やばい彼氏にご注意を

SIVA

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4.絶賛、文化祭準備中

4-79

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(R18)

浮かせた腰の先にチラリと見えた有栖川の膨らんだモノがつらそうにボクサーパンツに収まっている。
そろりと手を伸ばしそれを少し握ってみた。
ぴたりと有栖川の動きが止まり、こちらをまっすぐに見て「お前、それ誘ってんの?」少し余裕なく見える表情で言われ視線だけを上げ有栖川を見つめた。
「もぅまじでそんな可愛い反応見せられると、たまんないね」
凄く嬉しそうな声で言っている。こいつ、俺の事どんだけ好きなんだ。自意識過剰になるくらいに俺への愛がダダ漏れている。
「初めてだろうからゆっくり優しくしてやろうかと思ったけど、なんか無理そう」
膝まで降りていたズボンを強引に脱がされると、身体を反転させられ四つん這いにさせられた。
「な、なぁ……有栖川……」
俺の尻に両手をついている有栖川は、むすっとした表情で「またムード壊す気?」と言ってきた。

(いや、そう言うんじゃなくて)

「お、俺、その、入れられるって、事、だよな?」
わかっちゃいるけど、再確認。
「当たり前だよ?この状況はどうみてもそうだよね?」
「その、ま、前した時、も?だよ、な?」
「前って?」
有栖川は何の事を言ってるのかわからないと言いながら、首を傾げた。
「え、や、だって、お前と飲んだ?日だよ」
身体が怠かったし、全裸でいたし。
あぁ、と言って少し考える素振りを見せた。

「あん時は、入れてない。未遂だ未遂。お前、酔って絡んでくるからちょっとした意地悪?みたいなもん」そう言って、再び尻を鷲掴んでいる。

頭が真っ白になった。
俺はてっきり掘られたのかと思って……。
「ほら、集中して」
いつ、どこから現れたのか手にはローションを持ってそれを尻に垂らし始めた。
ひんやり冷たいローションのせいで、腰がヒクッと浮くと「あ、悪い冷たかった?」と言われるが、言うだけでどんどん垂らされていく。
「大丈夫だから。俺に身を捧げてくんない?」
もう何も言えない状態で、背中にそっと手を置かれ頭をソファーに付けられた。
必然的に尻は更につきだされる形になり……。
「お前意外と身体柔らかいんだな」なんていいながら指先は後ろをプニプニと押している。
ローションを指に絡め取りながら、ゆっくりと撫でるように慣らされていく。
「いきなりぶち込んだら、壊れそうだ。クックック。あぁそれはそれで面白そうだな」
なんかブツブツ言ってるけど、よく聞こえない。
顔を上げて後ろを見ようとするも、前向いてろって顔を押しやられてしまう。

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