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第二章
まおうとけんじゃ
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「……オレを知っているのか」
『えぇ。あの子から話は聞いておりますよ』
「オレの話をしたのか?」
えぇ、と応じる柊に、エードラムがわたしに視線を向けます。
わたしとしても初耳です。
柊が言う「あの子」はわたしの勇者で間違いはないでしょう。でもわたしの勇者はあまり人に自分の内情を伝えるのが得意ではない人でありますので、まさか魔王と暮らしていることを人に話しているとは思わなかったのです。
エードラムはしばし悩んだように唸ってから、
「会って少し話しがしたい」
『構いませんよ。ですが今日はもう無理でしょうし、明日では如何です?』
「無理、とは?」
『もうすぐ、保育園のお迎えの時間でしょうから』
言われて、エードラムとわたしは自分たちが思っていたよりもずっと時間が経過していたことに気付きました。
いつの間にか、あとニ○分程で保育園のお迎えの時間まで迫っていたのです。
これには流石に驚いて、エードラムは無意識にでしょうか、舌打ちをしていました。
「わかった。明日だな」
『えぇ。保育園から一番近い駅は分かりますか。そこで待っています。バルィも、いらっしゃい』
案の定といいますか、わたしも傍で聞いている事はバレていたようです。
かすかに苦笑を滲ませるエードラムに、わたしは肩があったならばそこを竦めたいような心地になりました。
とかく、それ以上は電話で話すことも出来ませんもので、一度通話を切るとエードラムは勇大のお迎え準備を始めました。
何となく、もやっとしたものは残っています。
しかし今何か行動をしてみたところで何かが出来るわけでもないでしょうし、わたしとエードラムは出来るだけ何事もないように振舞うことにいたしました。
魔王と結託をするだなんて勇者の剣としてはとてつもなく不本意ではありますが、仕方がありません。
今では、ある意味我々は同志に近いものがあるような感覚に陥っておりました。
とてもとても、不本意ではありますが。
──翌日、いつものように大した会話もせずに家を出る勇者と勇大を見送った我々は、エードラムがささっと家事を済ませるのを待ってからこっそりと家を出ました。
彼は今日は確か外せない講義のある日であると言っておりましたので、今日の勇大のお迎えもエードラムがしなければならない事でしょう。
つまりは、勇大のお迎えの時間までエードラムは自由時間であるという事です。
そもそも保育園までの道のり以外をあまり歩いた事のないエードラムは少しばかりおっかなびっくりではありましたが、保育園から程近い我が家の最寄り駅へと向かいました。
この近辺には駅はふたつほどあり、家からはどちらも同じ程度歩けば到着する程度の距離です。
しかし保育園から近いと言えばこの、地元民が主に使う程度の人気の少ない駅でありますもので、大柄なエードラムは大層目立っておりました。
何しろ大柄で色合い的に派手な外国人が背中に細長い袋を背負っているのですから、目立たないわけがありません。
あんまりぶすくれた表情で立ち尽くしていたら、下手をすれば通報されてしまうのではと冷や冷やしてしまうほどです。
さてここに来て何をすればいいのかと二人で悩みつつ券売機の前を通り過ぎて改札口まで行ってみると、自動改札機のうちのひとつが明らかに不自然である事に気付きました。
言ってしまえば、魔力を帯び空間がゆがんでいる、と言えばよいのでしょうか。
エードラムは背に帯びているわたしの入っている袋を指先でトントンと叩き、わたしもセンサーをそちらに向けて改札機に魔力検知を掛けました。
改札を利用している人々はそこを避けるように暗示でも掛けられたように違う改札を抜けて行き、そこに注目をしているエードラムの方が不自然に見えてしまいます。
が、そこに掛けられている魔力が転移のものであるとわたしが伝えると、そちらへ足を向けました。
自動改札機は切符も電子マネーも使わずに通ろうとしてもゲートが開かず、開いていた場合には閉じられ通り抜けを阻止されてしまうものですが、その改札機はエードラムが通るとまるで彼の帯びる魔力に反応するかのようにゲートを開き、招き入れました。
いきなりバタンッと音をたてて開いたゲートに驚きつつも足を止めなかったエードラムが改札機を完全に通り抜けると、そこは駅の構内ではありませんでした。
なるほどあのゲートは入場者をふるいにかけるものだったのかと納得しつつ、目の前に広がる真っ直ぐな廊下を歩きます。
廊下は真っ白で正方形で、エードラムが両腕を左右に開いてもまだ足りないほどには広い空間でございました。
左右の壁には窓も扉もなく、薄くかすんですら見える突き当りにある茶色いドアらしきものだけが唯一の色彩であるかのようにも見えます。
わたしとエードラムは無言で進み、程なく茶色い扉に辿り着きました。
油断なく広げていたセンサーを扉に集中させ鍵も罠もない事を確認し、エードラムはノックもせずにドアを開きます。わたくしとしてはノックをしない事が気になりましたが、そもそも魔物にはノックなんて風習はないのでしょう。
