225 / 625
7章
210話 最後の準備
しおりを挟む
ももえの予想は当たりと言えば当たりなんだろうが、それでもアカメを機体から引き剥がすと言うのは厳しい注文だ。そもそも出来てたら出来てたでもうとっくの昔にやれている。
「おい、あと1エリアしかないぞ!」
「ももえ一人じゃ固定ダメージが追いついてないからしょうがないだろう、バイパーの奴はどこいるんだ」
「これでも頑張ってるんですけどー!」
「ずっと殴れるわけじゃないから厳しいんだよねぇ」
ぎゃんぎゃんと何度か殴り合いをしてから一度距離を取り一息。
「よし、相談タイム」
「認める」
うちのボスは優しいな……さて、どうしたものか、足元狙いでの攻撃をして引き剥がそうとしたのだが、あの6脚戦車の使い方が上手いと言うのもかなりある。
所謂フレキシブルアームのようにぐねぐねと動くので傾いた機体制御に、ある程度のバランスを崩したところで3点がコースに付いていれば転倒する事もない。6脚設置維持を絶対にしなくて良いと言うのもあるので、6脚のうち2脚を防御に回してきたりするので、まあ厄介。
そもそも後ろ向きで走りながら、6脚の足を操作しつつ、儂ら4人を相手にするってどれだけマルチタスクが得意なんだ?
「で、どうする?」
「あのトカゲ野郎じゃないと固定ダメージが稼げないだろ、ちゅんちゅん撃ってるがあんまり効いてないしな」
「手数だからしょうがないじゃないですか!」
「別に倒さなくても良い訳だから、協調してビリにさせたりはぁ?」
「倒すと言う取り決めしたろうに……そもそもあいつがどうぞって言いながら前に行かせてもらえると思うか?」
前にいる我らがボスのアカメにぴっと指を向ける。
あいつはあいつでガウェインの奴を呼んでティータイムに入っている。いや、いいんだが、本当に良いのか観戦組のお前らは。
「私は此処でクラン連中と遊んでるけど、あんた達は先行ってもいいのに」
「まあ、お祭りですからね、勝つのは好きですけど、やっぱり仲間や知り合いでわいわいしてる方が楽しいですし」
「あー、確かにねぇ……私は勝つって前提の上でやるけどさ」
変わらずの相談タイムを待ちながら残りのコース状況を確認。
もう少し走れば眺めのトンネルに入り、それを抜ければ最後のコースになり、全スタート地点が合流する形になり、最後の大乱戦に突入だ。
流石に速い奴はもうゴール手前くらいまで行ってるだろう、何だかんだで遭遇しなかったからうちの連中がいるかどうかを結構確認しつつ、蛇行してきたツケがここに出てきたか。
「ごちそーさん、前線組は良い茶葉使ってるわね」
「ええ、最近ファーマーをやって自分で生産しているのでね」
かちゃかちゃとティーセットを返してどう出てくるかを、いつものDボアを手の中で回しつつ様子を伺う。機体とHPを共有しているを見破るのは合っているがもうちょっと条件があるんだよな。まあ接触していなきゃいけないのは当たりではあるが外れだな。
「んー、やっぱりこう、肉薄できる戦闘ってのも楽しいわねぇ……複数戦闘の立ち回りも概ね出来ているし、うんうん成果は良いね」
折角色々用意してきたのにまだトカゲ野郎が来てないのがなあ。此処で全部出しちゃったらそれはそれで面白くないし、驚き顔を見てみたい。
……が建前であって、単純にクランの連中とじゃれ合うのも面白いと思っただけだ。
「都合よく、他のプレイヤーは無視して先に進んでくれるからデスマッチ感強いわねぇ」
ちらちらこっちを見てくるのはいるが、手を出してくるのまではいない。最初にやり合ってた時からも遠巻きに見ていくだけしかいないので何とも平和なイベントだ。
流石にイベント開始の大混戦と地雷原の所はパイプ爆弾と火炎瓶で蹴散らしはしたが、やっぱりあれはインパクトが強すぎて、他の連中が手を出してこなくなるのが問題。爆発物ってどうしてもそうなってしまうから火薬量を減らして細かくするか、でかいので一気に吹っ飛ばすかのどっちかになるんだよな。
でもまあ、此処まで出したら他のプレイヤーも作るだろうし、配信でどういうのかも理解されるから今後流通していくとは思う。後はまあ、イベント時の威力低下はありそうかな?
