未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

メイフェア編 生態を把握していくのは

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そういう背景もある上で、竜生りゅうきの解剖は進められていく。

開かれた竜生りゅうきの腹部はまだ鮮やかな赤い色をしていた。これは鵺竜こうりゅうも同じ。基本的に<酸素を代謝する生き物>だということだな。

地球とはまったく関わりのない惑星の生物であっても同じように酸素を代謝するようになるというのは、実は<不思議>とされていた。実際、様々な物質を代謝する生物も発見されている。人間にとっては猛毒である<硫化水素>を代謝する生物さえいる。まあ、<酸素>自体が猛毒でもあるけどな。あくまで地球人をはじめとした地球の生物の多くにとっては必須というだけであって、地球上にも酸素を嫌う生物はいるし。

にも拘わらず地球以外の惑星にも酸素を代謝する生物が発生するというのは、<不思議>とされるくらいには高い確率じゃないらしい。  

専門家じゃない俺にはいまいちピンとこないが。

とはいえ、現にここ朋群ほうむの生物である鵺竜こうりゅうらが酸素を代謝する生き物であるのもまた事実。その事実を受け入れた上でその生態を把握していくのは必要なことだろうさ。

そしてその現場そのものに立ち会っているレックスとシオは、冷静さを失わない上で興奮しているのが俺にも分かった。シモーヌも、

「すごい……!」

と小さく感嘆の声を上げたりしている。この場に立ち会えないのが本当に残念そうだ。明らかに錬慈れんじのことは頭から抜け落ちてしまっているのがこれまた分かる。

さりとて改めて言うが俺は彼女にそういう一面があるのも分かった上でパートナーに選んだんだ。加えて俺自身も<ロクでもない一面>はしっかりとあるんだから、そんな俺が彼女を咎めるのは筋違いってもんだろ。

さらには、錬慈れんじが俺の膝を選んだのは、彼にとってそこが<より安心できる場所>だからだ。

人間以外の生き物であっても<安心できる場所><安らげる場所>というのはそれぞれ あると思う。パパニアンも、それぞれ<お気に入りの場所>というのがあって基本的にはそこを寝床にする。

もちろん他のパパニアンがそこを寝床にしてる場合には『奪う』か『諦める』しかないが。

ちなみにほまれの群れの場合も、<お気に入りの場所の取り合い>はそれほど珍しいことでもなくて、実はほまれもすぐに干渉はしなかった。そのこと自体がパパニアンの習性であって、過度に抑えつけるのはむしろ問題を生じさせるだけだろうさ。

とはいえあまりエスカレートしては群れの秩序も守れなくなるから、その時にはほまれが仲裁に出るわけだ。今はとどろきがその役目を担ってる。

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