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「久しぶりですなシローさん」
魔王は三人の老婆と戯れる志郎に声をかける。
「あっ、魔王のじいさん、久しぶりだな。相変わらず元気そうだな」
と魔王に近づくと笑顔で挨拶する志郎。
「ふぉっふぉっふぉっ。もしかしてシローさん、また召喚されましたか?いやはやご苦労様ですな」
苦笑する魔王。
「そうなんだよ。またまた召喚されてさ。でも今回は、というか、今回もあまり働いてないぞ」
「いえいえ。今回も充分すぎるくらい働いていたように思えますよ。ところでキュウさん、それがこの民の宝ですかな?」
魔王はキュウベエが持っている金の女神像を見る。
「はい。そのようです」
ご覧くださいとキュウベエは魔王の前に出た。
「ほほう。これはまた立派な女神像ですな。そうそれに誰かに似ておる。そう思いませんかなシローさん」
と魔王が志郎を苦笑しながら見た。
「あ、ああ。似てるよな……。似てるよなこの像。あのエロ女神にそっくりだ。特にこのでかすぎる胸とか」
とどれだけでかいんだというほどの胸に視線をやるとそうですなと魔王はその頂を指で突っついた。
『あは~ん!』
「うわっ!」
「おお、この声は。ふふふ」
志郎と魔王の頭の中に直接艶っぽい声が聞こえてきた。
『久しぶりね魔王のおじいさん。元気そうでなによりだわ』
「そうですな、久しぶりですな女神ターシァ様。そちらも元気そうでよかった。で、やはりこの女神像はあなた様ですかな?」
『ははは、わかった?そりゃそんだけ超爆乳の女神なんてあたしくらいだからね。どう?金の爆乳の突き具合は?』
「ふぉふぉふぉ、こんなの硬くてどうにもなりませぬわ。ぜひターシァ様のを突っつきたいですものですなあ」
『あは~ん、いや~ん。でも魔王のおじいさんがあたしと一緒の神になってくれるんならいつでも突っつかせてあげるわよ。ううん、揉みしだいてもいいのよ~ん、うふっ!』
だんだんと何やらピンク色の会話になってきている魔王と女神。
「ほほう。とても魅力的なご提案じゃが、ワシはまだまだいろんなところにいきたいのでご辞退申し上げます。ふぉっふぉっふぉっ」
『あらら、そうなんだ、残念』
とあまり残念そうには思ってないターシァ。
『ところでミッちゃん』
「なんですかな?」
ん?と志郎が口を挟む。
「ちょっと待ってくれ。なあ、その’ミッちゃん’って?」
『ん?ミッちゃんはおじいさんのことよ。もしかしてシロー、魔王のおじいさんの名前知らなかったの?』
「へ?そうなんだ。いや名前、しらなかったな」
確かキュウちゃんのこともしばらく知らなかったなあと頭をかいた。
『魔王のおじいさんの名前はね’ミツミート・クニーモン’って言うのよ。だからミッちゃん』
「そうだったんだ」
と苦笑している魔王ミツミートを見た。
『話しがそれたけど、ミッちゃんその像は町に返すのよね?』
「はい、きちんと町の宝として祀られるでしょうな」
『それはよかった。で、ゾッカー王は?』
「はい。町の宝をわが物とし妙な薬で他人を意のままにし、私利私欲のみを欲するなどと人の心を持たぬ者などこの世から消し去るのみですな」
『そう。それじゃそういうことで。それとシロー』
「なんだ?」
『もうこっちに戻ってくる?それとも二,三日そっちにいる?』
「そうだな。に,三日こっちにいてもそっちに還れば元の時間なんだよな?」
『そうよ』
「なら三日ほどこっちにいるよ」
『わかった。それなら三日後戻ってきてもらうわね。そっちの召喚師に言っといて。シローを召喚したそっちの魔法陣にあたしが魔力を送っとくって」
「了解」
『それじゃシローごゆっくり。それとミッちゃんありがとう」
