小話

お水

「あれ？？私水なんて買ったかしら」


机の上に買った覚えのないペットボトルが置いてあった。


一人暮らしだし、どうせ酔った時にでもかったのだろう
ちょうど喉が乾いていたので、その水を飲んだ。


ｺﾞｸｺﾞｸ


「はー、染み渡る～！」


やっぱり喉が乾いているときは、水が1番だと思う。
とてもおいしく感じる


「ん？」


水を味わって飲んでいると、私の体の周りにふよふよと浮かぶ線が見えた。

煙のような、もやもやしたジュゴンが出すような輪っかに似ている


「何かしらこの線..ん？」


ペットボトルの水を確認すると、さっきまではなかった文字が水に浮かんで見えてきた

パーソナルスペースの見える水？
よくわからない。


「とりあえず..病院に行こう。」