2,916 / 2,962
第五世代
キャサリン編 ロボットに守ってもらってた
しおりを挟む
だから、
『人間か。人間以外か』
の話についてはまだまだこれから煮詰めていかなきゃいけない話だろう。焦っても仕方ない。<完璧な答>が天から降ってくるわけじゃない。あれこれ実例を詳細に確認してデータを蓄積していくことで醸成させていくしかないとは思う。
まあ今の時点では、誉や按が<獣人>でキャサリンが<人間>であってもこれといって問題も生じてないし。キャサリンが家族や仲間に対して攻撃的だったら話は別でもそれもないわけで。
しかしその一方で、ドウが捉えた獲物にとどめを刺しその場で道具も使わずそのまま歯を立てて顔も体も血塗れにして貪っていく姿を見る限りじゃ人間と認めたくない者もいても不思議じゃないとは思うかな。
でもなあ、その辺は未来も黎明も蒼穹も土竜とかを捕まえておやつ感覚で調理もせずに食ったりするから何とも。ただしそこも、地球人にも『生きた小動物や昆虫をそのまま食べる』という食文化があったりするしで、線引きは難しいかな。そういうのは『野蛮だ』『残酷だ』として敬遠される傾向にありつつも不思議と完全にはなくならないんだよ。
実に謎だ。
この辺りはやっぱり『人間も動物の一種なんだ』ということだろうか。
それはそれとして『人間らしく』ロボットをしっかりと活用して今日も確実に食事にありつけたキャサリンを頼もしくも思う。これはビアンカも久利生も同じ。野生の獣のような生き方をする<娘>を案じつつも逞しく生き延びていることについては素直に称賛してるとのこと。まあドウがついてくれてるからそれが安心材料になってるのは確かだろうが。
俺の子供達もなんだかんだでロボットに守ってもらってたしな。誉はメイフェアが必ず守ってくれると思えてたし、実際に守り切ってくれたし。
そういえば誉のパートナーの碧も、いよいよ人生の幕引きの時間が迫ってきてるようだった。日がな一日、誉と一緒に過ごしてた木に体を預けた状態でぼんやりしてるんだ。誉を見送り、子供達も立派に育て上げた彼女には感謝しかない。このまま穏やかに休んでもらえたらと思う。今まさに激しく命の炎を燃やしているキャサリンとは本当に対照的な姿だ。
もっとも碧がそうやって平穏な余生を送れているのもメイフェアが群れを守ってくれてるからだというのは間違いなくある。もしマンティアンやパルディアに襲われたらひとたまりもないわけで。
食料集めや縄張りの見回りに出ている者達全員まで守ることは難しいにせよ、群れの拠点については鉄壁の守りになっているんだ。
『人間か。人間以外か』
の話についてはまだまだこれから煮詰めていかなきゃいけない話だろう。焦っても仕方ない。<完璧な答>が天から降ってくるわけじゃない。あれこれ実例を詳細に確認してデータを蓄積していくことで醸成させていくしかないとは思う。
まあ今の時点では、誉や按が<獣人>でキャサリンが<人間>であってもこれといって問題も生じてないし。キャサリンが家族や仲間に対して攻撃的だったら話は別でもそれもないわけで。
しかしその一方で、ドウが捉えた獲物にとどめを刺しその場で道具も使わずそのまま歯を立てて顔も体も血塗れにして貪っていく姿を見る限りじゃ人間と認めたくない者もいても不思議じゃないとは思うかな。
でもなあ、その辺は未来も黎明も蒼穹も土竜とかを捕まえておやつ感覚で調理もせずに食ったりするから何とも。ただしそこも、地球人にも『生きた小動物や昆虫をそのまま食べる』という食文化があったりするしで、線引きは難しいかな。そういうのは『野蛮だ』『残酷だ』として敬遠される傾向にありつつも不思議と完全にはなくならないんだよ。
実に謎だ。
この辺りはやっぱり『人間も動物の一種なんだ』ということだろうか。
それはそれとして『人間らしく』ロボットをしっかりと活用して今日も確実に食事にありつけたキャサリンを頼もしくも思う。これはビアンカも久利生も同じ。野生の獣のような生き方をする<娘>を案じつつも逞しく生き延びていることについては素直に称賛してるとのこと。まあドウがついてくれてるからそれが安心材料になってるのは確かだろうが。
俺の子供達もなんだかんだでロボットに守ってもらってたしな。誉はメイフェアが必ず守ってくれると思えてたし、実際に守り切ってくれたし。
そういえば誉のパートナーの碧も、いよいよ人生の幕引きの時間が迫ってきてるようだった。日がな一日、誉と一緒に過ごしてた木に体を預けた状態でぼんやりしてるんだ。誉を見送り、子供達も立派に育て上げた彼女には感謝しかない。このまま穏やかに休んでもらえたらと思う。今まさに激しく命の炎を燃やしているキャサリンとは本当に対照的な姿だ。
もっとも碧がそうやって平穏な余生を送れているのもメイフェアが群れを守ってくれてるからだというのは間違いなくある。もしマンティアンやパルディアに襲われたらひとたまりもないわけで。
食料集めや縄張りの見回りに出ている者達全員まで守ることは難しいにせよ、群れの拠点については鉄壁の守りになっているんだ。
0
あなたにおすすめの小説
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる