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いずれ投稿したいダークファンタジーについて

ファンタジーを書く難しさ

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最近、自身が書いたダークファンタジーを読み直して思う。


「ファンタジー世界を書く事の難しさ」

についてだ。


現実世界の話を三作(1作品はまだ未完)を書いた事により、現実世界の書きやすさと、異世界の書きにくさを感じた。

今回は何故現実が書きやすいのか?何故異世界は書きにくいのか?
また、どうやってファンタジーを読んでもらいやすいように書いていけるかを考えていきたいと思う。


よって、自身が書いている物語の内容を解説の為入れます。つまらんがお許しを……。


①「現実世界、現在」が書きやすい理由
②「現実世界、過去」が書くのが難しい理由
③「異世界」が書きにくい理由
④どうしたら読んでもらいやすいか?
⑤独自世界を書く注意点
⑥日本やナーロッパに合わせる所はとことん合わせていく
⑦もう一つ参考にしたい作品






①「現実世界、現在」が書きやすい理由
(ここで言う「現実世界、現在」とは執筆時期から三年前後ぐらいの日本として書いていく事とする。)

現実世界、現在が一番書きやすい。なぜなら、それは作者も読者も共通世界にいるからだ。

「ここは東京」、「車を足として使用するぐらいの田舎」、「琵琶湖が見える町」とかの一行の説明で読者側もその情景が目に浮かぶ。

現在なら価値観も法律も倫理観も同じ。いちいち解説しなくても読者は理解してくれる。


「偽装不倫」は「現実世界、現在」だったから一番書きやすかった。

場所は東京→都会の街をイメージ出来る
気候 冬→寒い 地域により雪が降る
倫理観 不倫→非人道な行為
法律 誹謗中傷→訴えられる可能性がある
時代背景→スマホがあり、連絡検索が容易に出来る

など、いちいち世界観やスマホの簡易機能を解説しなくても読者は分かる。だから物語だけを書く事が出来た。



②「現実世界、過去」が書くのが難しい理由
(ここで言う過去は10年前から50年前ぐらいとする。これ以上昔は書いた事がないが、より難しいだろう。)
まだ日本だから書きやすいが、価値観や法律や倫理観が現在より少し違う。
今ならありえない事でも、当時はあったとなりやすいし、逆に当時はなくても今はあるからこの時代が分からないともなりやすい。

○→現在と同じ
✖︎現在と違う

○場所 琵琶湖が見える田舎町→滋賀県だと分かる 滋賀を知らなくても田舎と書いてあるから大体想像出来る
○気候→四季があり、夏、冬で分かる
✖︎価値観や倫理観→「女性は寿退社が多い時代」「給料が男女で均等ではない」「子供を産んでこそ一人前」など、今ならセクハラマタハラになる事が平然と言われていた時代。
そこは「当時は」と解説しないと、不自然になる。
✖︎法律→交通事故の罰則が今ほど厳罰化していなかった
✖︎時代背景→一番はスマホどころか携帯すらない時代。外に出かけると安易に連絡は出来ず、所在が分からない。
ネット検索などなく、調べるのは本を買ったり図書館に行くなどが必要。


「天使がくれた259日の時間」は30、40年前の時代を書いていたから、いつの時代の話をしているの?となる事があった。

その為、何度か「この時代の価値観は」と解説を入れていた。

しかし、野々さくらはこの時代はまだ生まばかりか、子供。50年前なんて生まれてもいない。
当然、当時を知らず親から聞いた話や、テレビで聞いた事、調べたりして書いていた。

ただ、それは間違いが多いだろうとも思っている。特に親から聞いた話は、野々さくらが勝手に勘違いして解釈している可能性も高い。
当時の女性の社会進出や、雇用形態、専門職に就く女性など、合っているか不安で仕方がない。

また、「この時代にはまだこの技術はなかった」とか、「こんな価値観はまだなかった」とか、「今では常識な事でも当時はまだ分かっていなかった」などもあるだろう。

だからある意味、一番難しいのは「過去の話を書く事なのかもしれない」。実際にあった日本の時代なのだから、筆者が勝手に世界や価値観を作れない。
そして調べるにしても限界があるのだ。



③「異世界」が書きにくい理由
そして今回書きたいメインの異世界について書いていきたい。

当たり前だが、異世界に住んでいる人など居ない。そして、その物語によって独自の世界観がある。よって、その世界観を文面で説明しないといけない。


場所→〇〇国(どんな国?大きい?小さい?平和?戦がある?絶対王政?貴族社会?)
都会の街、田舎の町
(子供の教育環境は?学校などがあるのか?労働力なのか?生活環境は?どんな建物なのか?木製?レンガ?西洋系?食事はどんな物?満足に食べられているのか?)
など、どんな世界なのか分からず、そこを解説しないといけない
倫理観→戦時国家なら、戦で人を殺しても罰則がない、政略結婚が当たり前、男尊女卑があるなど、昔の日本の戦国時代の価値観なのか?
平和な国で現在の日本みたいなのか?
逆に、女尊男卑の新たな価値観の世界なのか?
法律→日本みたいに法は機能しているのか?
気候→暑い場所、寒い場所、四季はあるのか?


