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第13話 少しずつ、今を編んでいきたい
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窓の外を見つめながら、私は深呼吸をした。
聖獣の国の美しい街並み。水上に浮かぶ古代の建築物。そして、笑顔で歩く獣人たち。
「ヴァイス様」
「……なんですか」
絶望に沈んだ声。私は振り返って、真っ直ぐに彼を見つめた。アス様が見守ってくれている。
「この街に来て、たくさんの人を見ました」
「それが?」
「皆、幸せそうでした」
思い出す。毛糸玉を追いかける猫の子供。優しく微笑んでくれた狐のミツネさん。「また来てね」と言ってくれた街の人たち。
「千年前のことはわかりません……でも、今のこの国は、とても素敵ですよ!」
「……」
「それは、ヴァイス様や王様が、この国を守ってきたからじゃないですか?」
ヴァイス様の瞳が、わずかに揺れた。
「この国と民の笑顔を守ってきた。その日々は、決して無駄じゃない」
「しかし、僕はノルンをーー」
「本当に?」
一歩、彼に近づいた。
「本当にヴァイス様は、この千年を『なかったこと』にしてしまうんですか……?」
「え?」
「笑顔で毛糸玉を追いかけていた、あの猫の子も。私たちを歓迎してくれた人たちも。全部、消してしまうんですか?」
ヴァイス様が息を呑んだ。
「そ、それは……」
「ノルンで世界を作り直すって、そういうこと、なんですよね?」
アス様が、そっと私の肩に手を置いた。温かい支えを感じる。
「確かに、過去は残酷だった」
私は、自分の手を見つめた。小さな、幼女の手。
「編み物だけが友達だった……でも!」
顔を上げる。
「その編み物が、魔法になりました。皆を笑顔にできる力になりました!」
「……」
「ノルンなんて編む必要はない。そんなものなくたって、魔法は輝いてくれた」
涙が、また溢れてきた。でも、悲しい涙じゃない。
「皆が必死に生きて、幸せを見つけようとしている。そのお手伝いが、できたら嬉しいと思うの」
「綺麗事だ。そんな小さなことで——」
「小さくていいんです」
胸を張って言った。
「世界は少し……子供の手には大きすぎるから。私はまだ小さな幸せを編んでいたい」
ヴァイス様が、力なく笑った。
「……敵わないな」
「ヴァイス様?」
「千年待った相手に、そんな真っ直ぐな目で見つめられたら」
深いため息をついて、彼は窓の外を見た。
「確かに、僕は前世の幻影に囚われていたのかもしれない」
「……」
「この国の民を見ていなかった。ただ、貴女だけを待っていた」
振り返った彼の顔は、少し穏やかになっていた。
「明るい日差し、和やかな午後ーー響き渡る、笑い声……そんな小さな幸福を見落としていた」
ヴァイス様が、初めて穏やかに微笑んだ。
「僕も、少し考えを改めます。前を向いて……今を見てみます」
「はい!」
思わず笑顔になった。
「その時は、一緒に編み物しましょう! ヴァイス様の糸って綺麗ですから、ノルン以外にも使ったほうがいいですよ!」
「えっ、ぼ、僕の!?」
「うーん、ショール、とか? うん、キラキラしてとてもふわふわになりそう!」
ヴァイス様が真っ赤になった。
「ぼ、僕の毛で、ニニィアネ様が編んでくれる……?」
「ふん」
アス様が、不機嫌そうに私を抱き上げた。
「あまり調子に乗るなよ、狼」
「ぐ、アスタロト公爵……」
「ただの素材だろう」
「はあ!?」
火花が散りそうになって、慌てて止める。
「あ、アス様、他国の王子様相手に素材は流石にダメです……っ!」
その日の夕方、聖獣の国を後にすることになった。
「また来てくださいまし」
ミツネさんが、笑顔で見送ってくれる。
「はい! 今度は皆に編み物を持ってきます!」
「おや、それはそれは。楽しみですわ」
街の人たちも、手を振ってくれた。猫の子供が「毛糸玉ー!」と叫んで走り回っていて、思わず笑ってしまう。
「良い国だな」
アス様が、優しく呟いた。
「うん。また来よう」
「あまり頻繁だと、俺が嫉妬するぞ」
「ええ!? もう、アス様ったら……」
でも、その独占欲も愛しい。
船に乗り込み、聖獣の国を後にする。霧の中を進みながら、私は考えていた。
運命は、確かに残酷かもしれない。
でも、その中で見つけた幸せは、本物だ。
「何を考えている?」
アス様が、優しく聞いてくれる。
私はいたずらっぽく笑って言った。
「今日のことも運命の書に、書いてあったのかなぁ、って」
「ああ……いや、ヴァイスの反応を見るに書き加えられたか、書き換えられたかだろう」
「もしそうなら、魔族の公爵を射止めた地味令嬢って、なかなか素敵な記載ですよね?」
「はは、確かに」
アス様も楽しそうに笑った。
「俺も、姫を射止めた魔族として、歴史に名を残したわけだ」
「もう! 私、姫じゃないですってば!」
「いいや、俺にとっては姫だ」
「アス様~!」
賑やかな声が、海に響く。
オーラクリスタの光が、遠くに見えてきた。
帰ったら、チューベエが待っている。
リリスやセバスも、心配しているだろう。
「ノルン……」
運命を編む、魔法。この世界には他にもあるのだろうか、姫によって隠された魔法陣がーー。
「ううん」
