456 / 625
16章
426話 先に言っとけっていつも言っただろ
しおりを挟む
「で、ボス、弾持ってない?全部撃っちゃってさ」
「ああ、もう、だからお前はポンコツなんだよ!」
銃受けでキメラの攻撃をいなしてはいるが1発も撃ってないのを見ると、弾切れか。他のパーティから貰ったりなんだりできるだろうに。
「パーティは」
「組んでたけど、ぜーんぜんダメ、1人で立ち回った方が良いからぬけちった」
マイカとバイオレットに揉まれてるせいで下手な仲間じゃ付いていけないのか。って言うか私も付いていけないと思う。ガンナーを長くやっているからこそ他のプレイヤーよりも先に進んでいる……様に見えて実の所戦闘力は高くないし、ガチでやったら普通にももえに負けると思うわ。
「パーティに入ってあいつ倒すなら銃弾分けてやる」
「とか言って、入んなくても分けてくれるでしょー」
ねー?と言った感じにこっちに顔を向けて笑みを浮かべる。こいつも今度締めてやらんとダメか。ただ、まあカットインしてくれたおかげで立ち直れる状況になったのは良い。手早くパーティ申請を送るとすぐに受理、その間にポーションで回復をいれ、あいんつとアホが合流。
「あー、ポンコツピンクちゃんねるの人だ」
「知ってるのか」
「ガンナー界隈じゃ有名なんよ、アカさんどういう関係?」
「元上司」
あいんつがこっちのカバー、アホがももえのカバーに入っている間に事情説明、さくっと紹介を済ませた後に手早く陣形の整理、HPMPの立て直し、各々の立ち回りを指示してキメラと改めて対峙。それにしても4人で前後を組めるようになると安定性が増す。
「って、先に弾ちょーだい弾!」
「弾込めてやるから後ろにマグ飛ばせ」
「もぉー!そうやってすぐ無茶ぶりするんだから!」
「あいんつ、ももえに弾の込めた銃を、アホはカバーだ、しくじるなよ」
3人とも返事をするなり言われた通りの行動を始める。私はと言うとももえの少し後ろに回って、マガジンを受け取り、ちゃりちゃりと弾を込める。
「まあ器用にやるもんだ」
キメラを正面に捉えたまま、マガジン一杯になるまで弾を詰めるのだが、その間前衛をしている百恵の奴はうまいことキメラの爪やら体当たり、ビームを捌いて立ち回っている。なんか思っている以上に強くなってる。何か出来るようになってるのがちょっとムカついたので、軽く声を掛けてからマガジンを強めに投げてやったらそのまま銃で受けてリロード完了。なんともまあ、器用な事を。
そしてやっぱりと言うか当たり前だけど、がんがん前に出てヘイトを稼ぎながらガンカタで近接戦闘が様になっている。独立したのもあるし、あいつはあいつで動き方を研究していったんだろう。元々センスはあったしな。
「やっぱボスの元で戦うのがストレスフリー」
気持ちよく格闘と銃撃を織り交ぜてキメラに肉薄していくももえを眺めつつ、避けきれないだろうって攻撃の時にはこっちから攻撃を入れて援護、弾を使い切ったらあいんつが装填済みの銃を投げ渡し、撃ち切ったらすぐにキメラにぶん投げ、アホは普通の援護射撃、何と言うか急造のパーティの割には良い連携が出来ている。
「それにしてもあいんつがももえの事を知っているのは意外だった」
「そう?アカさんの事知ったのもそこからだしねー」
ああ、なるほど、それは確かに。結構配信しているからその時に知ったのか。表舞台にあまり出てない……とは言い切れない。この間の闘技大会なんてがっつり目立ってた。
