未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

ルイーゼ編 それだけのこと

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『ルイーゼと斗真とうまの子供を見捨てない』

のと同じく、ほむらさいのことも見捨てない。

『年老いて可愛げがなくなったから見捨てる』

なんてのも、人間としてあんまりにも恥ずかしいだろう。人間(地球人)は人間を見捨てちゃそもそも種として成立しないんだよ。

『自分は見捨てられる側にはならない』

なんてのはただの<お花畑的思考>だしな。今の地球人社会の医療技術ならならそんなことはまずないにせよ、かつては事故や病気で、

『他人の助けがなければ生きられないようになる』

なんてことは誰にでも有り得たわけで。まあ今でも俺の妹の光莉ひかりのような事例はあるから、決してその可能性はそもそもゼロにはなってない。

『価値がなくなった人間は見捨てる』

のを是とするなら、自分が見捨てられることも受け入れなきゃおかしいだろう。だいたい、

『いなくなっても別に困らない』

程度の人間の方が圧倒的に多いんだ。『働いてる』にしたって『納税してる』にしたって、

『それは別にお前じゃなくていい』

と言われるような人間が大半のはずだし。地球人社会にいた頃の俺だって<そっち側>だった。俺がいなくなって本当に困るのは妹の光莉ひかりだけだったしな。実際、俺が仕事を辞めて<惑星プラネットハンター>になっても務めていた会社は何事もなく続いていたわけで。

<個人の価値>なんてその程度のもんなんだよ。そんなもので『生きていていいのかどうか?』を語ること自体がナンセンスってもんだろうさ。だから、生まれた子供をルイーゼと斗真とうまが育てられなくても別に構わない。そんなことは問題じゃない。

『野生を捨てて自力では生きられなくなった自分達を生かすために社会を築いているのが人間(地球人)という生き物だ』

という現実がある限り、『人間を見捨てる』というのは、

<自分達が人間(地球人)であることを否定する行い>

なんだ。無論、だからといってそれに甘えているばかりじゃ駄目なのも事実ではありつつ、

『自分にできることはする』

というのは<生き甲斐>そのものにも直結する話だから、損得勘定とはまた別なんだろうさ。俺はそう思ってるし、シモーヌもビアンカも久利生くりうもシオもレックスもそう思ってくれている。

そしてただ『そう思ってる』だけじゃなくその理念を実現するためにロボットも作ってきた。水帆みなほをしっかりと育ててくれてるライラとオルトの例もあるし、何も問題はない。他でもない俺達自身が『人間として』生きていくのに必要な話なんだ。

それだけのことだ。

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