声劇・セリフ集

一人用セリフ

男性 のんびり青年 シリアス「人狼探偵」上級者向け 長文

さて。わたしはゲームをしようと言ったのですが、どうやら上手く伝わっていなかったようですね。
岩月くん。あなたも変な顔をしていないで説明するべきでしょう。
何をそんなに怒っているんですか。
全く仕方がないですね。
不甲斐ない助手のために説明して差し上げましょう。

私たちはこれからゲームをするんです。
とても簡単なゲームを。
全てをあばき出すゲームを。

これは嘘つきを探し出すためのゲームです。平々凡々な市民の中に紛れ込んで隠れている狼という嘘つきを、敵を探し出し、排除するという、至極簡単なゲームです。

詳しく説明しますと、これからやるゲームには役割があります。

一つ。なんの関係もない単なる被害者である【市民関係者】

一つ。市民の味方になり、いきている間に敵を見つけ出そうとする【占い師探偵】

一つ。敵から市民を守るために力を尽くす【騎士SP】

一つ。除外されたものが嘘つきであったか、はたまたかわいそうな被害者市民であったかを判断できる【霊媒師】

一つ。市民の中に紛れ込み、乗っ取ろうとする【狼犯人】

一つ。狼に加担して勝利を得ようとする【狂信者共犯者】

今現在残っている人間は二つの夜を経て14人。

今からあなた方と私で、相談をしていただきます。
事件に関してです。
どんなことでも構いません。
そう、種類を問わず、事件に関わるものであるなら何を言ってくださっても構いません。
あらゆる話の中から嘘をあばき出し、狼と狼に加担する嘘つきを探し出す。

これはそういうゲームなんです。

さて、皆さんとても聡明なだけあって、表情を見ればルールがお分かりいただけたことがわかります。
そんなに青くならず、気軽にいきましょう。


実は私、このゲームが大好きなんですよ。

さあゲームを始めよう。
残酷でかわいそうな市民のため、狼さんを暴き出そうではありませんか。