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「 2ー20 」いただきます
しおりを挟む鮎次郎の頭には、過去の出来事が記憶の中から甦る。それは、どれも思い出したくない事ばかり。
『頼む、キスだけでもー。』
『1回でいいの、抱いてー。』
『我慢できない、触ってくれー。』
何れも、これも、変態ばっかりだ。皆、警察に引き渡した。目の前に居る少年も、あどけない顔をしてるのに仲間入りなのか。
見つめられた少年は、ポッと頬を染めて恥じらいながら告げる。
「僕は、鮎次郎さんと1つになりたい!」
鮎次郎はゾッとして顔色を失った。ここまで如何(いかが)わしい妄想を持つ頭のおかしい奴らから身を守ってきたのに。こんな下級生から汚されるのか。
(僕は、もうすぐ封印されるんだぞ。ほっといてくれよ!)
自分の親から見捨てられた不要品なんだ。まだ十代なのに、これから影の存在になって生きていかないといけない。だから、僕をソッとしておいてくれ。
その願いは叶いそうに無かった。少年は大好きなスイーツを見るように、ウットリした表情で鮎次郎を見上げる(鮎次郎より背が低い)。
「嬉しい、僕の物になるんだ。クックククク!」
笑うな、笑うな、気持ち悪い。少年の華奢な手が鮎次郎のスウェットのパンツに入って来る。おぞましさに、開けるは震えた。
「そんなに、驚かないで。痛くしないから。好きな相手だからね。」
次には、パンツインしていたT若干を引き出す。そして、保は制服のシャツを脱ぎ捨てた。荒げる息は獣のようじゃないか。
ハーッ、ハーッ、ハーッ
ガバッと抱きついてくるのだ。素肌に相手の素肌が触れる。その興奮している心臓の高鳴りが伝わってきて、不快感が沸き上がるだけ。
(こいつ、本当にXる気だ。・・・をするのか?それとも、・・・を?)
今から、自分がオモチャにされていたぶられる。そこに、愛は無いだろう。ただの性欲の捌け口だ!
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