ももえの配信もログイン中は何でもかんでも映しまくってたから私があれこれやってるのも分かってるし、クランハウスの中も丸見えか。
「……お前は知って無さそうだ」
「悪いか?」
「知らない事があるのは当たり前だが、人の事を悪く言うのはないな」
案外根に持つんだよね、私って。とは言え、悪口を言うだけあって基本は結構しっかいりしている。さっきは普通の援護射撃だけしか出来ていないと言ったが、逆を言えば普通の援護射撃が出来るって事は悪くはない腕はあるって事だ。このまま良い感じなら名前聞いてみても良いな。
「そろそろ決めるぞ」
その声を聞くと、ももえがキメラの攻撃を滑り込んで避けると共に顎を思い切り蹴り上げる。そういえば昔にもこんな風な立ち回りしたような気がする。
そして上がった顎と言うか頭に向けてあいんつがさらに銃を投げて追撃。そのまま滑りこんだももえは腹の方にまで回り、げしげしと蹴り上げてそのまま蹴り進める。おお、青天井にする気か。そんな事を考えながらもこっちもこっちでアデレラを2丁抜いて浮いている顎に向けて連射。このゲーム、たまーにあるんだけど格闘ゲームのような浮きが状態が発生するんだよね。
「追撃の手緩めない!」
隣にいたアホに発破を掛け、向こうが連射している間にアデレラの装填を済ませる。で、こっちが攻撃を始めたらアホが装填する。うむ、よくわかってるな。やっぱり基本は出来るんだよな、こいつ。
あいんつに関してはある程度好きにさせた方が良いので、隣で銃撃と銃を投げさせている。うーん、やっぱり袖から大量に出るのは客観的に見ると中々に不思議な光景だ。
「ああー、銃ちょうだい、銃!」
「あいんつ、投げてやれ」
「はいよー」
股潜りを成功して後ろに回ったももえが新しいマガジンを使おうとしたが弾切れ、すぐさまあいんつがくるりと回転して遠心力を付けてハンドガンを投げると、ブーメランのように曲がり、キメラの後ろに回り込んだももえにヒット、やっぱポンコツだわ。
「うーん結構ちゃんと投げたはずなんだけど……」
「キャッチミスしただけでしょう!」
「ポンコツだからな」
くつくつと笑いながらアデレラの予備マガジンを使い切ったのでPウサ銃に切り替えて連射。かちあげからの前後での射撃攻撃に手……いや、足か。それも出ずにヒットストップ食らって呻きながら徐々にダメージが増えていく。
「そろそろ、くたばれ!」
5度撃ちでの追撃をかますと共にクリップが弾き飛ぶ。
体勢を崩され、前後で挟みうち、絶え間ない射撃攻撃に耐えられるわけもなくそのままポリゴン状に消失していくのを眺めながら一息。インベントリから煙草……はないんだったな。
「やっぱボスはイイね……煙草は?」
「吸い過ぎで切らしてな」
「しょうがないなあ」
何て事言ったらももえの奴が煙草を取り出して私に手渡してくるので、早速咥えて火を付けて一服。すぱーっと紫煙を燻らせながらその場に座って、銃弾をまとめて取り出して渡す準備。
「それにしても案外手応えの無い奴だったきーがするんけど」
「まー、確かに……案外あっさりだったな」
「キメラ何匹もいるからねー、そのせいじゃない?」
ぽろっと零したももえの一言で私を含めた3人がぴたりと手を止める。
確かに中途半端な強さだったけど、これが複数いるってマジか。まさかのエリア全体ボスエリア、レイドボス複数いますってタイプか?
