声劇・セリフ集

常に眠い猫

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シリーズ物声劇台本

エッセイを書く前振り的なもの(エッセイネタ

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 はじめまして。
 自分のことを少し話そうかと思ったんだけど、最適な自己紹介を思い浮かばないので、ほんの少しの雑談とともに、この話を始めさせていただく。

 と言っても、何かを描きたくて筆をとったわけではない。
 仕事の前に、少しずつ暖かくなってきた気候の中、快晴の空を見上げ、イヤホンで音楽を聴いていたら無性に何かを描きたくなったってだけ。
 そんな気まぐれから始まった話。
 なにを描くか自分もわからないままに書き進めているわけだが。
 そう簡単に思い浮かぶものではないな。
 私自身が見てきた、そして経験してきた人生というものが何であるかをかければいいと思ったんだが、なにぶん自分自身のことが一番よくわかっていない。
 そんなことでなぜかけると思ったのか、ここまできてもまだ不思議でならない。
 今ある感覚と、感情と思考に任せて書けば何か見つかるかと思ったのだが、いまだに書き出しが思いつかず、こんなダラダラと無意味な雑談を繰り広げている。
 今あるのはなにを書こうかという思考と、当たる日差しが暖かく、少し眠いなというまどろみだけで、仕事のことさえ忘れかけていたりするのだから、救えない。
 仕事中に何かいい文章を思いつければいいのだが、そちらに避けるし効果あるかどうかが怪しいため、それは望めないだろうな。
 綺麗で、清々しい空を見ながらエナジードリンクを飲み、準備万端で仕事に臨む。
 兎にも角にも、仕事を片付けなければ始まらない。行ってくるとしよう。
 続きはそれからでも遅くはない。
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