未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

文字の大きさ
604 / 2,961
新世代

明編 理由

しおりを挟む
新暦〇〇二九年四月十七日。



人間は人間を特別視しすぎてるからおかしなことになるんだろうというのをすごく感じるな。

その点、ここはシンプルだ。

『自分が生きる為に必要な手段は何でもとる』

だけだし。その為なら相手が同族だろうと攻撃するし、その結果として相手が死んでもそれを悔やんだりもしない。

ただし、それは相手も同じ。そうやって自分が殺されることだって当然のこととして有り得る。

元々は単純な話なんだろう。

とは言え、自分が殺されるのは真っ平御免だし、自分の家族や親しい人が殺されるのも真っ平御免だ。となれば、お互いに相手を害さない殺さないという<約定>を交わすしかない。

これが<人間の社会>ということか。

突き詰めればそういうことなんだろうなって俺は感じてる。

危険な猛獣をペットのように飼う、いや、中にはそれこそ<家族>のようにして一緒に暮らしている人間もいる。

まあこれは、今では俺もその一人なんだが、自分がどうやって彼女らと折り合ってきたかを考えると、

『人間を襲わないといけない理由を減らす』

『人間を襲ってはいけない理由を作る』

という形だったのが分かる。

彼女達との場合、順序としては、人間を襲ってはいけない理由を作ってから人間を襲わないといけない理由を減らしたってことになるのか。

まずは、俺が強力な攻撃手段を持っていて下手に危害を加えると逆に自分がやられるという意味で襲ってはいけない相手だと認識させた上で、無理に俺を襲わなくても生きていける状況を作ることで折り合いをつけてきたんだよな。

まあそれだけだと、互いに不干渉を貫く<隣人>として生きていくだけだが、ひそかじんふくようの場合は加えて俺をパートナーとして認めてくれたから、群れとして一緒に生きていくことができたわけだ。

さすがにパートナーとして認めてもらうにはさらに細かい条件が必要になってくるだろうし、そもそも相手の琴線に触れないといけないので常にそれができるわけじゃない。しかも自分にも<好み>というものがあるし。

となれば、やっぱり基本的には<隣人>として関係を築くことになるんだろうな。

下手に手を出すと危険な相手だと認識してもらいつつ、最低限、互いに干渉しなくても問題ない状態を作り出すこと、可能であれば互いに益を与え合って<共生>できる関係になること。

俺の場合だと、『互いに干渉しなくても問題ない』状態なのが、駿しゅん達で、

『互いに益を与え合っている』のが、じゅんえいという感じかな。かつては、ちからはるかもそうだったか。

ちからはるかは、グンタイ竜グンタイの襲撃の際、撃退に協力してくれたし、それ以前からも、きたるひかりが遊んでいるのを見守ってくれたりしてたのが、俺にとっては<益>だったんだ。

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた

ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」 「え?なんて?」 私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。 彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。 私が聖女であることが、どれほど重要なことか。 聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。 ―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。 前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

処理中です...