい。
 様々なプレイヤーがいて、様々なスタイルがある。
 スキルの自動拾得がなくなった分、こういうところで自由度が増しているんだなぁ。
 そんなことを考えていると・・・
 ”Dブロックの皆さん、準備室までお越しください。”
 というアナウンスが聞こえてきた。行くか。
 準備室には、たくさんの武器が所狭しと並んでいた。
 その中からナイフ三本と投げナイフを五本取る。
 十分すると扉が開いた。
 ”参加者の皆さんは散らばって下さい。”
 ”三人まで減ったら終了です。三、二、一、スタート!”
 とりあえず中央辺りに陣取る。
 ”三、二、一、スタート!”
「どりゃあ!」
 スタートと同時に隣の両手剣使いが斬りかかってきた。
 余裕でかわすと相手の側面に移動し、腰を低くして手を切る。スタン状態のところを首筋に刃を滑り込ませ、即死。
 両手剣使いを殺すと両方向から同時に二人斬りかかってきた。
 落ち着いてバックステップし、片方を手打。もう片方を首筋にむかって投げナイフを投擲し、即死。スタン状態の方は逃げたので後ろから、腎臓辺りにナイフを差し込む。
直に死ぬだろう。
 ここまですると、一度隠密を発動して隅の方に退散。
 ある程度人数が減るまで待つ。

 残り七人というところで再始動。隠密を解除すると近くにいたレイピア使いが
一瞬驚いたように体を硬直させるが、すぐさま襲ってくる。
 レイピアの利点を活かした鋭い突きの連撃が繰り出される。
 いくつかナイフで受けたが、恐ろしい威力だ。
 このまま中距離戦は危険だ。
 バックステップで距離をとるーーーとみせかけて突撃。
 慌てて突いてくるが、かわす。懐に潜り込むと、右腕の関節にナイフを差しこみ、バックステップ。
 レイピア使いは右腕が部位破損状態になり、やむなくレイピアを左手だけで持つ。
「くそっ、やむを得ないか・・・」
 そう言うと、レイピア使いがスッと近づいてきて、突きを繰り出してくる。
 だが一つ、先程までと違う点があった。
 レイピアの剣先から、衝撃波のようなものが出ていた。その衝撃波は、突きの威力を向上させると共に、射程の延長を行っている。
「左利きか?」
「さあ、どうだろうね?」
 相性が悪すぎる。ここは、奥の手を使わせてもらおう。
 <火魔法>+<水魔法>で水蒸気を発生。暗殺者にとって最適の条件を作る。
「霧?」
 そのまま相手の背後に回り、背後からナイフを突き刺そうとしたところで・・・
 ”指定人数の三人になりました。これをもってDブロック予選を終了いたします。”
「ふう、命拾いしたよ。最後の霧はどうやったんだい?」
「そっちこそ、左手でも突きの冴えが変わってなかったじゃないか?」
「質問を質問で返すな!と言いたいところだけど、互いに企業秘密ってことで。」
「ああ、無駄な詮索はよそう。じゃあな」
「本戦でまた会えるといいね」
 ”本戦の組み合わせが決定いたしました。”
 どうやら俺は一回戦らしい。
 対戦相手は、カルイというのか。
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