「いやいやターシァ様、こちらこそお世話かけます。が、これからもよろしくねがいます。ふぉっふぉっふぉっ」
『わかったわよ。それじゃあね』
そう言うとターシァからの交信が終了した。
そして三日後。
「みんな世話になったな」
志郎が召喚の魔法陣の中央に立ちみんなに分かれの挨拶をする。
「何を言ってるんですかシローさん。世話になったのは俺達の方ですよ」
肩を竦めて苦笑したのはキュウベエだ。
「そうですな。シローさんのおかげで愚王も処分できましたし、魔法であの奴隷化させる薬の効果も浄化していただいたのですよ。世話になったのはこちらの方ですよ。ふぉふぉ」
魔王もキュウベエとともに肩を竦めた。
「あはは。まあ、お互い様ってか。あはは」
と頭をかく志郎。
それを微笑みながら見ていた三人の魔法師だったが、志郎と目が合ったとたん胸の前で両手を組むと悲しそうに言った。
「シロー様、お元気で。もうお会いすることはないじゃろうがな」
とビスカは涙ぐむ。
「そうです。でも、あたしたちのこと、忘れんでくださいね」
とジオラは唇を強くつむぐ。
「シロー様。うぅっ、ぐすん」
イネリアはたまらず泣き出した。
「あ、うん。お前たちに出会えてとてもうれしかったよ。俺を支えてくれてありがとう。ビスカ、ジオラ、イネリア、みんな元気でな」
と少しシローは目を潤ませる。
「それではシローさん、お元気で。さあ、ビスカさん、ジオラさん、イネリアさん、シローさんを元の世界に還してあげてください」
と魔王が優し気な眼差しで三人の魔法師を見つめた。
「「「はい」」」
三人は志郎に向かい杖を振り上げるとその言葉をシンクロさせた。
「「「帰還魔法陣発動!」」」
魔法陣から白い光が吹きあがり志郎を包み込んだ。そしてゆっくりと光が収まると、そこにいた志郎の姿は消えたのだった。
「シロー様」
三人の魔法師は青く澄んだ空を見上げると微かに笑んだのだった。
魔王は三人の老婆と戯れる志郎に声をかける。
「あっ、魔王のじいさん、久しぶりだな。相変わらず元気そうだな」
と魔王に近づくと笑顔で挨拶する志郎。
「ふぉっふぉっふぉっ。もしかしてシローさん、また召喚されましたか?いやはやご苦労様ですな」
苦笑する魔王。
「そうなんだよ。またまた召喚されてさ。でも今回は、というか、今回もあまり働いてないぞ」
「いえいえ。今回も充分すぎるくらい働いていたように思えますよ。ところでキュウさん、それがこの民の宝ですかな?」
魔王はキュウベエが持っている金の女神像を見る。
「はい。そのようです」
ご覧くださいとキュウベエは魔王の前に出た。
「ほほう。これはまた立派な女神像ですな。そうそれに誰かに似ておる。そう思いませんかなシローさん」
と魔王が志郎を苦笑しながら見た。
「あ、ああ。似てるよな……。似てるよなこの像。あのエロ女神にそっくりだ。特にこのでかすぎる胸とか」
とどれだけでかいんだというほどの胸に視線をやるとそうですなと魔王はその頂を指で突っついた。
『あは~ん!』
「うわっ!」
「おお、この声は。ふふふ」
志郎と魔王の頭の中に直接艶っぽい声が聞こえてきた。
『久しぶりね魔王のおじいさん。元気そうでなによりだわ』
「そうですな、久しぶりですな女神ターシァ様。そちらも元気そうでよかった。で、やはりこの女神像はあなた様ですかな?」
『ははは、わかった?そりゃそんだけ超爆乳の女神なんてあたしくらいだからね。どう?金の爆乳の突き具合は?』
「ふぉふぉふぉ、こんなの硬くてどうにもなりませぬわ。ぜひターシァ様のを突っつきたいですものですなあ」
『あは~ん、いや~ん。でも魔王のおじいさんがあたしと一緒の神になってくれるんならいつでも突っつかせてあげるわよ。ううん、揉みしだいてもいいのよ~ん、うふっ!』
だんだんと何やらピンク色の会話になってきている魔王と女神。
