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5. 召喚の女神と
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空間に白い光の点が現れたかと思えばそれは徐々に大きくなる。そしてその白い光がスッと消えるとこの部屋の主の志郎が立っていた。
「ただい……、あれ?」
部屋に戻ってきた志郎だが部屋の中にはターシァはいなかった。いや、何か水音が聞こえる。
「ん?風呂?シャワーでも浴びてるのか」
志郎は浴室のドアをコンコンと軽くノックした。
「はーい。あっ、シロー?還ってきたの?」
「ああ、たった今な」
「もうちょっと待っててね、すぐ出るから」
「いや、ゆっくり入ってていいぞ」
部屋に戻りテレビの横の時計に目をやると四時半を少し過ぎたところだった。
「やっぱり三時間たってたか」
そういうと志郎はテレビのリモコンを手に取った。
しばらくあまり面白くもないテレビを見ていると浴室のドアが開きターシァが出てきた。
「お還りシロー。ごめんね勝手にお風呂使っちゃって」
「いや、気にするな。……!」
振り向いた志郎は目を見開いた。
「こ、こらっ!丸見えじゃ!早く服を着ろ!このエロ女神!」
「あは~ん。どう?疲れた身体の癒しになったかしらん?」
両手を首の後ろで組んだターシァが妖艶に微小した。
「……あのなあ……」
嘆息する志郎。
「よっこらしょっと」
全裸のまま志郎の向かいに座るターシァ。
「だから、何か着ろって!」
「あはっ、気にしないで。今お風呂上がりで熱いのよ」
「でもな」
「だから、気にしないでって。それよりシロー」
「うっ、なんだ?」
艶っぽい瞳で見つめられ何も言えなくなった志郎。
「ねえ、初詣に連れてって」
「へ?初詣。お前がか?神のお前がなんで?」
「いいからいいから。あたしこの着物着てシローと出かけたいの。だから、ね」
「ま、まあいいけど。今からか?」
「ううん、あなたも疲れてるだろうし少し寝てからでいいわよ」
そういうこととなり志郎は少し横になることにした。
そして昼前。
カランコロンと下駄を鳴らしながら歩くターシァはとても楽しそうだ。
「ふーんふん、ランラララン、ふふーんふん♪」
志郎の左腕に爆乳押しつけながら右てを絡めてあるくターシァ。
「おい、歩きにくいから少し離れろって。それにそんなに押しつけてくるなよ」
と少し文句を言うがターシァはスルー。
「あっ、あそこね。あの神社がシローが子供の頃によく遊んでたって神社ね。まあまあ人いるじゃない」
志郎の一人暮らしのマンションから歩いて十分ほどのところにあるこの神社は、日ごろあまり参拝する者はいないさびれた神社だが、今日だけは次から次と参拝者が訪れていた。
賛同に入り石畳を歩いていると誰かに声をかけられた。
「おっ、本郷」
「あら本郷さん」
そちらを向くと志郎はよっと右手を上げた。
「おお一文字、それと美音ちゃん、お前らも初詣か?」
志郎はあけましておめでとうと言いながらその二人に近づいた。
「おう。俺達は帰りだけどな……って。お前……。おい本郷誰だよその女性は?彼女か?」
志郎と並んで歩いている金髪の女性を見て驚いた。
「とても綺麗な彼女さんね。それも外国の人みたいだし。やるじゃない本郷さん」
二人はニヤ付きながら志郎とその腕にしがみついているターシァを見た。
「シロー、この方たちは?」
「あ、うん。会社の同僚。今年この二人は結婚するんだ」
「そうなんだ。ご結婚されるんですか、おめでとうございます」
と志郎の腕を離したターシァは二人に笑顔で挨拶をした。
「あっ、ご丁寧にありがとうございます。俺は本郷君の同僚の一文字猛、こっちが婚約者の美音です」
「立花美音と申します」
「あたしはターシァ・ヴィーナス。シローの彼女です。よろしくお願いしますね」
と微笑むと志郎がおいおいとターシァの肩を叩いた。
「お、おい彼女って……」
「なあにシロー。いいじゃない。恥ずかしがりやねもう」
苦笑するターシァ。
「あ、いや、そんなんじゃなくてだな……」
否定しようとするが言葉がでてこない。
「あはは。おい本郷、こんな綺麗な彼女がいるなら言ってくれよ。ターシァさん、本郷をよろしくです」
「そうよ。本郷さんにこんな素敵な人がいただなんてびっくりよ。大切にしてあげてよ」
「はい。ありがとうございます」
二人の言葉にうれしそうなターシァと複雑な顔の志郎だった。
猛と美音はそれじゃあなと志郎たちに手を振り神社を出て行った。ターシァもまたねと言ってブンブン手を振った。
「お、おいターシァ!なんだよあれ、俺の……」
「えへへぇ。彼女だって」
