陰陽師の異世界騒動記〜努力と魔術で成り上がる〜

熊1969

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第1章 遥か高き果ての森

七話 インテリジェンス・ウェポン

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   俺は恐る恐る、陽光が反射して白銀に輝く剣を引き抜く。90センチほどの長さで、そんなに重くなかった。形状としてはスタンダードな直刃のロングソードだ。

   柄頭ポンメルは円筒形で特に宝石などは埋め込まれていなく、代わりにこの剣の元となったミスリルリザードが巻きついたような姿が彫り込まれている。

   握りグリップは深い紫色の皮が巻かれており、しっかりと手に馴染んだ。ガードは細長く、まるで蜥蜴の顎の骨のような造形になっており、牙のような装飾がされている。

  顔を近づけてよく見てみると、細かく文字が刻まれた刀身は薄い紫色を帯びており、どこかとてつもなく危険な気配を感じた。異質な何かが潜んでいる気がする。


…《エクセイザー》
   秘境『遥か高き果ての森』に生息するミスリルリザードの特異個体の肉体が変質したもの。インテリジェンス・ウェポン。 
   長さ90センチのロングソード。柄から刃先まで全てがミスリルでできており、非常に軽い上に頑丈。
   ミスリルリザードが体内に保有する猛毒を刀身の中で生成しており、持ち主の意志によって刃に纏わせることができる。
   手に装備している状態に限定して蜥蜴種系統のモンスターの固有スキル『夜目』が発動し、夜でも昼間と同じ視界を得られる。
所有権:皇 龍人

   その気配がなんなのか探ろうとすると、ブーツの時のように脳内に剣の詳細な説明が浮かび上がってきた。

   幾つか気になる点があるな。ブーツでは魂が変質したものだったのに、これは肉体が変質したものなのか?一体どういことだろう。それにインテリジェンス・ウェポンって…シリルラ、どういうことだ?

《インテリジェンス・ウェポンとは神に類する存在、またはそれに近しい存在まで己を昇華させたものが肉体を変質させ、そしてその魂を宿したものですね。大概は生前の自我を残しており、自らが認めたものしか扱うことを許しませんね。また神が直接作り出した以外の神器、亜神器とも呼ぶべきものであるがゆえにその性能は非常に強力であり、この世界では剣の性質や能力によって魔剣、聖剣、神剣、邪剣などに分類されていますね。過去に持っていたのは英雄や魔王などの特別な存在ですね》





『その通りじゃ』





「っ!?」

   唐突に、シリルラ以外の大人びた女性の声が脳内に響く。
   咄嗟に周囲を見渡すが、言葉を発するような生き物はどこにもいない。

『ここじゃよ、ここ』

   再び謎の声が聞こえ、ふと目線をインテリジェンス・ウェポン…エクセイザーに移す。

   すると、刀身の方の装飾がギョロッと目の部分を動かし、目を見開いて硬直してる俺に対してニヤリと笑みを浮かべた。

「な、なんだこれ!?」
『シリルラ殿、といったか?その神が説明した通り、この剣に宿る魂…お主が首チョンパしてくれたミスリルリザードの自我じゃよ』
《私の声が聞こえるのですね》
『まあ、の。ついでにお主の心の声も丸分かりじゃ』

ブ◯ータス、お前もか!?

   思わずネタを心の中でこぼすと、剣はくつくつと可笑しそうに笑いをこぼした。

『妾は、なかなか面白い主人に拾われたらしいの』
「しゅ、主人?」

   変な呼び方に、困惑した声を上げる。

   色々起こりすぎて、何が何だかよくわかんなくなってきたぞ…

『そうともさ。この妾をいとも容易く屠ったのじゃ。主人と認めるほかあるまい。これから妾はお主の剣となり、盾となろう』

「盾になるって……お前、剣だよな?」

『かっかっか、細かいことは気にするな!』

   どうやら、この元ミスリルリザードは、なかなか豪胆な性格をしているようだ。
   自分が殺されたというのに、恨み言を言うでもなく笑い飛ばしている。

《…龍人様、確認が取れました》
「シリルラ?」

確認って、いったい何の?

