何でリアルな中世ヨーロッパを舞台にしないかですって? そんなのトイレ事情に決まってるでしょーが!!

京衛武百十

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子供の頃の自分に負けるということと同じなんじゃないかな

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それにさ、子供相手に感情的になるっていうのは、子供の頃の自分に負けるということと同じなんじゃないかな。

その頃から今まで、何をしてきたの? って思うんだ。そんなに実のない人生を送ってきたの? を経験してきたの? 何を学んできたの?

ってさ。

子供と同レベルのままって、おかしくないかな。

モグラレンコンの一件で男の子に罵られた時、思ったんだよ。

『この子はまだ未熟だからこうやって感情のままに罵るしかできない。だけど私はこの子の倍以上生きていろんな経験を積んできてる。罵る以外のやり方も学んできてる。だからこの子と同じやり方はしない』

みたいなことを。

しかも、感情のままに、感覚のままに振る舞うのって動物と同じじゃないかな。

『人間は動物とは違う』

って言うんだったらさ、やっぱり感情のままに感覚のままに感性のままに振る舞うのはおかしいと思うんだ。

そういう部分を律することができてこそ<人間>だし、<大人>なんじゃないかな。

もちろん、完璧にっていうのは無理だと思う。抑えきれない時もあるだろう。人間は感情の生き物だから。

だけどさ、その努力をしないっていうのも恥ずかしくない?。

特に、子供に対して、

『我慢や忍耐を覚えなきゃダメだ』

とか言うんだったら。

子供には『我慢しろ、耐えろ』って言うクセに自分は感情のままに生きたいなんて、いやいや、何言ってんの?って感じだよ。

子供は親の真似をすることで人間としての在り方を身に付けていくんだって、キリンが生まれたことで余計に実感させられた。この子はものすごく私を見てる。私やベントのことを見てる。エマのことも見てる。親や、身近な大人の姿を、振る舞いを、ものすごく見てるんだよ。そこからいろんなことを学ぼうとしてる。

これは本当に責任重大だ。

子供にとって親は<大人の見本>なんだよ。親を見ることによって、

『大人ってこんななんだ』

って学ぶんだっていうのが分かる。身が引き締まる。

でも、だからってやっぱり完璧にはなれないよね。

だったらさ、子供にも完璧を求めるのはおかしいと思うんだよ。

『自分は完璧じゃいられない』

って言い訳をするんだったらさ。

だってそうじゃん? 全然完璧じゃない相手から、

『完璧でいろ!』

とか頭ごなしに言われて納得できる? 全然我慢とかしてない相手から、

『我慢しろ! 忍耐を覚えろ!』

とか偉そうに言われて素直に『はい、分かりました』って思える?

『そんなこと言ってるお前が完璧じゃないじゃん!? 我慢してないじゃん!? 忍耐力が足りてないじゃん!?』

って思わない?

結局そういうことなんだって、キリンに改めて教えてもらったよ。

「おなかへった~!」

「おしめよごれた~!」

「あつい~!」

「さむい~!」

「きもちわるい~!」

「こわい~!」

っていちいち騒ぐキリンにさ。

それに対して怒ってて、何が我慢だ忍耐だって話だよね。

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