転生したら甘々な人達に囲まれてます!第2の人生は幸せになれそうです

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私と家族

私の成長 1

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外の明るさで目が覚めて、体を起こしぐっとまだ短く出来ることも多くはない体を伸ばした。

転生してから2年と10ヶ月、私リリアーヌはもうすぐ3歳になります。


リリアーヌになってから分かったことがいくつかあって、とりあえず家族が産まれたばかりの私を可愛がってとても大切にしてくれていること。

生まれてすぐの頃はまだ、お兄様もお父様もお勉強やお仕事の合間に会いに来て、抱っこして眠そうにしたらそれぞれ戻っていく感じだったのですがね…
簡単な言葉を喋れるようになった頃、1番近くにいてくれているお母様のことを、舌っ足らずになりながら呼んだんですね。そしたら、とりあえずお母様は嬉しさのあまり涙ぐみはじめましたし、それを聞きつけたお兄様とお父様も、私に呼んで貰おうと

「リリアー   おにーさま   ですよー」
「リリア   おとーさまって言ってごらん?」

などと必死になって私に覚えさせに来ましたよ。えぇ、あなた達勉強や仕事はどうしたの!とお母様に怒られるほどに…
怒られたところでお父様もお兄様も

「勉強や仕事など後からでもできる!今のかわいいリリアは今しかないのだから!!!」

堂々と仰っていましたよ…
それにはお母様も呆れて溜息をついて放り出してきていいわけないじゃないですか…と呟いていましたね。

なので私もお父様とお兄様に求められればとりあえず喋りにくい口を動かしておにーさま、おとーさま、と舌っ足らずになりながら呼びましたよ。笑顔のオプション付きでね。そしたらとりあえずは満足してお母様に促されるまま、それぞれ戻っていってくれましたしね。

あとは歩ける様になったのにも関わらずお父様がいる時は、お父様に抱き上げられて歩くことはとりあえず出来なかったりとか。お父様いわく、転んで怪我でもしたらどうするんだ!?ってことでしたね…

お父様やお兄様を止めるお母様は普通なのかと思っていたらお母様はお母様で、まだ私が着れないような子供用のドレスを選んで買い込んだり、リリアの可愛い姿を残して置かなくちゃと言って、毎月のように絵師を呼んで私の絵を描かせようとしたり。お母様もなかなかでした。

もうすぐ3歳になるとはいっても、家族の溺愛、過保護は対して変わらずなんですがね。

それと、もう1つ分かったことが、私が王族で第1王女であること。
一応お仕事を放ってきているお父様は王様でお母様が王妃ってことですね。
最初から、家族の服装や使用人の感じ、家具などで、かなり身分は高そうだなぁとかは思っていましたが。
まさか王族。

そして、お母様とお父様がお話していたのですが、お母様の昔からのお友達の隣国の王妃様がほぼ私と同じ時期に第1王子を出産した。
その隣国の王妃様とお母様は昔から親友で姉妹のようにお互いを思いあっていたから、それぞれの子供を結婚させることが出来たら本当の家族になれるわねってよくお話していたそうで、その事をお父様が知った途端お父様号泣、突然私の事を抱き上げ
「リリアお嫁にいっちゃやだぁぁぁ」

苦しいほどぎゅっとされ、まだ先の話ですし決まったことでもない私とあの人の夢の話ですから、とお母様に宥められた事があった。

お父様ほどの取り乱しようではないにしろ、私も心の中では王族ってだけでも心臓バクバクなのに、隣国の第1王子に嫁ぐなんて、もしかして将来王妃ってこと?そんな馬鹿な!責任重大すぎて無理だよ!と穏やかではなかった。
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