これらの通り色々な違いが出てきて、そしてそれを解説しないといけない。


しかし、一読者となり分かる。解説を読むのはしんどいのだと。

一番の優先は「主人公の活躍」や「物語」といわれる。

納得だった。まずは物語を見せてもらい、面白そうならこの世界観を読み込みたいと思った。


最近、凄いなと思った作品はキャラ文芸の大賞作品だった。
読者賞、大賞のダブル受賞作品であり、読んでみて納得。本当によく書けてあるなと思った。


急に舞台やあやかしについて言われても、「まだ物語始まってないんだけど!」と言いたくなるだろう。
しかしこの物語は、主人公を動かす、物語の解説を繰り返しており読みやすいと思った。


物語構成は

主人公が不遇な目に遭っている(物語)
→理由説明(解説)
→学校(物語)
→あやかしの迎え(物語)
→あやかしの説明(解説)

読みやすいし、「これってどうゆう事?」と思ったタイミングで解説してくれる。

だから余計に読みたくなる。
これはダブル受賞すると納得したのだった。


そして野々さくらが気に入っている場面は、妹の袴を羨ましいと思う描写。
袴を着る時代なのだと感じ、袴の美しさ、主人公の女性らしさを表していると感じ、やっぱり凄いとなった。

実は、この影響を受けて「偽装不倫」では服装を丁寧に描写するように心がけるようになった。


本当に素晴らしい作品だった。……その時に作品をエントリーしていたのが恥ずかしくなるぐらい……。



その為、

「設定を語るのはその情報が必要になった時」

それを心がけたいと思う。



④どうしたら読んでもらいやすいか?
③で書いた通り、まずは物語を進ませるのが優先。そして必要になった時にその解説を載せたら良いと思う。

そして出来れば解説の量を減らす。そう心掛ける。

よく使われるのはいわゆる「ナーロッパ」な世界。ドラゴンクエストとファイナルファンタジーを混ぜたような世界であり、絶対王政の元、貴族とか冒険者のいる世界。建物は中世ヨーロッパ風でレンガ作りとされている事が多いらしい。
(野々さくらはナーロッパをあまり知らないので間違っていたらごめんなさい。そして実際の中世ヨーロッパはあんな華やかな世界ではないらしい)

でも「ナーロッパ」があるから全てに対しての説明がいらず、物語に集中出来るのだと感じた。

「現実世界 現在」を書いてみて、物語だけ書くのがこんなに書きやすいのだと初めて気付いた。


でも、野々さくらは「設定厨」であり、物語以上に世界観を作るのが好きなのだ。
現にこの話を書く時、物語ではなく設定のみを書いて楽しんでいた。


そういう人もいるらしいのだが、注意点がある。それは

「設定に重きを置いてしまい、物語を書かない為、話がつまらない」

という事らしい。


野々さくらはまさにそのタイプ。

「読者が読みたいのは設定集ではなく物語。設定は物語を引き立てるスパイス」

それを心掛けたいと思っている。


だから基本は共通世界のナーロッパに当てはめるのが一つだと思う。


しかし、ナーロッパを使用出来ない理由もある。

それは野々さくらが書いている話には「王」も「貴族」も「冒険者」も出てこない話だからだ。




⑤独自世界を書く注意点
とにかく独自世界は難しいと思う。読者は全て1から読み込み覚え、考えないといけないからだ。
ストレスフリーが求められるWeb小説にそこまで読み込んで下さる方などいるのだろうか?