《そのインテリジェンス・ウェポンの元となったミスリルリザードの特異個体の詳細がわかった、と言う意味ですね》

   表示しますね、と言う言葉とともに頭の中に文章が展開される。


…クイーン・エクセイズ・リザード
   秘境『遥か高き果ての森』の西部全域を支配するミスリルリザードの特異個体。その牙と爪はあらゆるものを切り裂き、その猛毒は神をも殺す。従来の体長を遥かに超える巨体を持ち、しかしそれに反比例して体重は非常に軽い。圧倒的なスピードと毒を纏わせた爪撃により確実に獲物を屠る。その絶大な戦闘能力により、過去反旗を翻したグレイウルフの群れ2000匹を一瞬で屠った。
   また、人間以上の高い知能を持ち、固有スキル『超速再生』により肉体の衰えを知らず何百年もの間生き続けているので深い叡智を持つ。
   敵対したものに対しては冷酷になるが配下の者には時には慈悲溢れる聖母の如き優しさを見せ、時には厳しく鍛え付け、ある一定の力を持つものには敬意を支払って接すると言う、まさに理想のリーダーを体言したような存在。そのため、いつしか『遥か高き果ての森』の自らの支配地域に住む魔物たちには『女皇』の二つ名で呼ばれ多大な尊敬と忠誠を集めた。
   彼女自身『女皇』の二つ名を気に入っており、その名に恥じぬようにと言う自負とプライドを持っている。


「強っ!?」

   なんだよ2000匹瞬殺って!もっと頑張れよグレイウルフ!上位種だろ!?

   というか、神をも殺す毒なんて使えるのか。よく倒せたな俺、一歩間違えたら死んでたぞ……

   いや、それよりも。こいつ、この森の中で重要な存在だったようだ。

   少し興奮して私欲で殺めてしまったが、大量に魔物が押し寄せてくるんじゃないのか?

『ああ、それに関してはあまり心配しなくても良いぞ。もし来たとしても、大概のものは妾を持っていれば自ずとお主が格上とわかり、勝てないと気づくじゃろう』
「そ、そうか?それならいいんだが……」

   薄皮一枚で命が繋がったことに、ほっと息を吐く。

   ……いや、ちょっと待てよ。今大概って言ったな?つまり少しはくる可能性があるんじゃないのか?

『まああくまで数匹程度だと思うがの』

   なんだ、数匹か。それならギリギリ対応できそうな気がする。

   とり合えず数の暴力に押しつぶされることはないと分かったのでほっと胸をなで下ろす。

   すると、突如彫刻の顔がはぁ……と感嘆の息を漏らした。

「どうしたんだ?
『いやぁ、それにしてもさっきの一撃は見事じゃった。我らミスリルリザードの弱点を完璧に理解した上での奇襲。お主、どこかの名のある戦士かの?』
「まさか。ちょっと家柄が特殊なだけの、どこにでもいるやつだよ」

たったひとつの、罪を除いて。

『なるほどのう。ま、それはそれで面白いのう』

   心の中でそう答えると、彫刻がカラカラと笑う。武器なのに表情が豊かだな。

   ひとしきり笑ったあと、彫刻……って連呼するのはあれだから、『エクセイザー』と呼ぶ。

   彼女?はこちらに探るような目を向けて来た。ミスリルでできた瞳が、俺の瞳を覗き込む。

『まあ、最初からそもそもこの世界の人間でないこと自体気づいておったがな』
「え!?」
《……!》

   思わず声をあげて驚愕を表す。シリルラも、この三日間で始めて息を呑んだ。
   そんな俺たちに、エクセイザーはまたニヤリと笑いかける。

『これでも神の端くれに足を突っ込んだ存在だからの。異界のものかどうかくらいはわかる』
「へえ、そういうもんなのか」
『そもそも、霊力が純粋すぎるしのう』
「あっ」

   早速霊力のせいでバレた。

   まあ、相手が国に関係するような人間じゃなくて、この森の魔物なのが幸いか。

『ほう、お主はそれほどの力を持っているのに、目立つのは嫌なのか。力あるものが名声を求めるのは世の常と思っていたが。』
「そんなものいらないよ。それに、俺はまだまだ修行中だ」

   謙遜じゃなくて本当に俺は未熟だ。なんせ一度も爺ちゃんに勝てないまま死んじゃったしな。

   爺ちゃんに勝てるくらい強くならなきゃ、一人前にはなれないと俺は思ってる。

   実際、爺ちゃんも以前、「儂に一人前と認められたければ、歴代最強である儂自身を倒せるくらいになれ」とか言ってたし。

《……まあ、何もしなくてもその見た目で十分目立ちそうですが》
「シリルラ、そこは突っ込まなくていい。異世界なんだから灰色の髪くらい普通なんじゃないか?」
《この世界においても、その髪色はかなり特異なものかと》
「……そうなのか」