「いらっしゃい、ふたりとも」
と、そこには灰褐色の髪にブルーのローブをまとった賢者が待っておりました。
彼こそが、柊。
この日本において《太古の勇者》ガーラハドの右腕と呼ばれ、わたしの勇者と比肩する魔力を持つと言われている、現代では数少なくなった魔術を生業とする者。
左右の壁が全て本で占められているこの空間は先ほどまでとは違い本の表紙の様々な色で埋まり、その中央のデスクの前に居た柊が逆に異色のもののように見えてしまいます。
「お前が、柊?」
「えぇ。貴方とは過去に数回会った事がありますね、魔王エードラム」
「あぁ? お前に会うのなんざ今回が初めてだ」
「いいえ。あるのですよ。貴方が知らないだけで」
怪訝そうに眉を寄せつつもわたしを袋から取り出したエードラムは、柊に示された椅子にドカリと座りつつわたしを抱えるようにして腕を組みました。
柊が我々に何かをするという事はまず考えられませんが、しかしエードラムにとってしてみれば過去に同胞を何人も倒している【勇者】の右腕は警戒する対象でしかないのかもしれません。
柊はそんなエードラムも咎めずに、のんびりとした動作で紅茶をいれてくれました。
勿論わたしが飲めるわけもありませんので自分を含めてふたり分です。
しかしエードラムは眼の前に差し出された紅茶を一瞥するだけで手を伸ばしはしません。その警戒っぷりは、なんだか飼い主以外からのご飯を受け付けない大きな犬のようにも見えました。
「テメェは、何か知っているのか」
「何か、とは?」
「……オレたちの知らない何かを、だ」
何を問おうとしても曖昧にしか事態に気付けていない我々には、問う言葉はありません。
どうしたらいいのか。
エードラムがちらりとわたしに視線を向けました。
そんな目で見られても私としても言える言葉なんかはないのですが、私はしばし思考してから、
『柊。これから我々はおかしな事を言うと思いますが、最後まで聞いてはくれますか』
そう言い置いて、わたしはエードラムとの戦いの後に感じ始めた違和感をひとつひとつ、自分たちでも再確認をするように柊に話しました。
【あの人】の個人情報が家に一切ないこと。
【あの人】に対して感じている違和感。
意味の分からない不安感があること。
そして、【あの人】の名前が分からないということ……
柊は口を挟まずに全てを聞いてくれましたが、逆に何も言ってもらえないことが我々の不安を煽りました。
エードラムも居心地が悪そうに幾度か椅子に座りなおし、しかし何も言わずに柊を見詰めます。
「……綻びが生じ始めているのですね」
『綻び……?』
「あなた方の違和感は、正しいものです。今まで気付かなかったのも仕方がないこと」
「どういう意味だ?そりゃあ」
「あなた方は、今日という日がすでに複数回来ているのだと言って信じますか?」
『えぇ。あの子から話は聞いておりますよ』
「オレの話をしたのか?」
えぇ、と応じる柊に、エードラムがわたしに視線を向けます。
わたしとしても初耳です。
柊が言う「あの子」はわたしの勇者で間違いはないでしょう。でもわたしの勇者はあまり人に自分の内情を伝えるのが得意ではない人でありますので、まさか魔王と暮らしていることを人に話しているとは思わなかったのです。
エードラムはしばし悩んだように唸ってから、
「会って少し話しがしたい」
『構いませんよ。ですが今日はもう無理でしょうし、明日では如何です?』
「無理、とは?」
『もうすぐ、保育園のお迎えの時間でしょうから』
言われて、エードラムとわたしは自分たちが思っていたよりもずっと時間が経過していたことに気付きました。
いつの間にか、あとニ○分程で保育園のお迎えの時間まで迫っていたのです。
これには流石に驚いて、エードラムは無意識にでしょうか、舌打ちをしていました。
「わかった。明日だな」
『えぇ。保育園から一番近い駅は分かりますか。そこで待っています。バルィも、いらっしゃい』
案の定といいますか、わたしも傍で聞いている事はバレていたようです。
かすかに苦笑を滲ませるエードラムに、わたしは肩があったならばそこを竦めたいような心地になりました。
とかく、それ以上は電話で話すことも出来ませんもので、一度通話を切るとエードラムは勇大のお迎え準備を始めました。
何となく、もやっとしたものは残っています。
しかし今何か行動をしてみたところで何かが出来るわけでもないでしょうし、わたしとエードラムは出来るだけ何事もないように振舞うことにいたしました。
魔王と結託をするだなんて勇者の剣としてはとてつもなく不本意ではありますが、仕方がありません。
今では、ある意味我々は同志に近いものがあるような感覚に陥っておりました。
とてもとても、不本意ではありますが。
──翌日、いつものように大した会話もせずに家を出る勇者と勇大を見送った我々は、エードラムがささっと家事を済ませるのを待ってからこっそりと家を出ました。
彼は今日は確か外せない講義のある日であると言っておりましたので、今日の勇大のお迎えもエードラムがしなければならない事でしょう。
つまりは、勇大のお迎えの時間までエードラムは自由時間であるという事です。