今はそれを考えなくていい。ただ静かに、新しい編み物を作ろう。皆を笑顔にする、素敵なものを。私は私の道を、編んでいく。
大好きな人たちと一緒に。
聖獣の国の美しい街並み。水上に浮かぶ古代の建築物。そして、笑顔で歩く獣人たち。
「ヴァイス様」
「……なんですか」
絶望に沈んだ声。私は振り返って、真っ直ぐに彼を見つめた。アス様が見守ってくれている。
「この街に来て、たくさんの人を見ました」
「それが?」
「皆、幸せそうでした」
思い出す。毛糸玉を追いかける猫の子供。優しく微笑んでくれた狐のミツネさん。「また来てね」と言ってくれた街の人たち。
「千年前のことはわかりません……でも、今のこの国は、とても素敵ですよ!」
「……」
「それは、ヴァイス様や王様が、この国を守ってきたからじゃないですか?」
ヴァイス様の瞳が、わずかに揺れた。
「この国と民の笑顔を守ってきた。その日々は、決して無駄じゃない」
「しかし、僕はノルンをーー」
「本当に?」
一歩、彼に近づいた。
「本当にヴァイス様は、この千年を『なかったこと』にしてしまうんですか……?」
「え?」
「笑顔で毛糸玉を追いかけていた、あの猫の子も。私たちを歓迎してくれた人たちも。全部、消してしまうんですか?」
ヴァイス様が息を呑んだ。
「そ、それは……」
「ノルンで世界を作り直すって、そういうこと、なんですよね?」
アス様が、そっと私の肩に手を置いた。温かい支えを感じる。
「確かに、過去は残酷だった」
私は、自分の手を見つめた。小さな、幼女の手。
「編み物だけが友達だった……でも!」
顔を上げる。
「その編み物が、魔法になりました。皆を笑顔にできる力になりました!」
「……」
「ノルンなんて編む必要はない。そんなものなくたって、魔法は輝いてくれた」
涙が、また溢れてきた。でも、悲しい涙じゃない。
「皆が必死に生きて、幸せを見つけようとしている。そのお手伝いが、できたら嬉しいと思うの」
「綺麗事だ。そんな小さなことで——」
「小さくていいんです」
胸を張って言った。
「世界は少し……子供の手には大きすぎるから。私はまだ小さな幸せを編んでいたい」
ヴァイス様が、力なく笑った。
「……敵わないな」
「ヴァイス様?」
「千年待った相手に、そんな真っ直ぐな目で見つめられたら」
深いため息をついて、彼は窓の外を見た。
「確かに、僕は前世の幻影に囚われていたのかもしれない」
「……」
「この国の民を見ていなかった。ただ、貴女だけを待っていた」
振り返った彼の顔は、少し穏やかになっていた。
「明るい日差し、和やかな午後ーー響き渡る、笑い声……そんな小さな幸福を見落としていた」
ヴァイス様が、初めて穏やかに微笑んだ。
「僕も、少し考えを改めます。前を向いて……今を見てみます」
「はい!」
思わず笑顔になった。
「その時は、一緒に編み物しましょう! ヴァイス様の糸って綺麗ですから、ノルン以外にも使ったほうがいいですよ!」
「えっ、ぼ、僕の!?」
「うーん、ショール、とか? うん、キラキラしてとてもふわふわになりそう!」
ヴァイス様が真っ赤になった。
「ぼ、僕の毛で、ニニィアネ様が編んでくれる……?」
「ふん」
アス様が、不機嫌そうに私を抱き上げた。
「あまり調子に乗るなよ、狼」
「ぐ、アスタロト公爵……」
「ただの素材だろう」
「はあ!?」
火花が散りそうになって、慌てて止める。
「あ、アス様、他国の王子様相手に素材は流石にダメです……っ!」
その日の夕方、聖獣の国を後にすることになった。
「また来てくださいまし」
ミツネさんが、笑顔で見送ってくれる。
「はい! 今度は皆に編み物を持ってきます!」
「おや、それはそれは。楽しみですわ」
街の人たちも、手を振ってくれた。猫の子供が「毛糸玉ー!」と叫んで走り回っていて、思わず笑ってしまう。
「良い国だな」
アス様が、優しく呟いた。
「うん。また来よう」
「あまり頻繁だと、俺が嫉妬するぞ」
「ええ!? もう、アス様ったら……」
でも、その独占欲も愛しい。
船に乗り込み、聖獣の国を後にする。霧の中を進みながら、私は考えていた。
運命は、確かに残酷かもしれない。
でも、その中で見つけた幸せは、本物だ。
「何を考えている?」
アス様が、優しく聞いてくれる。
私はいたずらっぽく笑って言った。
「今日のことも運命の書に、書いてあったのかなぁ、って」
「ああ……いや、ヴァイスの反応を見るに書き加えられたか、書き換えられたかだろう」
「もしそうなら、魔族の公爵を射止めた地味令嬢って、なかなか素敵な記載ですよね?」
「はは、確かに」
アス様も楽しそうに笑った。
「俺も、姫を射止めた魔族として、歴史に名を残したわけだ」
「もう! 私、姫じゃないですってば!」
「いいや、俺にとっては姫だ」
「アス様~!」
賑やかな声が、海に響く。
オーラクリスタの光が、遠くに見えてきた。
帰ったら、チューベエが待っている。
リリスやセバスも、心配しているだろう。
「ノルン……」
運命を編む、魔法。この世界には他にもあるのだろうか、姫によって隠された魔法陣がーー。
「ううん」
今はそれを考えなくていい。ただ静かに、新しい編み物を作ろう。皆を笑顔にする、素敵なものを。私は私の道を、編んでいく。
大好きな人たちと一緒に。
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