未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 清潔感

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新暦〇〇三七年三月十一日



『大きな声で威圧して子供を従わせる方が楽』

だからそうするんだろう? なら、子供だって、

『大きな声を出して言うことを聞かせようとする方が楽』

と考えたって何も不思議はないよな? 俺は『楽だから』という理由でそれをしようとは思わなかった。自分がそんな風に手を抜けば、子供達も当然、楽なやり方を選ぼうとするようになると思ってたしな。

だが同時に、『家事が下手』とか『本当はやりたくない』ってのは嘘偽りなく確かにあって、そういう部分で楽をしようとしてたのは事実だ。だから、子供達が自分の苦手なことで手を抜いたりって部分については、まあ、あまりガミガミ言わないようにはしてる。

ひかりあかりも、<化粧>はそもそも嫌いで、そういう部分の身嗜みについてはまったく頓着しないというのはあるんだよ。

地球人社会ではそういうのについても煩い奴は煩かっただろう? 他所様の身嗜みにとにかくケチをつけてくる奴ってのもいただろう? だからまあ、地球人社会では気にした方がいいかもしれないそれについて煩くは言わないってことだ。

自分が苦手な部分で手を抜いてるのに、他の誰かに対しては口煩く言うとか、典型的な、

『他者に厳しく自分に甘い』

だもんな。

そんな大人がどれだけいたか、ちょっと思い浮かべるだけでも数限りなく頭をよぎったりするんじゃないか? 特にニュースとかに取り上げられるような大人なんて、それこそどいつもこいつも『他者に厳しく自分には激烈に甘い』タイプだったじゃないか。

普段は大きな口を叩いておきながらちょっと自分にとって都合の悪い状況になったら体調を崩して入院したり雲隠れしたり。外国に行って帰ってこなかったり。

そういう大人の姿を見て育った子供が真似をしないと考えるなんてのも、ある意味じゃ、『他者に厳しく自分に甘い』ってことだろうな。自分を厳しく律することで子供達の手本になろうと考えないってことだからな。

俺は、大人のそういう部分が嫌なんだよ。嫌いなんだ。自分を甘やかしたいなら他者に対しても寛容でいろ。他者に対して厳しくしようと思うのなら、自分自身に対してはもっと厳しくしろ。

それだけの話だ。

ひかりもそれをきちんと理解してくれている様子が、ルイーゼへの態度で分かる。彼女が好き勝手していることに対してもすごく鷹揚でいてくれてるのが実に誇らしい。ルイーゼが小汚い格好をしていてもそれに対してはとやかく言わないでいてくれてるしな。

ひかり自身が、化粧っ気のないタイプだというのを自分でわきまえてくれてるってことだ。

まあ、ルイーゼと違って清潔感があるのも事実だが。

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