色々とごちゃ混ぜになったVRMMO

たこやき

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イベント

薬③

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 さて、今日は残業無しの五時帰り。何故か眠いが今日もログイン。
 
 ログインし、港の船着き場を見てみる。ハヤテ島行きの船が出ないかどうか探すためだ。
 俺の謎計算によるとそろそろ船が着くはずなのだが・・・近くの人に聞いてみる。
「すいません、先程のイベントで発見された島への船って何時来ますか?」
 すると、
「ああ、その船なら十分前に出たよ。ほら、あの船さ」 
 その男は遙かなる水平線を指さす。ゴーグルを着用し見てみると、そこには確かに俺が乗ってきたでかい船が・・・って急げぇ!
「ありがーとーーうーーー」
 空中に飛び出しつつ礼を告げる。何故俺は毎度ギリギリなんだろうか?いやもうギリギリアウトの域に入っているかな。
「ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・」
 どの位ヤバいかっていうと、学校の授業開始のチャイムを聞きつつ登校している感じだ。☆絶望...
「グロオオオオオ!」
 突如として海中からグロ魚が姿を現す。あれ?ここってモンスター出たっけ? 取り敢えず撃退!
「【ファイアボール】ぅ!」
 困ったときのファイアボールで蒸発させ、先を急ぐ。
 ・・・が、一向に距離が縮まらない。今回は最初から空跳の出力を最大にしているのにだ。
「ええい!ままよ!」
 ままよ!と実際に口にした人物を俺は一人しか知らないが、試しに言ってみる。そして俺は【魔人化】を発動!【魔人化:15%】となっていたが急いでいるのでスルー。
 【魔人化】を行うと、前回は気付かなかったが魔法の威力が増強されていることに気が付いた。魔眼は安定の低性能だが。
 強化された空跳で引き続き跳ぶ・・・微妙に近づいてきているような気がする。多分。

 ・・・そのまま、なんと三時間程鬼ごっこは続いた。
「やっとか・・・」
 本当にやっと船に追いつきそうだ。・・・が、
「ウォォォォォォォ!」
 突如として海坊主が。ーいやウォォォォじゃねえよワレェ!炎のシュレ●は拳●に拳潰されてろ!
 今回も雷魔法使いがいないかと期待したが、残念ながら不在のようだ。一般プレイヤーが吹っ飛ばされているのが遠めに確認できる。
 はあ・・・俺がやるのか。あんな巨体に効くのか?こんな小さなナイフから放たれた電撃が。
 取り敢えず高く跳び、海坊主に接近する。内地でぬくぬくと傍観していたツケを払わなくてはなぁ・・・
 ナイフを両手に構え、
「【帯電刀】モード!駆逐してやる!」
 海坊主は巨大なだけに周りには意識が及ばないようだ。俺には気付いた様子は見せない。
 そのまま重力に身を任せ、落下!そして、
「【帯電斬】!」
 斬るのではなく突き刺すのだがな。前頭葉辺りにブッサし、【魔人化】の魔法強化を活かして一段と強く魔力を送る。
「ウォォォォォォッ!」
 効いてるのか?コレ。まあ、海坊主の悲鳴から察するにある程度効果はあるようだな。

人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
< ハヤテは【たいでんざん】をくりだした!   うみぼうずは【ぶんなぐる】をくりだした!    >
< こうかはばつぐんだ!            こうかはいまひとつのようだ。          >
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

 字幕通り、海坊主が荒ぶり拳を俺に叩き付けてくる。・・・が、予備動作の段階から見切れていたので余裕で躱す。そして今度は首筋に回り込み、ブッサすして雷魔法を送る。
「ウォォォ・・ォォオ」
 力なく海坊主が消えてゆく。頃合いなので高く跳び上がり、【魔人化】を解除して船の後部あたりに華麗に着地。先刻の騒動で客は船首に集まっていたので難なく進入出来た。そして、そのままネットサーフィンを開始。『●ーこにっ●どう●♪』
 
 ド●ン●が午後八時ぐらいを教えてくれたところで、島に到着。島は自然をある程度残しつつ、開発が進んでいた。
 港には、この船以外にも大小様々な船が停泊していた。あのマッチョの言った通りの展開になってきたな・・・これからは海が主役になるという予想は短期間に的中した。ちなみにマッチョ達は今も何か忙しなく建造中だ。随分と頑張ってくれるな・・・
 近くに居たメガマッチョ(リーダーマッチョ)が居たので製薬所について訊いてみる。
「はい、その施設なら島の中心辺りに造っておきましたよ。二階建ての少し小さな家ですが、頑丈ですのでご安心ください」
「ありがとうございます!お金の方はいくらほど」
「では、20000G程で」
 メガマッチョに20000払い、早速島の中心へ向かう。

 数分走っただけでその建物へ着いた。見た目は、少しレトロな感じの一軒家だ。
 しかし中に入ると、柱が多くしっかりとした作りになっていることが理解できた。機材を設置し、製薬施設としての準備を整えていく。
 
 ・・・さて、ポーションを造っていくわけだが、どうするかな・・・現在俺の手元にある植物系素材は、
 磨耗草     トオウツシソウ
 麻痺花     遠映草
 呪毒草     ヨミガエリバナ
 コウガイセキグサ   黄泉帰花
 甲鎧石草    トゲトゲタカグサ 
 怪眠草     棘刺高草
 炎浄草     モウソウグサ
 ミズマシグサ    亡操草
 水魔死草    
 カイコウソウ     
 解香草 

 ネバリダケ トカシダケ ツヨキダケ ヨワキダケ ムシュウダケ トウカダケ                                   ・・・・・・・・だ。
 
 これで何を造るか?という正念場なのだが、残念ながらお時間が来てしまったようなので、渋々ログアウト。
 メット君が恨めしい。 
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