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第二章
まおうとけんじゃ・2
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柊が口を開いたのは、一体どれほどが経過してからでしょうか。
ごく自然な、何でもない世間話のように言われたその言葉に、我々は意味もなく互いを見詰め合ってしまいました。
今日という日が複数回来ている、とはどういう意味なのか、いまいちよく分かりません。
そりゃあ、確かに今日という日付は一年に一度はくるものです。
曜日で言えば週に1回は必ず来ますし、月単位の日付で言えば月に一回はくるものです。
我々の戸惑いを察したのか、柊は小さく笑みを浮かべると、
「そうではありません。あなた方は……いえ、我々も、同じ日を何度も繰り返しているのです」
「ループしてる……って事か?」
「えぇ、そうですね」
「何言ってんだ、馬鹿馬鹿しい。時間を操る魔術なんざ、それこそ太古の二人でもなきゃ使えるもんじゃねぇ」
嘲るように鼻を鳴らすエードラムに、柊はまた小さく笑みを浮かべました。
太古の二人、というのは、かつてこの世界で起きた大戦の折に人間の【勇者】たちに味方した二人の太古の人々のことでしょう。
伝承の中では神にも等しき、と言われる二人であれば確かに時間を戻したりする魔術をお持ちかもしれませんが、それは運命を捻じ曲げる事でもあります。
太古の二人を実際に目にしたわたしにしてみれば、厳格で誠実なお二人の事、例えそんな魔術があったとしても故意にその呪文を発現させる事はないと断言できます。
「では、あなた方の感じている違和感をひとつずつ潰していくとしましょう」
「あぁ?」
「まずはエードラム。あなたは、かつて経験した事があるかのように、人間生活を送ることが出来ていますね?」
「……オレが堕ちるのは初めてだ」
「えぇ。今回はね」
にっこりと微笑みつつ言う柊が、何故だか恐ろしく感じました。
ループだなどと、そんな馬鹿げた妄想のような、そんなものはあるわけが、ない。
そうは思うのですけれど、それを前提としてみると色々なものがしっくり来るような、そんな気がしてしまいます。
エードラムは掃除の仕方も、洗濯の仕方も、料理も、勇大の世話も、知らないはずであるのにさも当たり前のようにこなしていました。
エードラムは本来黒の言語しか知らない魔物であるはずであるのに、ごく当然のように日本語を、人間の言語を書きました。
それこそ、柊が言うようにかつて経験した事があるかのように、です。
それは、それが、実際に過去に経験したからこそ分かるものなのだとしたら、納得がいきます。
勇者が、彼がエードラムを家に招きいれたのも、かつても一緒に暮らしていた上でエードラムを信頼出来たからこそ招き入れたのだとしたら。
「……馬鹿げてる」
「でも、納得はしているんでしょう?」
「ふざけるな。じゃあ何か、オレは何度も人間に負けてるってのか」
「えぇ、そうです。貴方の倒し方を知った、彼の勇者によって」
あぁ、なるほど、それもそうです。
彼はエードラムに勝利をしました。
強く、頑強で、とてつもない魔力を誇る魔王……そんな敵を相手にしては、例え一度勝利していたとしても幾度も倒すのは簡単には出来ないはずです。
けれど、エードラムの弱点を知りそこを突くことが出来たのだとしたら、難易度はがくんと下がったことでしょう。
そして、だからこそ毎回のようにエードラムの角が折れているのだとしたら。
魔力の源を、失っているのだとしたら。
「……じゃあ、聞くが」
「はい」
「何故そんなに何回も、ループしてるんだ」
何で綻びとやらが起きたんだ。
そのエードラムの問いに、わたしは柊の方へセンサーを向けました。
柊は「今日はすでに何回も来ている」と言いました。
つまりは、彼の言葉を借りればループというものが今回初めて行われたわけではないという事なのではないでしょうか。
我々には何回のループが行われているのかは知る由もありませんが、今まで気付かなかったという事は記憶はその都度消去されるものであり、その綻びとやらのせいで気付いてしまった、という事なのだとは思うのです。
しかしそれすら確信はもてません。
もしかしたら前回のループの時にも気付いていたのかもしれないし、その前にも気付いていたのかもしれない。
でも我々にはそれを確認する術はないのです。
「綻びが何故起きたのかは、わたしには分かりません。ですが、察することは出来ます」
「何だ」
「ループを行う対価が徐々に弱まっている、と、わたしは考えています」
『対価?』
聞くと、柊はひとつ断ってから席を立ちました。
この部屋には我々を埋め尽くさんばかりに本がありますが、柊はその中から一冊を取り出すとまたデスクに戻って来て我々の前に差し出しました。
エードラムが思わず嫌そうな顔をするそれは、明らかに強力な魔力を帯びていると分かる代物でございました。
本というものは人間が存在する以上は無数に出版されるものでありますが、その本は明らかに装丁から何からが違っておりました。