「それはもうちょっと早く言って欲しいわ」
煙草の先をぴこぴこと唇で器用に揺らしながらどう立ち回るかを考える。
出来る事ならもう1人やっぱり増やして山狩りするのが良いか……まあ、森なんだけど。
「……とりあえずももえ、このエリアは一緒に来てもらうぞ」
インベントリから出した銃弾アイテムのデータを目の前に出すtお、それにすぐさま飛びついてくるので、ぱっと上にそれを持ち上げてじっと見つめる。こういうポンコツはしっかりと躾をしてやらんといかん。
「もー、ボスは心配性なんだから……分かってるって」
「どうせ配信してるんだ、それが証拠にもなろうよ」
その通りで、と言った感じでえへへーっと笑うのを少しばかり眉間に皺を寄せてみるが、元々こんなやつだったな。
「……それじゃあまあ、改めて自己紹介とやれる事、言っとくか」
アホの名前初めて聞くな。
「ああ、もう、だからお前はポンコツなんだよ!」
銃受けでキメラの攻撃をいなしてはいるが1発も撃ってないのを見ると、弾切れか。他のパーティから貰ったりなんだりできるだろうに。
「パーティは」
「組んでたけど、ぜーんぜんダメ、1人で立ち回った方が良いからぬけちった」
マイカとバイオレットに揉まれてるせいで下手な仲間じゃ付いていけないのか。って言うか私も付いていけないと思う。ガンナーを長くやっているからこそ他のプレイヤーよりも先に進んでいる……様に見えて実の所戦闘力は高くないし、ガチでやったら普通にももえに負けると思うわ。
「パーティに入ってあいつ倒すなら銃弾分けてやる」
「とか言って、入んなくても分けてくれるでしょー」
ねー?と言った感じにこっちに顔を向けて笑みを浮かべる。こいつも今度締めてやらんとダメか。ただ、まあカットインしてくれたおかげで立ち直れる状況になったのは良い。手早くパーティ申請を送るとすぐに受理、その間にポーションで回復をいれ、あいんつとアホが合流。
「あー、ポンコツピンクちゃんねるの人だ」
「知ってるのか」
「ガンナー界隈じゃ有名なんよ、アカさんどういう関係?」
「元上司」
あいんつがこっちのカバー、アホがももえのカバーに入っている間に事情説明、さくっと紹介を済ませた後に手早く陣形の整理、HPMPの立て直し、各々の立ち回りを指示してキメラと改めて対峙。それにしても4人で前後を組めるようになると安定性が増す。
「って、先に弾ちょーだい弾!」
「弾込めてやるから後ろにマグ飛ばせ」
「もぉー!そうやってすぐ無茶ぶりするんだから!」
「あいんつ、ももえに弾の込めた銃を、アホはカバーだ、しくじるなよ」
3人とも返事をするなり言われた通りの行動を始める。私はと言うとももえの少し後ろに回って、マガジンを受け取り、ちゃりちゃりと弾を込める。
「まあ器用にやるもんだ」
キメラを正面に捉えたまま、マガジン一杯になるまで弾を詰めるのだが、その間前衛をしている百恵の奴はうまいことキメラの爪やら体当たり、ビームを捌いて立ち回っている。なんか思っている以上に強くなってる。何か出来るようになってるのがちょっとムカついたので、軽く声を掛けてからマガジンを強めに投げてやったらそのまま銃で受けてリロード完了。なんともまあ、器用な事を。
そしてやっぱりと言うか当たり前だけど、がんがん前に出てヘイトを稼ぎながらガンカタで近接戦闘が様になっている。独立したのもあるし、あいつはあいつで動き方を研究していったんだろう。元々センスはあったしな。
「やっぱボスの元で戦うのがストレスフリー」
気持ちよく格闘と銃撃を織り交ぜてキメラに肉薄していくももえを眺めつつ、避けきれないだろうって攻撃の時にはこっちから攻撃を入れて援護、弾を使い切ったらあいんつが装填済みの銃を投げ渡し、撃ち切ったらすぐにキメラにぶん投げ、アホは普通の援護射撃、何と言うか急造のパーティの割には良い連携が出来ている。
「それにしてもあいんつがももえの事を知っているのは意外だった」
「そう?アカさんの事知ったのもそこからだしねー」
ああ、なるほど、それは確かに。結構配信しているからその時に知ったのか。表舞台にあまり出てない……とは言い切れない。この間の闘技大会なんてがっつり目立ってた。
ももえの配信もログイン中は何でもかんでも映しまくってたから私があれこれやってるのも分かってるし、クランハウスの中も丸見えか。
