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第五世代
ルイーゼ編 パートナーとの関係
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ルイーゼと斗真の関係は、<パートナー>という言葉から受ける印象とはいささか異なるものかもしれない。何しろどちらもほとんど一日中自分の好きなことをしているだけで、<一緒の時間>的なものが見られないからだ。
特にルイーゼの方は、寝ている時以外はほぼずっと届けられた鉱物を調べているばかりで斗真と会話しているところすら滅多に見ることがない。しかも寝る時間も短い上にまちまちで、鉱物を調べている最中に<寝落ち>するような形なんだよ。だから半ば強制的に一週間に一度コーネリアス号に連行して治療カプセルによるメンテナンスを受けさせている状態だった。そうしないとそれこそ<突然死>しかねないからな。
一方の斗真は、逆に驚くほど規則正しい生活をしている。人間(地球人)で彼と同じように暮らすことができる者はそう多くないだろう。夜明けと共に目を覚まして鍛冶の仕事を始め、ドラニと並んでひたすら鉄を打って鋼のインゴットを作ったり、包丁やナイフや<刀>を打ったりしてくれている。今、俺達が日常で使っている刃物の多くは彼の手によるものだ。しかも大量生産する必要がないから一本一本丁寧に、地球人社会に伝わっていた<伝統技術>そのままで。
ちなみに彼にその技術を伝えたのはドラニだ。光莉号やコーネリアス号のAIに記録されていた技術を再現し、斗真に伝えてくれたんだよ。
<言葉>はあまり得意じゃない斗真に対しては、それこそ『見て覚えてもらう』しかなかった。それ以外に方法がなかった。そして斗真は実に熱心にドラニの姿を見て取り、真似をしてくれた。ドラニもロボットだからこその忍耐強さで何度でも何度でも斗真が確実に体得できるまで再現して見せてくれた。まあ心や感情を持たないロボットだからそもそも<忍耐>なんかしてなかったけどな。同じ作業をどれだけ繰り返そうと苦痛にはならないわけで。
こうして斗真は<朋群人社会>初にして最高の<鍛冶職人>に育ってくれた。その意味自体は理解していないかもしれないが、<技術>については地球人社会における本職の<職人>にまさるとも劣らないもののはずなんだ。
で、ルイーゼとは生活パターンがまったく噛み合わないと。
かと言って仲が悪いかといえばぜんぜんそんな様子もない。寝落ちした彼女をベッドに運んでくれるのはアリニではあるものの、自分と一緒のベッドに寝かせることを拒んだりもしないし、自分より先に彼女がベッドで寝ていればそっと寄り添って寝てくれるしな。
特にルイーゼの方は、寝ている時以外はほぼずっと届けられた鉱物を調べているばかりで斗真と会話しているところすら滅多に見ることがない。しかも寝る時間も短い上にまちまちで、鉱物を調べている最中に<寝落ち>するような形なんだよ。だから半ば強制的に一週間に一度コーネリアス号に連行して治療カプセルによるメンテナンスを受けさせている状態だった。そうしないとそれこそ<突然死>しかねないからな。
一方の斗真は、逆に驚くほど規則正しい生活をしている。人間(地球人)で彼と同じように暮らすことができる者はそう多くないだろう。夜明けと共に目を覚まして鍛冶の仕事を始め、ドラニと並んでひたすら鉄を打って鋼のインゴットを作ったり、包丁やナイフや<刀>を打ったりしてくれている。今、俺達が日常で使っている刃物の多くは彼の手によるものだ。しかも大量生産する必要がないから一本一本丁寧に、地球人社会に伝わっていた<伝統技術>そのままで。
ちなみに彼にその技術を伝えたのはドラニだ。光莉号やコーネリアス号のAIに記録されていた技術を再現し、斗真に伝えてくれたんだよ。
<言葉>はあまり得意じゃない斗真に対しては、それこそ『見て覚えてもらう』しかなかった。それ以外に方法がなかった。そして斗真は実に熱心にドラニの姿を見て取り、真似をしてくれた。ドラニもロボットだからこその忍耐強さで何度でも何度でも斗真が確実に体得できるまで再現して見せてくれた。まあ心や感情を持たないロボットだからそもそも<忍耐>なんかしてなかったけどな。同じ作業をどれだけ繰り返そうと苦痛にはならないわけで。
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かと言って仲が悪いかといえばぜんぜんそんな様子もない。寝落ちした彼女をベッドに運んでくれるのはアリニではあるものの、自分と一緒のベッドに寝かせることを拒んだりもしないし、自分より先に彼女がベッドで寝ていればそっと寄り添って寝てくれるしな。
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