太古の本か、とエードラムが嫌そうに呟くと、柊が無言で頷きます。
太古の本……つまりは、太古の人々が魔力を帯びた文字で直接記した、それ自体が大きな魔力を持っている本の事です。
そんなものが現存している事は、流石のわたしも知りませんでした。
太古の本は過去の大戦の時にすらも伝説級のアイテムと言われ、それを持っているだけて太古の人々の加護が得られるという噂すらある存在でした。
何しろ印刷技術がない時代に太古の人々が記したものですから、同じ内容は二度と書けない、同じ内容であったとしても仔細は少しずつ変わってしまうような、そんなふたつとない品でありますので。
「なんでこんなモンが……」
「これが、彼の勇者と太古の人々の契約であるからです」
『……契約、ですか』
「えぇ」
頷きながら、柊は手袋を装着するとゆっくりとページを繰り始めました。
太古の人々の記す文字は、黒の言語とも現代のどの国の言語とも当然違います。
月光に当てなければ浮かび上がらない文字があったり、水の中でしか出てこない文字があったりと、様々な魔力でもって記されているもので同じ種別のものは2つとないとも言われています。
そのせいでか、柊が開くページには何も記されてはいませんでした。
古ぼけた色の変わった、紙とも皮とも分からぬそのページを開いたままこちらを見詰められても、我々も困るだけです。
「エードラム、触れて御覧なさい」
「オレがか?」
「そうです。さぁ」
本を差し出されつつ促されて、エードラムは微かな躊躇に眉間の皺を深めました。
まぁ、それもそうでしょう。
エードラムは魔王であり、太古の人々は彼の対極にある存在と言ってもいいはずです。
そんな人々の魔力を帯びている本に触れるだなんて、エードラムにとってしてみればドブに手を突っ込むようなものかもしれません。
しかし、そんな嫌悪を見せていては進まないという事もわかっているエードラムは、渋々と開かれたページに手を置きました。
が、何も起きません。
それ以上何をしていいのかわからず、柊と本を交互に見つめてみたり意味もなく撫でてみたり摘んでみたりとしておりましたが、そのページに変化が訪れるわけもありません。
ついエードラムが不満げな顔をすると、柊はまた笑顔を向けて本を顎で示しました。
『エードラム、本がっ』
「なに……」
その柊の動きに従うように本を見れば、ページを無意味に摘んでいるエードラムの指から放射状に文字が広がり始めているのが目に見えました。
それはまるで水の中に一粒の小石を入れたかのようで、光を発しながら広がっていく文字に、エードラムも目を見張りながらその様子を見守ります。
やがて文字でページが埋め尽くされると、恐る恐るエードラムは本から手を離しました。
ごく自然な、何でもない世間話のように言われたその言葉に、我々は意味もなく互いを見詰め合ってしまいました。
今日という日が複数回来ている、とはどういう意味なのか、いまいちよく分かりません。
そりゃあ、確かに今日という日付は一年に一度はくるものです。
曜日で言えば週に1回は必ず来ますし、月単位の日付で言えば月に一回はくるものです。
我々の戸惑いを察したのか、柊は小さく笑みを浮かべると、
「そうではありません。あなた方は……いえ、我々も、同じ日を何度も繰り返しているのです」
「ループしてる……って事か?」
「えぇ、そうですね」
「何言ってんだ、馬鹿馬鹿しい。時間を操る魔術なんざ、それこそ太古の二人でもなきゃ使えるもんじゃねぇ」
嘲るように鼻を鳴らすエードラムに、柊はまた小さく笑みを浮かべました。
太古の二人、というのは、かつてこの世界で起きた大戦の折に人間の【勇者】たちに味方した二人の太古の人々のことでしょう。
伝承の中では神にも等しき、と言われる二人であれば確かに時間を戻したりする魔術をお持ちかもしれませんが、それは運命を捻じ曲げる事でもあります。
太古の二人を実際に目にしたわたしにしてみれば、厳格で誠実なお二人の事、例えそんな魔術があったとしても故意にその呪文を発現させる事はないと断言できます。
「では、あなた方の感じている違和感をひとつずつ潰していくとしましょう」
「あぁ?」
「まずはエードラム。あなたは、かつて経験した事があるかのように、人間生活を送ることが出来ていますね?」
「……オレが堕ちるのは初めてだ」
「えぇ。今回はね」
にっこりと微笑みつつ言う柊が、何故だか恐ろしく感じました。
ループだなどと、そんな馬鹿げた妄想のような、そんなものはあるわけが、ない。
そうは思うのですけれど、それを前提としてみると色々なものがしっくり来るような、そんな気がしてしまいます。
エードラムは掃除の仕方も、洗濯の仕方も、料理も、勇大の世話も、知らないはずであるのにさも当たり前のようにこなしていました。
エードラムは本来黒の言語しか知らない魔物であるはずであるのに、ごく当然のように日本語を、人間の言語を書きました。
それこそ、柊が言うようにかつて経験した事があるかのように、です。
それは、それが、実際に過去に経験したからこそ分かるものなのだとしたら、納得がいきます。
勇者が、彼がエードラムを家に招きいれたのも、かつても一緒に暮らしていた上でエードラムを信頼出来たからこそ招き入れたのだとしたら。