「流石にバランス崩すからなぁ……威力低下は確実にありそうだけど、それはそれで良し」
威力が下がったら下がったでしょうがないが……ただまあ、コストパフォーマンスが悪いってのもあるし、見逃してくれるかな?
いや、駄目そうだな、ギルドハウスと個人露店で大量に爆弾と火炎瓶ばら撒き売ったから運営に目付けられてるかもしれん。
そろそろ新しい事業を立ち上げないと行けないな……あのポンコツピンクに色々持たせて配信させて宣伝させてヤバい物でも捌くか。
そんな事を思っていたら向こうの相談タイムが終わったらしい。
うんうん、良いよ良いよ、こうして本気で戦ってくれる相手なんてそうそういないしな。
「もういいんか」
「ああ、やっぱりこのまま倒すって方針だ」
気が付けばさっき言っていたトンネルに入り、オレンジ色の街灯が頭上をするすると通り過ぎていく。
こういうトンネル戦ってよく映画とかでもあるな。映画の佳境に入ってきたくらいによく見るよな、こういうシチュエーション。
「よーし、覚悟しろよ!」
「流石にあたしも、隠し玉出さなきゃねー?」
「え、そんなんあるん!?」
そういえば今まで本気でマイカの奴が戦っている所は見た事ないな。
二次職で条件を満たしたら貰えるスキルがあるから多分それの事を言っているんだろうけど、よくよく考えてみたら全員が全員二次職だからそういうのはあるのか。
勿論私もあるけど、誰にも言ってないし、教えてないので私も隠し玉として持ってはいるんだけどな。
「んー、レースには勝てないだろうけど……」
残弾を確認、マガジンの用意と、持ってきた武器を改めてインベントリにある事を見てから一息。
ああ、そうだ、こういう時こそだったな。
「やはり、戦うからこそは、な」
インベントリから葉巻を取り出し、これもいつもの様に火を付けて紫煙を辺りに燻らせ、にぃーっといつもの様に口角を上げたギザ歯の見える笑みを浮かべて。
「私に勝つなんて100万年早いと言う事を教えてやるよ」
「おい、あと1エリアしかないぞ!」
「ももえ一人じゃ固定ダメージが追いついてないからしょうがないだろう、バイパーの奴はどこいるんだ」
「これでも頑張ってるんですけどー!」
「ずっと殴れるわけじゃないから厳しいんだよねぇ」
ぎゃんぎゃんと何度か殴り合いをしてから一度距離を取り一息。
「よし、相談タイム」
「認める」
うちのボスは優しいな……さて、どうしたものか、足元狙いでの攻撃をして引き剥がそうとしたのだが、あの6脚戦車の使い方が上手いと言うのもかなりある。
所謂フレキシブルアームのようにぐねぐねと動くので傾いた機体制御に、ある程度のバランスを崩したところで3点がコースに付いていれば転倒する事もない。6脚設置維持を絶対にしなくて良いと言うのもあるので、6脚のうち2脚を防御に回してきたりするので、まあ厄介。
そもそも後ろ向きで走りながら、6脚の足を操作しつつ、儂ら4人を相手にするってどれだけマルチタスクが得意なんだ?
