未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 再検証

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ここ朋群ほうむでは地球人は、肉体的に極めて非力で脆弱で、武器がなければ子供にも勝てない紛れもない<弱者>だ。

しかしそれは、地球でも同じだっただろう。基本的には野生の動物相手では、野犬にも劣るような生き物でしかない。それを<知恵>と<数>で補ってきた。

なのに、今度はその人間同士の中で<弱者>を作ってそれを虐げるということを行ってきた。弱い自分よりさらに弱い相手を虐げることでストレス発散を図ってきたんだ。

なるほど、ひそかうららやレトのように、群れの中で虐げられる役目を負わされる者が野生でも存在するだろう。だが、何度も言うように、

『人間は、他の動物とは違う』

と思ってるんだろう? だったら他の動物と同じでいていいのかよ? という話だな。『他の動物とは違う』と驕りつつ、都合が悪くなると『人間も動物の一種だから本能に従うのは当然』と言い逃れようとする。そんなことをしていて恥ずかしくないのか?

俺は恥ずかしいよ。

だったら、自分の悪行を正当化するために<野生>や<本能>を言い訳に使わないようには努めたい。

ただそうなると今度は、

『何をもって悪行と言うのか?』

という話にもなるから、それはまた別に考えなきゃいけないだろうが、少なくとも、命懸けで錬慈れんじを生んでくれたシモーヌを気遣わない言い訳に<野生>や<本能>を使いたくはないな。

だから俺は人間(地球人)として、彼女を気遣う。今の彼女を気遣うことを<甘やかし>だとは思わない。

俺は好きで錬慈れんじの面倒を見てるんだ。それに対して無責任な赤の他人がごちゃごちゃ言ってても関係ないさ。

さりとて、一時間もまともに寝られず、それが一日中続くというのは、さすがに厳しいな。メイトギアが実用化される以前の地球人はよくこんなことをしていたものだと感心させられるが、だからこそ、精神的に追い詰められた親による事件が頻発していたというのもあるんだろうな。

『昔の母親はちゃんとやっていた!』

とかいう話も、きちんとデータが取れていなかった頃の親による犯罪についての検証がきちんとできない以上は、まったく信用に値しない話だ。それこそ、子供が死んでも司法解剖によって死因を確認しようともしなかった時代の話とか、何の参考になる? 証言者が親しかいなかったような事例で。

俺は、自分自身で<育児>というものを再検証する。ここに人間社会を築く上でどんなサポートが必要かを検討するためにもな。

が、きついな。ほんの数日で心が折れそうになる。

やっぱりこれはサポートが必要だろ。誰でもは耐えられるものじゃない。だからやりたがらなかったんだろう? 父親の多くはな。

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