未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

新編 悩ましい部分

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で、あらたがアカトキツユ村で暮らすことになって、警護の必要が出てきたから増援として送ったドーベルマンMPM四十七号機と、数日遅れて到着した四十八号機は、あらたの行動範囲を中心に、密林の中を哨戒してくれている。

せいへの対処で性能の検証も良好な結果を得られ、地球人の社会で運用されているロボットに比べれば玩具おもちゃ同然の性能とは言ってもここでは十分な能力を発揮してくれているのが実に心強い。

正直、地球人数人分の働きをしてくれているからな。機体の性能もそうだし、ロボットだからメンテナンスを受けるだけで、休息を取る必要もないし。

なお、今では、部品の一部には、アリニドラニ村で生産されている<鋼>が利用されている。ただの鋼だとどうしても錆が早くなるので、微量ではあるが河の泥などに含まれるクロムなどと合わせて<ステンレス鋼>へとコーネリアス号内で加工し、それを部品に使ってるんだ。

ただし、コーネリアス号内の余剰設備を解体して得た素材に比べると強度重量比などの面で数段劣るため、大きな負荷がかからない部分に補助的に使われているだけに過ぎないが。

コーネリアス号の余剰設備を解体して得られる素材も、ここまででかなり消費してしまった。現状の使い方では、空輸にどうしても必要なワイバーンの必要性が今後増してくる試算もあって、ドーベルマンMPMならあと二百体を作るのが精一杯らしい。残念ながらそれらの代替品となる素材についてはまだ発見できていない。一部の資源惑星でしか産出できない鉱物などを基に作られている上に、たとえ発見できたとしても加工に必要な設備が用意できないんだ。コーネリアス号に搭載されている施設では。

なので、いずれは、ここ惑星朋群ほうむで手に入る素材だけで作られるロボットの開発も必要になってくるだろう。そうなると、ドーベルマンMPMの下位互換機ということになってしまうが、そこは数を揃えることで補うしかないだろうな。

ちなみに、現在の試算では、大きさをドーベルマンMPMに合わせるなら重量は三十パーセント増。重量の方を合わせるなら大きさは今の約半分になってしまうらしい。今のドーベルマンMPMで十代になったばかりの子供くらいの大きさしかないから、これ以上小さくなるとさすがに使い勝手も悪くなるだろうし、大きさの方を合わせ、重量増とそれに伴う運動性の低下については目を瞑るしかないだろうな。

なお、アリスシリーズとドライツェンシリーズについては、おそらく、ここで得られる素材だけでは再現は難しい。なので、ドーベルマンMPMを二百体作るのではなく、アリスシリーズとドライツェンシリーズを合わせて五十体作る方がいいのかもしれない。

せっかく、ドーベルマンMPMの性能も引き上げられてきたというのになあ。

この辺りも、悩ましい部分だ。

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