未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

メイフェア編 不気味の壁

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<動いてその場で受け答えしてくれる教科書>

そうだ。ロボットにはそういう役目もある。

<人間として適切な振る舞いを学べる教科書>

としての役目だな。メイトギアが人間そっくりの見た目をしてるのがここで役に立つわけだ。元々は主に<介護用>として開発され改良が加えられてきたロボットとして人間の心理に圧迫感を与えないようにと与えられた外見だそうだが、<人間の手本>にするにもそれが都合よかったんだろう。

<不気味の壁>と呼ばれるものも割と早い段階でクリアできたそうだし。その点、ここ朋群ほうむで開発されていくロボットは再びその<不気味の壁>をクリアしていかなきゃいけなくなったけどな。

実は今の時点でも<人間の姿をしたロボット>を作ることは不可能じゃない。なにしろ二十一世紀初頭頃の技術でもすでに見た目だけなら人間の見た目を模したロボットも作られてたそうじゃないか。ただそれは典型的な<不気味の壁>を感じるものでしかなかったと聞くが。

『人間に似た姿をしているのに一目見て人間じゃないのが分かってしまう』

のがとにかく致命的だったらしいな。そのこともあってメイトギア以外のロボットは、<一見してロボットにしか見えない外見>をしてるんだと。そもそもすべてのロボットに<不気味の壁を超えるためのコスト>を掛けてたら費用がいくらあっても足りないわけで、だったら人間の姿をしている必要がない役目を担ってるロボットはむしろ人間に見えない方がいいってことか。

今の時点ではドーベルマンシリーズもアリスシリーズもドライツェンシリーズもホビットシリーズも必ずしも人間の姿をしてる必要がないから無理にそうしてないというのもある。まあ、その中でアリスシリーズについてはやがてメイトギアに繋がっていくコンセプトのロボットではありつつ。

だが、技術的に<不気味の壁>を確実に超えられない限りはやっぱり今のままでもいいだろうさ。下手に人間そっくりに作って悪い印象を持たれてももったいないしな。今の時点でもアリスシリーズは十分に<健気さ>も感じさせる働きぶりを見せてくれてるよ。

対してメイフェアは、パパニアンから見ても同族には見えない姿をしているから、ほとんどのパパニアンからは距離を置かれている。その距離をあまり感じさせないのはほまれ旭音あきねだけだ。ほまれのパートナーであるあおでさえそれなりに距離を置いてるしな。実に理性的にだが。

そういう意味じゃ、ほまれはともかく旭音あきねのはちょっと異質ですらあるか。

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