未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

深編 成長の過程の一つ

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新暦〇〇三八年四月四日



一方、しんと久々に顔を合わせたほまれの方も、それで何か今までと様子が変わったかと言われればそんなこともなかった。自分の代わりに実質的にボスとしての役目を果たしているとどろきの姿を見守るように陣取って、悠然と泰然と構えている。

その姿は、我が息子ながら頭が下がるよ。俺なんかよりよっぽど貫禄があると思う。

だがそんなことに嫉妬するつもりもない。年齢が上か下かで当人の価値が決まるわけでもないしな。これまで生きてきた期間が俺よりずっと短くても、ほまれの人生はものすごく濃密だ。毎日毎日、死と隣り合わせの環境で、自分や自分の家族だけでなく、群れの仲間達の命をも守ってきたんだ。そりゃ、両親の事故死や光莉ひかりの病気のことがあっても、それ以外は地球人社会の高度に整えられた環境で命の心配をすることなく外敵の襲撃を警戒することなくぬくぬくと暮らしてきた俺よりは密度が高くて当然だろう。

それに嫉妬するとか、馬鹿馬鹿しいってもんだ。

他者と比べることで奮起して自身を高めるよう努力をするため、それができるようにモチベーションを高めるため、って形で活かすなら素晴らしいと思うが、他者の頑張りを妬んで足を引っ張ろうとするなんてのは、<愚の骨頂>ってもんだと俺は思う。

いずれにせよ、俺から見てもほまれは尊敬に値する立派な人生を送ってきてる。確かに子供の頃には迷惑も掛けられたりしたが、そんなものは親としては当たり前のことだしな。子供ってのは親に迷惑を掛けることで成長していくもんだ。何より、他所様に取り返しのつかない大きな迷惑を掛けたわけじゃなければ、別に目くじらを立てることでもないさ。

まあ、他のパパニアンの縄張りの中で、

<自身の縄張りを主張する雄叫び>

を上げたりしたのは<迷惑>と言えば迷惑なんだろうが、それ自体、パパニアンとしてはごく普通にある、

<成長の過程の一つ>

らしいし。

そういうものを経て経験を積んで、パパニアンとしての生き方を学んでいくんだ。

それに彼は、そんな自分の<やらかし>を武勇伝のように語ったりしないしな。

もしかすると、しんは、ほまれがそうやって立派になったことを実感して安心したのもある……

……かどうかは分からないか。そんなのは<親の欲目>と言うか、

<そうであってほしいという願望>

に過ぎないしな。

いずれにせよ、しんほまれも、それぞれに自分の人生をしっかりと生きてくれてるのは確かだ。ボスとしての貫禄を見せるほまれと違って毎日ぐうたらしてるだけに見えるしんもな。

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