私が異世界物を書く理由

京衛武百十

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第二幕

で、『不特定多数にモテようとするのが無理がある』っていう話に戻っちゃう。そんな、本人のことを何も知らない人からも好感持たれようと思ったら、そ

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で、

『不特定多数にモテようとするのが無理がある』

っていう話に戻っちゃう。そんな、本人のことを何も知らない人からも好感持たれようと思ったら、そりゃ、

<他人から好かれる見た目>

してないと話になんないって。

私は、見た目そのものは完全に、

<十人並>

ってレベルだと自分でも思ってるけど、まあ普段の振る舞いがそもそも、

<男性ウケ>

しないそれだったしね。モテた記憶なんかまったくない。

ただ同時に、それを他の誰かの所為にしようとは思ってなかったよ。

『世の中の男は見る目がない!』

だの、

『ルッキズムの所為で私はモテないんだ!』

だの言うつもりはさらさらなかった。そうやって他人の所為にしてたらちょっとは気が楽かもしれないけど、問題は何も解決しないからね? むしろそうやって攻撃的に振る舞えばさらに他人からは疎まれる。

そりゃ、同じように感じてる人らからは共感も得られるかもしれないよ? 実際、同じようなことを言ってる人ら同士でグループ作って大きな声を上げてる人達もいるしさ。

でも私は、そんなのには何の興味もないんだ。

『自分以外の誰かの所為にしてる限りは、自分は成長できない』

って思うし。

私は<親ガチャ>ってのは実際にあると思ってるけど、だからって『親の所為にしてれば問題が解決する』とはこれっぽっちも思ってないってのも事実なんだ。だから両親に対しても何か具体的に復讐とか報復とかもしようとは思ってない。まあ、

『あの人達がもし私に泣き付いてくるようなことがあっても力にはなりたくないな』

くらいは思ってるけどさ。

もっとも、あの人達については、

『それこそ何があっても私なんかには泣き付いてこないだろうな』

っていう妙な信頼感はあったりもする。

でまあ、向こうから関わってこないなら私の方からも何かしようとは思わないんだ。

私のそういうところも、ダンナは評価してくれてるんだよね。

『誰かの所為にして誰かを傷付けようとはしない』

ってところをさ。

そして私は、異性としてはダンナにだけ認めてもらえてればいいんだよ。他の異性については、<顔のいい男>は<観賞用>で十分かな。私にとってはダンナ以上の男性と出逢えるとも思えないしね。

ましてや『不特定多数にモテよう』なんてつもりはこれっぽっちもない……こともないかもだけど、モテたらそれはそれで嬉しいかもだけど、だからって拘るほどじゃないのは事実だよ。

『不特定多数からモテる必要なんてない。ほんの少数の身近な誰かから信頼されてれば人生は楽しく生きられる』

そう感じるんだよね。

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