彼女なんて言うなよと言いかけた志郎だったが、ターシァのその満面の笑顔を見ると言えなかった。
「ま、まあいいか。さあターシァ、お参りに行くぞ」
「はーい」
「ただい……、あれ?」
部屋に戻ってきた志郎だが部屋の中にはターシァはいなかった。いや、何か水音が聞こえる。
「ん?風呂?シャワーでも浴びてるのか」
志郎は浴室のドアをコンコンと軽くノックした。
「はーい。あっ、シロー?還ってきたの?」
「ああ、たった今な」
「もうちょっと待っててね、すぐ出るから」
「いや、ゆっくり入ってていいぞ」
部屋に戻りテレビの横の時計に目をやると四時半を少し過ぎたところだった。
「やっぱり三時間たってたか」
そういうと志郎はテレビのリモコンを手に取った。
しばらくあまり面白くもないテレビを見ていると浴室のドアが開きターシァが出てきた。
「お還りシロー。ごめんね勝手にお風呂使っちゃって」
「いや、気にするな。……!」
振り向いた志郎は目を見開いた。
「こ、こらっ!丸見えじゃ!早く服を着ろ!このエロ女神!」
「あは~ん。どう?疲れた身体の癒しになったかしらん?」
両手を首の後ろで組んだターシァが妖艶に微小した。
「……あのなあ……」
嘆息する志郎。
「よっこらしょっと」
全裸のまま志郎の向かいに座るターシァ。
「だから、何か着ろって!」
「あはっ、気にしないで。今お風呂上がりで熱いのよ」
「でもな」
「だから、気にしないでって。それよりシロー」
「うっ、なんだ?」
艶っぽい瞳で見つめられ何も言えなくなった志郎。
「ねえ、初詣に連れてって」
「へ?初詣。お前がか?神のお前がなんで?」
「いいからいいから。あたしこの着物着てシローと出かけたいの。だから、ね」
「ま、まあいいけど。今からか?」
「ううん、あなたも疲れてるだろうし少し寝てからでいいわよ」
そういうこととなり志郎は少し横になることにした。
そして昼前。
カランコロンと下駄を鳴らしながら歩くターシァはとても楽しそうだ。
「ふーんふん、ランラララン、ふふーんふん♪」
志郎の左腕に爆乳押しつけながら右てを絡めてあるくターシァ。
「おい、歩きにくいから少し離れろって。それにそんなに押しつけてくるなよ」
と少し文句を言うがターシァはスルー。
「あっ、あそこね。あの神社がシローが子供の頃によく遊んでたって神社ね。まあまあ人いるじゃない」
志郎の一人暮らしのマンションから歩いて十分ほどのところにあるこの神社は、日ごろあまり参拝する者はいないさびれた神社だが、今日だけは次から次と参拝者が訪れていた。
賛同に入り石畳を歩いていると誰かに声をかけられた。
「おっ、本郷」
「あら本郷さん」
そちらを向くと志郎はよっと右手を上げた。
「おお一文字、それと美音ちゃん、お前らも初詣か?」
志郎はあけましておめでとうと言いながらその二人に近づいた。
「おう。俺達は帰りだけどな……って。お前……。おい本郷誰だよその女性は?彼女か?」
志郎と並んで歩いている金髪の女性を見て驚いた。
「とても綺麗な彼女さんね。それも外国の人みたいだし。やるじゃない本郷さん」
二人はニヤ付きながら志郎とその腕にしがみついているターシァを見た。
「シロー、この方たちは?」
「あ、うん。会社の同僚。今年この二人は結婚するんだ」
「そうなんだ。ご結婚されるんですか、おめでとうございます」
と志郎の腕を離したターシァは二人に笑顔で挨拶をした。
「あっ、ご丁寧にありがとうございます。俺は本郷君の同僚の一文字猛、こっちが婚約者の美音です」
「立花美音と申します」
「あたしはターシァ・ヴィーナス。シローの彼女です。よろしくお願いしますね」
と微笑むと志郎がおいおいとターシァの肩を叩いた。
「お、おい彼女って……」
「なあにシロー。いいじゃない。恥ずかしがりやねもう」
苦笑するターシァ。
「あ、いや、そんなんじゃなくてだな……」
否定しようとするが言葉がでてこない。
「あはは。おい本郷、こんな綺麗な彼女がいるなら言ってくれよ。ターシァさん、本郷をよろしくです」
「そうよ。本郷さんにこんな素敵な人がいただなんてびっくりよ。大切にしてあげてよ」
「はい。ありがとうございます」
二人の言葉にうれしそうなターシァと複雑な顔の志郎だった。
猛と美音はそれじゃあなと志郎たちに手を振り神社を出て行った。ターシァもまたねと言ってブンブン手を振った。
「お、おいターシァ!なんだよあれ、俺の……」
「えへへぇ。彼女だって」
彼女なんて言うなよと言いかけた志郎だったが、ターシァのその満面の笑顔を見ると言えなかった。
「ま、まあいいか。さあターシァ、お参りに行くぞ」
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