そもそも保育園までの道のり以外をあまり歩いた事のないエードラムは少しばかりおっかなびっくりではありましたが、保育園から程近い我が家の最寄り駅へと向かいました。
この近辺には駅はふたつほどあり、家からはどちらも同じ程度歩けば到着する程度の距離です。
しかし保育園から近いと言えばこの、地元民が主に使う程度の人気の少ない駅でありますもので、大柄なエードラムは大層目立っておりました。
何しろ大柄で色合い的に派手な外国人が背中に細長い袋を背負っているのですから、目立たないわけがありません。
あんまりぶすくれた表情で立ち尽くしていたら、下手をすれば通報されてしまうのではと冷や冷やしてしまうほどです。
さてここに来て何をすればいいのかと二人で悩みつつ券売機の前を通り過ぎて改札口まで行ってみると、自動改札機のうちのひとつが明らかに不自然である事に気付きました。
言ってしまえば、魔力を帯び空間がゆがんでいる、と言えばよいのでしょうか。
エードラムは背に帯びているわたしの入っている袋を指先でトントンと叩き、わたしもセンサーをそちらに向けて改札機に魔力検知を掛けました。
改札を利用している人々はそこを避けるように暗示でも掛けられたように違う改札を抜けて行き、そこに注目をしているエードラムの方が不自然に見えてしまいます。
が、そこに掛けられている魔力が転移のものであるとわたしが伝えると、そちらへ足を向けました。
自動改札機は切符も電子マネーも使わずに通ろうとしてもゲートが開かず、開いていた場合には閉じられ通り抜けを阻止されてしまうものですが、その改札機はエードラムが通るとまるで彼の帯びる魔力に反応するかのようにゲートを開き、招き入れました。
いきなりバタンッと音をたてて開いたゲートに驚きつつも足を止めなかったエードラムが改札機を完全に通り抜けると、そこは駅の構内ではありませんでした。
なるほどあのゲートは入場者をふるいにかけるものだったのかと納得しつつ、目の前に広がる真っ直ぐな廊下を歩きます。
廊下は真っ白で正方形で、エードラムが両腕を左右に開いてもまだ足りないほどには広い空間でございました。
左右の壁には窓も扉もなく、薄くかすんですら見える突き当りにある茶色いドアらしきものだけが唯一の色彩であるかのようにも見えます。
わたしとエードラムは無言で進み、程なく茶色い扉に辿り着きました。
油断なく広げていたセンサーを扉に集中させ鍵も罠もない事を確認し、エードラムはノックもせずにドアを開きます。わたくしとしてはノックをしない事が気になりましたが、そもそも魔物にはノックなんて風習はないのでしょう。
「いらっしゃい、ふたりとも」
と、そこには灰褐色の髪にブルーのローブをまとった賢者が待っておりました。
彼こそが、柊。
この日本において《太古の勇者》ガーラハドの右腕と呼ばれ、わたしの勇者と比肩する魔力を持つと言われている、現代では数少なくなった魔術を生業とする者。
左右の壁が全て本で占められているこの空間は先ほどまでとは違い本の表紙の様々な色で埋まり、その中央のデスクの前に居た柊が逆に異色のもののように見えてしまいます。
「お前が、柊?」
「えぇ。貴方とは過去に数回会った事がありますね、魔王エードラム」
「あぁ? お前に会うのなんざ今回が初めてだ」
「いいえ。あるのですよ。貴方が知らないだけで」
怪訝そうに眉を寄せつつもわたしを袋から取り出したエードラムは、柊に示された椅子にドカリと座りつつわたしを抱えるようにして腕を組みました。
柊が我々に何かをするという事はまず考えられませんが、しかしエードラムにとってしてみれば過去に同胞を何人も倒している【勇者】の右腕は警戒する対象でしかないのかもしれません。
柊はそんなエードラムも咎めずに、のんびりとした動作で紅茶をいれてくれました。
勿論わたしが飲めるわけもありませんので自分を含めてふたり分です。
しかしエードラムは眼の前に差し出された紅茶を一瞥するだけで手を伸ばしはしません。その警戒っぷりは、なんだか飼い主以外からのご飯を受け付けない大きな犬のようにも見えました。
「テメェは、何か知っているのか」
「何か、とは?」
「……オレたちの知らない何かを、だ」
何を問おうとしても曖昧にしか事態に気付けていない我々には、問う言葉はありません。
どうしたらいいのか。
エードラムがちらりとわたしに視線を向けました。
そんな目で見られても私としても言える言葉なんかはないのですが、私はしばし思考してから、
『柊。これから我々はおかしな事を言うと思いますが、最後まで聞いてはくれますか』
そう言い置いて、わたしはエードラムとの戦いの後に感じ始めた違和感をひとつひとつ、自分たちでも再確認をするように柊に話しました。
【あの人】の個人情報が家に一切ないこと。
【あの人】に対して感じている違和感。
意味の分からない不安感があること。
そして、【あの人】の名前が分からないということ……
柊は口を挟まずに全てを聞いてくれましたが、逆に何も言ってもらえないことが我々の不安を煽りました。
エードラムも居心地が悪そうに幾度か椅子に座りなおし、しかし何も言わずに柊を見詰めます。
「……綻びが生じ始めているのですね」
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