「ほほう。とても魅力的なご提案じゃが、ワシはまだまだいろんなところにいきたいのでご辞退申し上げます。ふぉっふぉっふぉっ」
『あらら、そうなんだ、残念』
とあまり残念そうには思ってないターシァ。
『ところでミッちゃん』
「なんですかな?」
ん?と志郎が口を挟む。
「ちょっと待ってくれ。なあ、その’ミッちゃん’って?」
『ん?ミッちゃんはおじいさんのことよ。もしかしてシロー、魔王のおじいさんの名前知らなかったの?』
「へ?そうなんだ。いや名前、しらなかったな」
確かキュウちゃんのこともしばらく知らなかったなあと頭をかいた。
『魔王のおじいさんの名前はね’ミツミート・クニーモン’って言うのよ。だからミッちゃん』
「そうだったんだ」
と苦笑している魔王ミツミートを見た。
『話しがそれたけど、ミッちゃんその像は町に返すのよね?』
「はい、きちんと町の宝として祀られるでしょうな」
『それはよかった。で、ゾッカー王は?』
「はい。町の宝をわが物とし妙な薬で他人を意のままにし、私利私欲のみを欲するなどと人の心を持たぬ者などこの世から消し去るのみですな」
『そう。それじゃそういうことで。それとシロー』
「なんだ?」
『もうこっちに戻ってくる?それとも二,三日そっちにいる?』
「そうだな。に,三日こっちにいてもそっちに還れば元の時間なんだよな?」
『そうよ』
「なら三日ほどこっちにいるよ」
『わかった。それなら三日後戻ってきてもらうわね。そっちの召喚師に言っといて。シローを召喚したそっちの魔法陣にあたしが魔力を送っとくって」
「了解」
『それじゃシローごゆっくり。それとミッちゃんありがとう」
「いやいやターシァ様、こちらこそお世話かけます。が、これからもよろしくねがいます。ふぉっふぉっふぉっ」
『わかったわよ。それじゃあね』
そう言うとターシァからの交信が終了した。
そして三日後。
「みんな世話になったな」
志郎が召喚の魔法陣の中央に立ちみんなに分かれの挨拶をする。
「何を言ってるんですかシローさん。世話になったのは俺達の方ですよ」
肩を竦めて苦笑したのはキュウベエだ。
「そうですな。シローさんのおかげで愚王も処分できましたし、魔法であの奴隷化させる薬の効果も浄化していただいたのですよ。世話になったのはこちらの方ですよ。ふぉふぉ」
魔王もキュウベエとともに肩を竦めた。
「あはは。まあ、お互い様ってか。あはは」
と頭をかく志郎。
それを微笑みながら見ていた三人の魔法師だったが、志郎と目が合ったとたん胸の前で両手を組むと悲しそうに言った。
「シロー様、お元気で。もうお会いすることはないじゃろうがな」
とビスカは涙ぐむ。
「そうです。でも、あたしたちのこと、忘れんでくださいね」
とジオラは唇を強くつむぐ。
「シロー様。うぅっ、ぐすん」
イネリアはたまらず泣き出した。
「あ、うん。お前たちに出会えてとてもうれしかったよ。俺を支えてくれてありがとう。ビスカ、ジオラ、イネリア、みんな元気でな」
と少しシローは目を潤ませる。
「それではシローさん、お元気で。さあ、ビスカさん、ジオラさん、イネリアさん、シローさんを元の世界に還してあげてください」
と魔王が優し気な眼差しで三人の魔法師を見つめた。
「「「はい」」」
三人は志郎に向かい杖を振り上げるとその言葉をシンクロさせた。
「「「帰還魔法陣発動!」」」
魔法陣から白い光が吹きあがり志郎を包み込んだ。そしてゆっくりと光が収まると、そこにいた志郎の姿は消えたのだった。
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三人の魔法師は青く澄んだ空を見上げると微かに笑んだのだった。
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