独自世界で上手く書いてある作品と言えばあの有名な「本好きの下剋上」だろう。

野々さくらは大好きである。

登場人物の個性、やり取り、スローライフ、商売のやり方、製造など、言い出すとキリがないぐらい魅力が盛りだくさんだが、野々さくらが特に好きなのはあの独特の世界観だ。

あの世界観に魅了されてしまった。


ただ、あの世界観を書き込むのは相当な実力がいるとも分かっている。書くのが難しく、読者に伝えられる力量など野々さくらにあるはずもない。

だから読みながら、毎回ため息を吐いている。

ただ、共通点があるので使える手法はあると思う。それは、物語上に日本が出てくる事だ。


「本好きの下剋上」は異世界転生。だから、主人公は日本での暮らしの記憶がある。その為、その知識を活かして活躍するのだが、解説にも「日本で暮らしていた時は……」と言い、読者にも解説してくれる。


そして、今書いている話は異世界人が日本に行く話の為、日本の例えを使って解説して良いのだ。


例文を出すが物語の背景が分からないと説明が出来ない。その為、物語の1エピソードのあらすじを軽く載せる。


あらすじ
主人公は異世界人。異世界で罪を犯し、人間の世界に1年間島流しになる。(竹取物語をイメージして欲しい)
そこで友達を作り、主人公が自身の罪に向き合っていく。

このあらすじを前提に例文を書いていく。ちなみに主人公は異世界人の為魔法が使える。解説内容はその魔法についての解説とさせてもらう。


例 日本を例にしない場合
異世界人の主人公が魔法を使い遠くに居る相手と話しをする。
これは『テレパシー』といい、相手と話ができ連絡を取り合う事が出来る魔法だ。
しかし相手が応対しないと連絡を取る事は出来ない。
また、相手が応対しなくてもメッセージを残せる便利な魔法だ。
ただ、この魔法が使える相手は魔法が使える者のみ。


例 日本を例にする場合
異世界人の主人公が魔法を使い遠くに居る相手と話しをする。
これは『テレパシー』といい、相手と話ができ連絡を取り合う事が出来る、[日本でいう電話みたいな魔法だ。]
しかし[電話同様]相手が応対しないと連絡を取る事は出来ない。
また、相手が応対しなくてもメッセージを残せる[留守番電話のような]便利な魔法だ。
ただ、この魔法が使える相手は魔法が使える者のみ。


文章はダサいがこんな感じでイメージはつきやすいと思う。
異世界ファンタジー(異世界のみ)だと世界観が壊れるからやらない方が良いと聞くが、現実ファンタジー(現実世界でおこるファンタジー)なら舞台は日本の為世界観は壊れないと思う。

そして、それを出来事や会話で説明したらより分かりやすいと思う。



例 会話での説明
主人公が『テレパシー』の魔法を使い、目の前には居ない第三者と話をする。
友達 (それを見ていた)
「どうして電話じゃないのに話が出来るの?」(人間だから魔法が分からない)
主人公「電話?」→(異世界人だから電話が分からない)
友達 電話の機能を教える
主人公 『テレパシー』の魔法を教える
主人公、友達、お互いに相手の文化凄いとなる
友達 「僕とは出来ないの?」
主人公 「魔法使える人しか出来ない」


これなら解説だけでなく、

「二人の会話により仲良くなっていく姿を描写出来る」
「固い解説ではなく会話でテンポ良く魔法について説明出来る」
「解説は補足程度。主人公が言うと説明口調になる事は解説にする」


などがある。


また一度に全て解説せずに、次魔法を使う場面で追加解説しても良いだろう。


例 次の日 別場面
主人公が『テレパシー』の魔法を使う。遠くの相手と会話が出来る魔法(解説二度目 覚えてもらう)なのだが、応対がない。
解説
電話みたいに相手が応対しないと会話出来ない。
主人公は「また連絡下さい」と呟く。
解説
留守番電話機能のようにメッセージを残せる機能がある。


文章もエピソードもつまらんが、解説はこれで自然に出来る。問題はそれをどう物語として面白くするかだ。いくら解説が上手く出来てもエピソードがつまらなかったら読んでもらえない。




もう一つの例を出すと、主人公が国の機関に狙われているという設定があるのだが、(天空の城ラピュタのシータみたいな感じ)それを友達が助けてくれるが、揉み合いになり手足に擦り傷が出来てしまう。それを主人公が魔法で治療する場面がある。

単に魔法の説明をするのと、物語を進める上で説明する違いを書いてみる。


例 説明のみ
『ヒーリング』とは、痛みを軽減させる魔法であり、初歩的な魔法である。
しかし根本的な治療は出来ず、それが出来るのはガイダンスを持っている医師だけ。
だから主人公は痛みを取る事は出来ても、傷を治す事は出来ない。
その為、主人公は消毒や絆創膏を貼るなどの治療を手作業でしている。




例 物語に沿っての説明

主人公 『ヒーリング』の魔法を使う
友達 「あれ?痛くなくなった」
主人公 「痛みを軽減させるだけしか出来ない」と話し、擦り傷を洗い消毒などを手作業でしている。
友達 言われてみたら痛みはないけど傷は治ってないと気付く