「……お前は知って無さそうだ」
「悪いか?」
「知らない事があるのは当たり前だが、人の事を悪く言うのはないな」
案外根に持つんだよね、私って。とは言え、悪口を言うだけあって基本は結構しっかいりしている。さっきは普通の援護射撃だけしか出来ていないと言ったが、逆を言えば普通の援護射撃が出来るって事は悪くはない腕はあるって事だ。このまま良い感じなら名前聞いてみても良いな。
「そろそろ決めるぞ」
その声を聞くと、ももえがキメラの攻撃を滑り込んで避けると共に顎を思い切り蹴り上げる。そういえば昔にもこんな風な立ち回りしたような気がする。
そして上がった顎と言うか頭に向けてあいんつがさらに銃を投げて追撃。そのまま滑りこんだももえは腹の方にまで回り、げしげしと蹴り上げてそのまま蹴り進める。おお、青天井にする気か。そんな事を考えながらもこっちもこっちでアデレラを2丁抜いて浮いている顎に向けて連射。このゲーム、たまーにあるんだけど格闘ゲームのような浮きが状態が発生するんだよね。
「追撃の手緩めない!」
隣にいたアホに発破を掛け、向こうが連射している間にアデレラの装填を済ませる。で、こっちが攻撃を始めたらアホが装填する。うむ、よくわかってるな。やっぱり基本は出来るんだよな、こいつ。
あいんつに関してはある程度好きにさせた方が良いので、隣で銃撃と銃を投げさせている。うーん、やっぱり袖から大量に出るのは客観的に見ると中々に不思議な光景だ。
「ああー、銃ちょうだい、銃!」
「あいんつ、投げてやれ」
「はいよー」
股潜りを成功して後ろに回ったももえが新しいマガジンを使おうとしたが弾切れ、すぐさまあいんつがくるりと回転して遠心力を付けてハンドガンを投げると、ブーメランのように曲がり、キメラの後ろに回り込んだももえにヒット、やっぱポンコツだわ。
「うーん結構ちゃんと投げたはずなんだけど……」
「キャッチミスしただけでしょう!」
「ポンコツだからな」
くつくつと笑いながらアデレラの予備マガジンを使い切ったのでPウサ銃に切り替えて連射。かちあげからの前後での射撃攻撃に手……いや、足か。それも出ずにヒットストップ食らって呻きながら徐々にダメージが増えていく。
「そろそろ、くたばれ!」
5度撃ちでの追撃をかますと共にクリップが弾き飛ぶ。
体勢を崩され、前後で挟みうち、絶え間ない射撃攻撃に耐えられるわけもなくそのままポリゴン状に消失していくのを眺めながら一息。インベントリから煙草……はないんだったな。
「やっぱボスはイイね……煙草は?」
「吸い過ぎで切らしてな」
「しょうがないなあ」
何て事言ったらももえの奴が煙草を取り出して私に手渡してくるので、早速咥えて火を付けて一服。すぱーっと紫煙を燻らせながらその場に座って、銃弾をまとめて取り出して渡す準備。
「それにしても案外手応えの無い奴だったきーがするんけど」
「まー、確かに……案外あっさりだったな」
「キメラ何匹もいるからねー、そのせいじゃない?」
ぽろっと零したももえの一言で私を含めた3人がぴたりと手を止める。
確かに中途半端な強さだったけど、これが複数いるってマジか。まさかのエリア全体ボスエリア、レイドボス複数いますってタイプか?
「それはもうちょっと早く言って欲しいわ」
煙草の先をぴこぴこと唇で器用に揺らしながらどう立ち回るかを考える。
出来る事ならもう1人やっぱり増やして山狩りするのが良いか……まあ、森なんだけど。
「……とりあえずももえ、このエリアは一緒に来てもらうぞ」
インベントリから出した銃弾アイテムのデータを目の前に出すtお、それにすぐさま飛びついてくるので、ぱっと上にそれを持ち上げてじっと見つめる。こういうポンコツはしっかりと躾をしてやらんといかん。
「もー、ボスは心配性なんだから……分かってるって」
「どうせ配信してるんだ、それが証拠にもなろうよ」
その通りで、と言った感じでえへへーっと笑うのを少しばかり眉間に皺を寄せてみるが、元々こんなやつだったな。
「……それじゃあまあ、改めて自己紹介とやれる事、言っとくか」
アホの名前初めて聞くな。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる