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一年ぶりのおちんぽ

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 部屋に入るやいなや彼に抱きしめられキスをされました。両頬をつかまれ、無理やり奪われるような男性的なキス。いきなり舌を入れてくる情熱的な接吻です。唾液を啜られ舌を吸われ、口内を舐め回されます。彼もかなり興奮しているようです。もし私が痴漢されてる姿で彼のオスが触発されたなら嬉しい。

 もっと興奮して欲しいな、私も興奮していたい、とこちらから積極的に舌を絡めました。

「はぁっ、はぁ……」

「ベッドに行こうか」

「はい♡」

 ベッドルームは広々とした造りになっていて、ふたりで寝転がっても充分なスペースがありました。我慢できなくなった彼が私をベッドの上に押し倒します。

「男の人に激しくされるのが好きって書いてたよね」

「そんなことまで覚えててくれたんだ」

 彼の手が私のワンピースをたくし上げます。軽く腰を浮かせ、脱がせようとする彼の手をアシストしました。

「俺好みのエッチそうな女だと思ったから。ほら、やっぱり。下着も着けないで濡らしてる」

 軽く責められる口調がたまりません。

「んっ、あぁ……だってぇ」

「こんなに乳首大きくして」

 腰まで捲り上げられたワンピース、その裾から這い上ってきた彼の手が、私の胸に直接触れます。

「やっ♡ 乳首コリコリだめぇ♡ 気持ちいいよぉ♡」

 彼のキスが雨のように降り注ぎます。額に、目蓋に、頬に、鼻に、唇に。甘ったるい嬌声を遮られた私は、彼の首に自ら腕を回していました。

 キスを中断した彼の口が、今度は私の耳を甘噛みしてきます。優しく傷つけないようにハムハムしたと思いきや、ちょっとは痛いほうが好きだろと言わんばかりに軽く歯も立てられました。白状します。大好きです。

 彼の唇は首筋を通り鎖骨へと下りてきます。大胆に開けた胸元に沿ってデコルテをキスの鎖が繋ぎます。

「あぁん、気持ちいい♡ あぁん、あん♡ あぁ♡」

「乳首にもキスして欲しい?」

「してください、いっぱいチュウして下さい!」

「それじゃ全部脱いでしまおうか」

 私は着ていたものを全部脱がされ――といっても、一枚だけだったのですが――彼の目に全てをさらけ出します。

 見られることに悦びを覚えた体が、さらに熱く火照ります。

「すごく綺麗だよ」

「うれしい」

 恥ずかしいけど、それ以上に興奮します。

 彼が私に抱きついてきて、胸をぺろりと舐められました。生温かく湿った肉の感触にびくりと体が跳ねます。

 彼の唇は乳房を根本から先端へ向かい隈なく這い進みます。軽く触れるか触れないか程度のキスを繰り返されると、もどかしい刺激に焦らされて、体の芯から熱いものがこみ上げてきました。

「あっ、あっ……それダメっ……あんっ!」

「どうしてダメなの?」

「気持ちいいのに焦れったいからぁ! もっと強く、はっきりした刺激じゃないと、もどかし……んッ!」

「あまりこういう攻められ方はしたことないんだ。たまにはいいんじゃない? 恋人みたいに抱かれるのも」

 恋人。あぁ、そう言えば私って、セックスの回数はやたら稼いだけど恋人がいたことってなかったんですよね。

 大学に入ってから寄って来た男の人は、みんな私の噂を聞いて近づいてきた人ばかりだったし、私もおちんぽさえもらえればいいやと思っていたので誰かと付き合う発想がありませんでした。

 そして私と男の人たちとのセックスはたいてい、どちらが相手をイカせられるか攻守交代しながら繰り広げるスポーツライクなものだったので、恋人同士のような甘い雰囲気とは無縁だったのです。だからでしょうか、彼の言葉を聞いた瞬間、胸の奥がきゅんっと締め付けられたのは。

