素人童貞の俺が会社のおばちゃんたちとやりまくったら…Ⅱ

成長編

会ってほしい人…

「次これにしょっと」安藤さんは満面の笑みで試食品のチョコバナナ味の八ツ橋を手に取った。安藤さんは清水坂途中にある八ツ橋専門的に入ったとたん、数十種類ある八ツ橋の試食に夢中になっていた。
「ねぇねぇあなた、次はここ」安藤さんは俺と腕を組んで三軒先の漬物屋さんに入った。ここも試食をやっている
「さっきのところで口の中が甘くなっちゃったから、ここでしょっぱいものをいただくの」笑顔の安藤さんの隣で外国人が何やら困っていると、安藤さんは流暢な英語で話しかけ、困り事を解決してやった。別れ際に
「ヒィイズマイハズバンド」と言っていた。ハズバンド？俺が夫だと外国人に言いふらしてる！？

試食ツアー、神社仏閣ツアー、アーケード食べ歩き、修学旅行で行った土産物店再訪、最新おすすめスポット堪能し、ホテルに戻った。夕方６時を過ぎていた。
「あなた、和服を着付けしてもらいましょ」
「はい？」俺は訳がわからぬままホテルの有料サービスコーナーに連れて行かれた
「安藤様の旦那様、奥様はもう少々時間がかかりますので、リラクゼーションサービスをどうぞ」俺は椅子に座りながらマッサージとお茶を堪能した。
「あなた、お待たせしました」和服姿で髪を結った安藤さんは魅力的で俺はしばし言葉を失った
「旦那様、奥様にみとれていらっしゃいますね」ホテルの従業員の言葉で俺はやっと我に帰った
「あなた、行きましょう」安藤さんと車に乗り込み、向かった先は、敷居の高そうな京料理屋だった
「おいでやす」上品な女将が迎えてくれた
「お連れ様いらしてますよ」女将が膝をついて開けた襖の先にいたのは、
「やあ、ノンくん」黒縁メガネの男だった…