解説
『ヒーリング』は初歩的な魔法。しかし根本的な治療は出来ず、それが出来るのはガイダンスを持っている医師だけ。
だから主人公は痛みを取る事は出来ても、傷を治す事は出来ない。
その為、主人公は消毒や絆創膏を貼るなどの治療を手作業でしている。



文章は長くなってしまったが、物語の中で主人公が友達の為に魔法を使う姿を描写でき、痛みは取れるが治療は出来ない魔法なのだと、一つのエピソードで読者に印象を残せる。
そして、主人公が友達に「初歩的な魔法」だの、「異世界人の医師なら魔法で治療は出来る」だの、この場面で言うと違和感がある事は神目線が解説する事により主人公が説明口調になるのを防げると思う。

これも一気に説明ではなく、分割出来るならするべき。



あと気を付けているのは、簡易だと言われそうだが、魔法の名前だけでどんな魔法か大体予測がつき覚えやすくする事だった。


『テレパシー』→意思疎通、連絡が出来るなどの力が想像しやすい

『ステレス』→敵から姿を消すと予想がつきやすい。

『テレポーテーション』→瞬間移動

『ヒーリング』→治療 


とだいたいの予想がつき、また覚えやすい名前にしている。

またダサいと言われそうだが、読まれて想像しやすい方が良いと思い端的な名前にした。







⑥日本やナーロッパに合わせられる所はとことん合わせていく

物語上必要な設定以外は共通世界に合わせていった方が良いだろう。


一年の流れ
四季
月日
時間
などの基本は一緒にするべきだと思う



変えたい
価値観の違い
歴史
治安
魔法の存在の有無

変えたい所は最低限に。



⑦もう一つ参考にしたい作品

最後にもう一つ、魔法解説の参考に出来ると思う作品がある。それは「お仕事系」。専門用語は聞いた事のない言葉も多く、解説はある意味魔法より難しいと思う。

魔法は作者が勝手に作り出すフィクション。多少ブレていても、ファンタジーだからと言える。


しかし、お仕事系は実際にある職業。適当な解説は許されず、物語もしっかり書かないとその職業に誤解を与えてしまう恐れがある。

だから一番書くのが難しいのは「お仕事系」だと思っている。


そんな中で、最近勉強になるなと見ているのは「これってパクリじゃないですか?」である。

小説原作で、新人賞から作家さんになられた方の作品。(この作品がデビュー作ではない)

野々さくらは小説は読ませてもらっていないのだが、この内容を小説に書けるのは凄い作家さんだと思うし、一生足元にも及ばないだろう……。


そんな訳で媒体が違うのだが、ドラマを参考にしたい。


事件が起こる→物語
主人公達が事件を調べる→物語
会議する→特許や法律に関しての解説
解決に動くが上手くいかない→物語
会議する→上手くいかなかった理由を解説
解決する→物語 話の中で解説


こちらも、やはり物語を中心としており、視聴者が「何が問題なの?」「何故上手くいかなかったの?」と思った時に上手く解説している。


そして解説だが、単に専門用語を説明するだけでなく、その場面を例え話や登場人物同士の会話で上手くおとしている。


特に分かりやすかったのは「A社は最中の皮の特許を取得、B社は中のあんこの特許を取得。しかし、どちらも特許権侵害になるから、最中は販売出来ない」という例え話だ。
話の例えに最中を出し、皮とあんこがないと最中は作れないという状況を上手く解説してくれ、今起きている現状を視聴者に教えてくれた。


そして、企業同士になると難しい話でも、友達が巻き込まれたエピソードも上手く挟み、分かりやすく特許や法律を教えてくれた。

今後も話の構成、解説、主人公の活躍、登場人物のやり取りから上手く落とし込むのを見たいと思う。




最後に
前に書いてあるファンタジーは、「設定」「異世界の世界観」が作り込んであり、「日本の時代背景は1960年代の昭和時代」。
そして三人称の群像劇。目線も世界もよく変わる。
主人公(異世界)→友達(日本)→国の組織(異世界)→主人公(日本)→国の組織(異世界)→友達の母親(日本)→友達(日本)
我ながら書きにくいし、読みにくいだろうと思う。
しかし話の内容的に主人公の一視点のみでの執筆は絶対無理で、国の組織目線や友達の母親目線も書かないと盛り上がりに欠ける。

よって、群像劇についても勉強していきたい。


今回、例に出して説明をしてみたが、やはり例えは大事だと感じた。
特に、物語のあらすじに実在している作品を出すと説明しやすく、分かってもらいやすいと感じた。
(竹取物語、天空の城ラピュタなど)
これは、やはり筆者と読者の「共通認識」があるからだと思う。




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