「……馬鹿げてる」
「でも、納得はしているんでしょう?」
「ふざけるな。じゃあ何か、オレは何度も人間に負けてるってのか」
「えぇ、そうです。貴方の倒し方を知った、彼の勇者によって」
あぁ、なるほど、それもそうです。
彼はエードラムに勝利をしました。
強く、頑強で、とてつもない魔力を誇る魔王……そんな敵を相手にしては、例え一度勝利していたとしても幾度も倒すのは簡単には出来ないはずです。
けれど、エードラムの弱点を知りそこを突くことが出来たのだとしたら、難易度はがくんと下がったことでしょう。
そして、だからこそ毎回のようにエードラムの角が折れているのだとしたら。
魔力の源を、失っているのだとしたら。
「……じゃあ、聞くが」
「はい」
「何故そんなに何回も、ループしてるんだ」
何で綻びとやらが起きたんだ。
そのエードラムの問いに、わたしは柊の方へセンサーを向けました。
柊は「今日はすでに何回も来ている」と言いました。
つまりは、彼の言葉を借りればループというものが今回初めて行われたわけではないという事なのではないでしょうか。
我々には何回のループが行われているのかは知る由もありませんが、今まで気付かなかったという事は記憶はその都度消去されるものであり、その綻びとやらのせいで気付いてしまった、という事なのだとは思うのです。
しかしそれすら確信はもてません。
もしかしたら前回のループの時にも気付いていたのかもしれないし、その前にも気付いていたのかもしれない。
でも我々にはそれを確認する術はないのです。
「綻びが何故起きたのかは、わたしには分かりません。ですが、察することは出来ます」
「何だ」
「ループを行う対価が徐々に弱まっている、と、わたしは考えています」
『対価?』
聞くと、柊はひとつ断ってから席を立ちました。
この部屋には我々を埋め尽くさんばかりに本がありますが、柊はその中から一冊を取り出すとまたデスクに戻って来て我々の前に差し出しました。
エードラムが思わず嫌そうな顔をするそれは、明らかに強力な魔力を帯びていると分かる代物でございました。
本というものは人間が存在する以上は無数に出版されるものでありますが、その本は明らかに装丁から何からが違っておりました。
太古の本か、とエードラムが嫌そうに呟くと、柊が無言で頷きます。
太古の本……つまりは、太古の人々が魔力を帯びた文字で直接記した、それ自体が大きな魔力を持っている本の事です。
そんなものが現存している事は、流石のわたしも知りませんでした。
太古の本は過去の大戦の時にすらも伝説級のアイテムと言われ、それを持っているだけて太古の人々の加護が得られるという噂すらある存在でした。
何しろ印刷技術がない時代に太古の人々が記したものですから、同じ内容は二度と書けない、同じ内容であったとしても仔細は少しずつ変わってしまうような、そんなふたつとない品でありますので。
「なんでこんなモンが……」
「これが、彼の勇者と太古の人々の契約であるからです」
『……契約、ですか』
「えぇ」
頷きながら、柊は手袋を装着するとゆっくりとページを繰り始めました。
太古の人々の記す文字は、黒の言語とも現代のどの国の言語とも当然違います。
月光に当てなければ浮かび上がらない文字があったり、水の中でしか出てこない文字があったりと、様々な魔力でもって記されているもので同じ種別のものは2つとないとも言われています。
そのせいでか、柊が開くページには何も記されてはいませんでした。
古ぼけた色の変わった、紙とも皮とも分からぬそのページを開いたままこちらを見詰められても、我々も困るだけです。
「エードラム、触れて御覧なさい」
「オレがか?」
「そうです。さぁ」
本を差し出されつつ促されて、エードラムは微かな躊躇に眉間の皺を深めました。
まぁ、それもそうでしょう。
エードラムは魔王であり、太古の人々は彼の対極にある存在と言ってもいいはずです。
そんな人々の魔力を帯びている本に触れるだなんて、エードラムにとってしてみればドブに手を突っ込むようなものかもしれません。
しかし、そんな嫌悪を見せていては進まないという事もわかっているエードラムは、渋々と開かれたページに手を置きました。
が、何も起きません。
それ以上何をしていいのかわからず、柊と本を交互に見つめてみたり意味もなく撫でてみたり摘んでみたりとしておりましたが、そのページに変化が訪れるわけもありません。
ついエードラムが不満げな顔をすると、柊はまた笑顔を向けて本を顎で示しました。
『エードラム、本がっ』
「なに……」
その柊の動きに従うように本を見れば、ページを無意味に摘んでいるエードラムの指から放射状に文字が広がり始めているのが目に見えました。
それはまるで水の中に一粒の小石を入れたかのようで、光を発しながら広がっていく文字に、エードラムも目を見張りながらその様子を見守ります。
やがて文字でページが埋め尽くされると、恐る恐るエードラムは本から手を離しました。
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