「で、どうする?」
「あのトカゲ野郎じゃないと固定ダメージが稼げないだろ、ちゅんちゅん撃ってるがあんまり効いてないしな」
「手数だからしょうがないじゃないですか!」
「別に倒さなくても良い訳だから、協調してビリにさせたりはぁ?」
「倒すと言う取り決めしたろうに……そもそもあいつがどうぞって言いながら前に行かせてもらえると思うか?」
前にいる我らがボスのアカメにぴっと指を向ける。
あいつはあいつでガウェインの奴を呼んでティータイムに入っている。いや、いいんだが、本当に良いのか観戦組のお前らは。
「私は此処でクラン連中と遊んでるけど、あんた達は先行ってもいいのに」
「まあ、お祭りですからね、勝つのは好きですけど、やっぱり仲間や知り合いでわいわいしてる方が楽しいですし」
「あー、確かにねぇ……私は勝つって前提の上でやるけどさ」
変わらずの相談タイムを待ちながら残りのコース状況を確認。
もう少し走れば眺めのトンネルに入り、それを抜ければ最後のコースになり、全スタート地点が合流する形になり、最後の大乱戦に突入だ。
流石に速い奴はもうゴール手前くらいまで行ってるだろう、何だかんだで遭遇しなかったからうちの連中がいるかどうかを結構確認しつつ、蛇行してきたツケがここに出てきたか。
「ごちそーさん、前線組は良い茶葉使ってるわね」
「ええ、最近ファーマーをやって自分で生産しているのでね」
かちゃかちゃとティーセットを返してどう出てくるかを、いつものDボアを手の中で回しつつ様子を伺う。機体とHPを共有しているを見破るのは合っているがもうちょっと条件があるんだよな。まあ接触していなきゃいけないのは当たりではあるが外れだな。
「んー、やっぱりこう、肉薄できる戦闘ってのも楽しいわねぇ……複数戦闘の立ち回りも概ね出来ているし、うんうん成果は良いね」
折角色々用意してきたのにまだトカゲ野郎が来てないのがなあ。此処で全部出しちゃったらそれはそれで面白くないし、驚き顔を見てみたい。
……が建前であって、単純にクランの連中とじゃれ合うのも面白いと思っただけだ。
「都合よく、他のプレイヤーは無視して先に進んでくれるからデスマッチ感強いわねぇ」
ちらちらこっちを見てくるのはいるが、手を出してくるのまではいない。最初にやり合ってた時からも遠巻きに見ていくだけしかいないので何とも平和なイベントだ。
流石にイベント開始の大混戦と地雷原の所はパイプ爆弾と火炎瓶で蹴散らしはしたが、やっぱりあれはインパクトが強すぎて、他の連中が手を出してこなくなるのが問題。爆発物ってどうしてもそうなってしまうから火薬量を減らして細かくするか、でかいので一気に吹っ飛ばすかのどっちかになるんだよな。
でもまあ、此処まで出したら他のプレイヤーも作るだろうし、配信でどういうのかも理解されるから今後流通していくとは思う。後はまあ、イベント時の威力低下はありそうかな?
「流石にバランス崩すからなぁ……威力低下は確実にありそうだけど、それはそれで良し」
威力が下がったら下がったでしょうがないが……ただまあ、コストパフォーマンスが悪いってのもあるし、見逃してくれるかな?
いや、駄目そうだな、ギルドハウスと個人露店で大量に爆弾と火炎瓶ばら撒き売ったから運営に目付けられてるかもしれん。
そろそろ新しい事業を立ち上げないと行けないな……あのポンコツピンクに色々持たせて配信させて宣伝させてヤバい物でも捌くか。
そんな事を思っていたら向こうの相談タイムが終わったらしい。
うんうん、良いよ良いよ、こうして本気で戦ってくれる相手なんてそうそういないしな。
「もういいんか」
「ああ、やっぱりこのまま倒すって方針だ」
気が付けばさっき言っていたトンネルに入り、オレンジ色の街灯が頭上をするすると通り過ぎていく。
こういうトンネル戦ってよく映画とかでもあるな。映画の佳境に入ってきたくらいによく見るよな、こういうシチュエーション。
「よーし、覚悟しろよ!」
「流石にあたしも、隠し玉出さなきゃねー?」
「え、そんなんあるん!?」
そういえば今まで本気でマイカの奴が戦っている所は見た事ないな。
二次職で条件を満たしたら貰えるスキルがあるから多分それの事を言っているんだろうけど、よくよく考えてみたら全員が全員二次職だからそういうのはあるのか。
勿論私もあるけど、誰にも言ってないし、教えてないので私も隠し玉として持ってはいるんだけどな。
「んー、レースには勝てないだろうけど……」
残弾を確認、マガジンの用意と、持ってきた武器を改めてインベントリにある事を見てから一息。
ああ、そうだ、こういう時こそだったな。
「やはり、戦うからこそは、な」
インベントリから葉巻を取り出し、これもいつもの様に火を付けて紫煙を辺りに燻らせ、にぃーっといつもの様に口角を上げたギザ歯の見える笑みを浮かべて。
「私に勝つなんて100万年早いと言う事を教えてやるよ」
10
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる