色々とごちゃ混ぜになったVRMMO

たこやき

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ギルド

ギルド②

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「うわあ・・・」
 俺はおもわず感嘆の声を漏らした。
 ここ、カルイが司令塔と呼んでいたギルドホールはそれはそれは大きな場所であった。
 体育館程の広さの部屋に、椅子やテーブルが置かれており数人のプレイヤーが談笑している。
 向かい側には、受付のようなものがあり、数人のプレイヤーがモンスターの素材らしきものを持ち込んでいる。
 そのさまは、個人ギルドというより一般的な冒険者ギルドのようだった。
「すごいだろ、これ。考えたのは団長さ。あそこで働いているのはNPCの嬢ちゃんだし、本部にも数人NPCの人がいるらしいぜ。」
 カルイ威張るような調子で言ってくる。作ったのはお前じゃ無かろうに。
「団長は画期的なシステムを作り出したんだよ。例えば・・・」
 コルクの話によると、このギルドの団長ハンクは町に入ったときから、数人の仲間と共にNPCと信頼関係を築き、独自の依頼ルートを創り出したらしい。どうやら、このギルドホールはNPCには一般開放されているらしく、NPCが依頼していくとか。
 中でも飛び抜けて凄いのは、ギルド内で組織を作りだしたことだろう。
 ハンクは当初、軽業師という限定的な職業だからあまりギルメンは集まらないだろうと踏んでいた。が、予想外なことに盗賊や狙撃手&観察者、なぜか職人達も集まり、かなりカオスなことになった。
 そこでハンクは、それぞれの特長や志望を纏めて班を作った。これで安心だろうという矢先、その班の噂を聞きつけたプレイヤー達が我先にと入団志望してきたのだ。
 なんだかんだで五百人を超える大ギルドになったとか。
「んで、うちは入団と共に所属する班を決めるんだよ。基本的に本人の志望だ。班の種類は・・・」
 そこでカルイは一息つくと、紙を手渡してきた。
「そこに書いてある。」
「カルイさん、忘れましたね?たった十ちょっとなのに。」
 十ちょっと?どれどれ・・・

~この用紙は、これからギルド:天駆ける軽業師に入団しようという皆さんに配られるものです。基本的に入団後の班変更はできませんのでよく考えてからにしましょう。~
 と上の方に書いてある。

~次は、班の紹介です!班は、十二あります。~
①地上戦闘班
 主に地上の戦闘を請け負う班。迅速に獲物を見つけ、奇襲し、屠る!

 地上の一般的なモンスターを狩る。
 軽業師としての特長を活かした地上戦を展開せよ!

②空中戦闘班
 主に空中の戦闘を請け負う班。鳥や樹上に巣くう獲物が標的だ!
 飛行型のモンスターを狩る。
 軽業師の本領は空中だ!

③忍者班(夜間調査班)
 忍者じゃ!(真面目)
 黒服に身を包み、闇夜に紛れ調査、戦闘を行う。
 夜に出てくるモンスターが標的。また、夜に出てくるモンスターの調査。
 一風変わった軽業師!

④狙撃班(高機動観察、狙撃班)
 狙撃だ!
 観察者と狙撃手の二組で動き、モンスターどもを狙撃せよ!
 機動力を活かし、空中のモンスターを狙撃。
 飛びながらでも狙撃できるように!

⑤機動班(機動専門班)
 速い!とにかく速い!
 速度特化の班。機動力を活かし囮として活躍せよ。
 三次元的な機動を心得る!
 
⑥斥候班
 偵察だ!
 ボスやダンジョンの偵察や、地形の記録も行う。
 慎重に動くこと。
 隠密行動を心がけよ!

⑦魔法班(高機動魔法班)
 素早く的に接近し、魔法を放て!
 中距離専門!
 動体視力、反射神経を鍛えよ!

⑧採取班
 機動力、三次元的な動きを活かし、奥地での採取!
 一般プレイヤーが到達出来ないような奥地に赴き、採取せよ。
 ツルハシや斧を振り回せ!
 
⑨特殊工作班
 特殊工作班という皮を被った職人の集まりだ!
 罠とか仕掛ける予定。
 戦闘班、採取班と連携せよ!
 ハンマーや錐を振り回せ!

⑩司令塔
 本部にいる裏方!
 NPCやプレイヤー、特殊工作班の依頼を纏めたり、資産を管理したり、指揮をとったり、忍者班や採取班の情報を纏めたり、大忙しだ!
 一応戦闘も出来る!

⑪市場班
 資金の管理!
 素材を市場に流したり、武器を流したり、NPCと交渉したりするぞ!
 幅広い人脈!
 戦闘もやっとけ。

⑫情報班
 NPCやプレイヤーから情報をかき集めろ!
 機動力を活かし町を駆けめぐり、情報を集める。
 独自の情報網! 
 うん・・・運営もびっくりだね。 
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