未来系アイドル ヴァルキリーエンジェルRin

蒼井一

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第一章 ヴァルキリーの巫女

第五劇 悪魔の術!! ビューティースティール!!!

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「あ、あぶなーい」
「な、なに、シャンデリアが切れただと、なぜ」
 なんと、会場にあった大きなシャンデリアをつるしていたケーブルがまるで意図的に切れたようになって、真下にいる凜(りん)の頭上に落ちていった。
 まともに受けたら、即死はまぬがれない。
 この事態に、急遽、ミカエルはカバンから飛び出した。
「りーん!」
「きゃー」
 凜の悲鳴があがる。スタッフの人たちからどよめきが生じた。
「シャンデリアが落ちたぞー。下敷きになったのじゃないか」
「ふぅ、よかった。間に合った」
 なんと、ミカエルが思いっきり小さい体を凜にぶつけて、こかしてかわさせたのだ。
 このミカエルの行動が凜を救うことに成功した。
 だが、ミカエルの顔は痛みでゆがんでいた。助けたものの、かわしきれず、ミカエルはシャンデリアに足を挟まれていた。
「あ、ありがと、ミカエル。あ、あなた足にケガしてるんじゃ?」
 凜は泣きそうだった。
「いいや、こんな傷、魔法で治るさ。それより、微動だが、魔力を感じた。もしかすると、ヤツの仕業かもしれない」
 足を押さえ、痛そうな顔をしながら、ミカエルは立ち上がった。
「悪魔王子ルシファーの刺客がいるっていうの?」
 凜がそういった矢先だった。
「くけけけ、きれいな生気よ、我が物となれ『ビューティースティール!』」
「な、なに、あの化け物」
 なんと、空中にさっきの悪魔が現われたではないか。
 そして、悪魔の術で会場にいた全ての女の子の体から、光の塊が生じ、それを悪魔は吸い込んでいく。
 その瞬間、女の子たちに異変が生じた。
「きゃぁ、な、なに、モデルの子たちが、おばあちゃんになってく」
 なんと、若いはずの女の子が、たちまちのうちにしわがより、年寄りになってしまったのだ。
 あまりの作用に年老いて、立っていられない子もおり、その場にうずくまる子もいた。





☆☆
第六劇につづく。
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