未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

翔編 そういう形で

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新暦〇〇三十年十二月二十日。



今日は、井戸掘りマシンが井戸を作ってる状況を家でモニターするだけにして、代わりに、あかり達チームBブラボーが調査に出る。

「お~し! 行くぞ~!!」

あかりが気合を入れてローバーに乗り込む。一応、ここではあかりの方が先輩なので、リーダーは彼女が務めてる。

まあ、<惑星探査スタッフ>としての経験は<コーネリアス号乗員、ビアンカ・ラッセ>としての記憶を持つビアンカの方が上だろうけどな。

しかしビアンカとしても特に異論はないそうで、

「はい、それで結構です」

と言ってくれた。

あかりの顔を立ててくれた感じかも知れない。そういう点でもビアンカの方がやっぱり大人ではある。

「いってらっしゃい」

「気を付けて」

「いってらっしゃい」

「いってらっしゃ~い♡」

「いってら~♡」

俺とシモーヌとひかりまどかひなたで揃って見送る。

エレクシアとセシリアはメイトギアらしく一歩下がって見送ってくれた。

屋根の上では、あらたうららが並んで見送ってくれる。

ひかりの家からは、じゅんが窓からそっとこちらの様子を窺っていた。相変わらずビアンカのことが苦手なようだ。

だが、それでいい。俺達の感性に合わせろとは言わない。その必要もない。攻撃さえしないでいてくれたらいいんだ。

それに、ひかりまどかひなたあかりのことは大切にしてくれてる。それで十分。

しかも、家の掃除とか片付けとかもやってくれるんだ。知能そのものはまだ十歳児に届くかどうかって感じらしいからそんなに気の利いたことはできないものの、決められたことを決められたとおりにはできるようになってる。

加えて、ビアンカが外にいる時は家の中で、彼女が自分の家の中にいる時は外で、子供達の相手もしてくれてるし、ちゃんと<お父さん>してくれてるよ。

『できること』というのはそれぞれ違う。無理に揃えようとするからつまらない軋轢が生まれる。できないことはできないでいいんだ。できることを頑張ってくれればそれでいい。

俺達の家族はそういう形で生きていく。

ただ、もし、それとは違う生き方をしたいと考えるのが出てきた時のために、他にも集落を用意しておくんだ。

チームBブラボーを見送った後、

俺は井戸掘りマシンのモニターと今後の開発計画のまとめ。

シモーヌはほまれ達やめい達やそう達の様子を見守りながらデータの整理。

ひかりは最近始めた子供達の勉強を見て。

エレクシアは家のメンテナンス。

セシリアは家事全般。

と、それぞれの仕事に戻る。

しんは相変わらず自分の部屋で寛ぎ、えいは狩りに出たようだ。

あらたうららの毛繕いをし。

もう結構いい歳、はっきり言ってしまえば<初老>と言われるくらいにはなったはずのほむらさいは相変わらず二人でイチャイチャしながら餌を採りに密林に入っていった。

井戸掘りマシンをモニターしつつ、しょうりょうすいの様子も見守る。

しょうたいと相変わらず仲がいいものの、子供ができてる様子は今のところない。

りょうは気ままに毎日を過ごしてるし。

すい清良せいらとまあまあ上手くいっているようだな。

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