   それに、別の世界に来たから、爺ちゃんに勝つのは叶わないんだけど。

『ふふふっ、お主の爺様とやらは随分とスパルタのようじゃの』
「うん、超スパルタだよ。そのおかげで何度死にかけたことか」

   ……うん、幼少期を思い出すだけでも軽く百回以上は死にかけてた気がする。

   普通、銃弾を見切れる程度の動体視力を身につけるために、8歳児をマフィアのアジトに突撃させるか?

   あの時はギリギリ生き残れたけどさ。

『……それは、なかなかアレな育ち方をしておるのう』

   ん?銃弾とかマフィアとかわかるのか?

   もしかして、こっちの世界にもそういうのがあったりする?

『ああ。以前、友に聞いたことがある。と言っても、どちらともお主が今浮かべたイメージほど凶悪なものではないがな。まふぃあ?などはあくまで似たようなもの、といった程度であるし』

   ふーん。どれくらいのレベルなんだろう。火縄銃とかあるのかな。

『少なくとも、お主の記憶にあるほど強力ではないよ。それはそれとして、これからよろしくの。呼び方はエクセイザーのままで良いぞ』
「おう、よろしく」
《よろしくお願いしますね》

   さて、それじゃあ本来の目的である水をログキャビンに流すための水路でも作るか。

「あ、その前にさっきの大太刀回収しとかなきゃ。今後使うかもしれないし」

   そう思って振り返るが、背後に突き刺したはずの大太刀はどこにも見当たらなかった。

「あれ?  確かにここに刺したはずなんだけど…」
《龍人様、下です》
「下って?」

   シリルラに言われた通り川を見下ろすと、確かにそこに大太刀は浮かんでいた。柄だけ残った、ボロボロの大太刀が。

『ふむ、血液中に流れていた毒で溶けたか』
「………」

   俺は改めて、新しい仲間(剣?)の恐ろしさを思い知ったのだった。


●◯●


   俺はあれから当初の目的である水路を作り、それをログキャビンに向かって伸ばしながら、血抜きしたエクセイザーの体を担いで帰った。

   どうやら倒した際大幅にレベルが上がったらしく、死体は軽々と持ち上げることができた。

   そしてログキャビンに到着すると建てた際余ってた倒木をくり抜き、家の後ろに大きな貯水タンクを建設。

   それに水路を繋げ、さらに家中の水を使う場所に接続した。試しにトイレの便器の中を見てみると、しっかり水が張ってあった。  

   権限レベルが高いから、枯渇しても二、三分で全快するとはいえ、これでいちいち水を生み出す必要がなくなったな。

   加えて、残りの倒木を全て使い三時間ほどかけてログキャビンの隣に作業場を作った。

   中にはまだ何もないが、基本的には倒した魔物を解体する場所になるだろう。

   ちなみにここまでの作業は全てエクセイザーでやった。    

そのとき、

『初めての使われ方が倒木のくり抜き…こんな経験は妾の長い人生でも初めてじゃ…』

   と落ち込んだ声で言っていたのが非常に心を痛めた。

   ごめんなさい、いつかちゃんと武器として使うから。

   気持ちを切り替え、早速持って帰ってきたエクセイザーの体を中に運び込んで解体した。

   その結果、直径10センチほどのミスリルでできた鱗を、五百枚以上手に入れることができた。 
 
   他にもミスリルの牙、爪、骨も入手した。グレイウルフを解体した時の、解体士スキルが役に立ったな。

   驚いたのは、筋肉までもがミスリルで構成されていたことだ。さすがに内蔵や目まではミスリルじゃなかったが。

   何より手に入って嬉しかったのは、鱗と筋肉の間にあった紫色の全身の皮膚。

   エクセイザー曰く、どうやらこの皮膚はエクセイザーの毒でも溶けないほどの強度を持っており、かつ相当な靭性を誇っている。

   『女皇』とまで呼ばれたエクセイザーの戦闘にも耐えうるのなら、様々な使用用途があるだろう。



   
   
   
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