「どうしたの?」

「……ううん、なんでもない」

「そう? でも顔が赤いね」

「……それは、あなたにおっぱいペロペロしてもらってるから」

「可愛いなぁ、君は……君って呼ぶのも変だよね、名前は?」

 言ってしまってもいいんだろうか。あまり個人情報は与えないほうがいい関係な気もするけど……あぁ、でも、この人の声で名前を呼んでもらいたいかもしれない。

心結みゆ

 ちょっとだけ悩みはしたが、私は本名を答えてしまっていた。

「心結ちゃんかぁ。綺麗な名前だね。俺は――」

 彼の名前を口の中で繰り返し唱えます。そうすると彼の存在が私の内側に染み渡ってくる気がしました。

 彼は舌先で乳首を転がしながら、もう片方を指で摘まんで弄び始めました。

「ちゃんと質問に答えられたからご褒美。気持ちいい?」

「うん♡ 気持ちいっ♡ あぁっ! そこぉ! そこいいっ! もっとぉ♡」

 彼の舌が乳首を弾くように舐め回すたび、その振動が全部おまんこに伝わります。。私は無意識のうちに脚をモジモジさせていました。股間の奥深くで子宮がキュンキュン疼いています。

 私の反応を愉しむように彼は、わざとゆっくり乳首を攻めたててきます。尖り始めた突起を舌先が押しつぶし、もう片方の乳首を指で摘ままれます。左右交互に、ときにはタイミングを変えて刺激されると、下腹部の切なさが増していくのが分かりました。

「充分感じてるみたいだけど、心結ちゃんは強めにされるのが好きなんだったね」

 彼は私のリクエストに応えてくれました。左のおっぱいにむしゃぶりつき、乳首を強く吸い上げます。同時に右のおっぱいは乳首が指の腹で搾られます。両方の乳首をいっぺんに甚振られて頭がどうにかなっちゃいそう!

「あ゛っ♡ ああぁぁん♡ それダメぇ!」

「心結ちゃんみたいな可愛い子がMっ気あったら大変でしょ。こんなの男ならみんな虐めたくなるよ」

「あはっ♡ あぁん♡ もうだめぇっ♡」

「なにが駄目なのかな?」

 彼は意地悪く問いかけながら、指先で両方の乳首を同時にピンと弾きました。痺れるような快感が胸の先端から全身に広がります。感電したかのように体を痙攣させてしまいます。

「あひぃぃっ! おまめさん、そんなにされたらおかしくなっちゃうぅ!」

「いいよおかしくなっても。俺が見ててあげるから」

「そ、そんなこといわないで……恥ずかしいからぁ……ひゃうっ!」

 彼に見られていると思うだけで感じちゃいます。私はだらしなく開いた口から涎を垂らしたまま身悶え続けました。しかし、私がイキそうになると彼は絶妙なタイミングで愛撫の手を緩めてしまうのです。イク寸前まで昂ぶらせておいて、そこから急に手を引くなんてひどいです。寸止めプレイなんてあんまりです、鬼畜です。

「お願いです、イかせてください……」

 私は涙目になりながら彼に懇願しました。すると彼は優しい笑みを浮かべて言いました。

「じゃあ俺の言うこと聞いてくれるかな? そうしたら気持ちよくしてあげるから」

 私はこくこく頷きました。なんでも聞きますからイカせてください!

「自分で足開いて見せてごらん」

「……はい」

 私は彼に言われるままM字に足を開きました。それだけでは満足していただけないかと考え、濡れそぼった割れ目を自分の指で広げました。

 左右からスリットに指を引っ掛け開くと、にちゃぁと濡れた粘膜の剥がれる音が聞こえます。

「自分で広げて見せるなんていやらしいな。そこまでしろなんて言ってないよね。マゾメスおまんことして優秀すぎない? 今まで男にどんな扱い受けてきたの」

 蔑むような言葉を投げかけられて、私の体は戦慄くように震えてしまいました。

「ごめんなさいぃ♡ 淫乱まんこ躾けて下さい♡」

「じゃあまずはクリトリスを可愛がってあげようか」

 彼の指が秘裂をなぞりました。愛液をすくい取った指先が包皮の上からクリを撫でまわします。

「ああっ♡」

 彼の指先は的確に私の弱点を探り当ててきました。充血して膨らんだ淫核を優しく転がすように撫でられると、腰が砕けてしまいそうなほどの快楽に襲われます。「ひっ♡ あっ♡ ああぁっ♡」

「ここがいいみたいだね」

 彼の指が私の敏感な部分を執拗に攻めます。

「はぁっ、んはぁっ♡ そこっ♡ クリ、気持ち、いいっ♡」

「そうだね。ここは女の子なら気持ち良くなっちゃうね。悦んでくれてる顔が可愛いから直接触ってあげる」

 彼の指が直接クリトリスに触れました。親指でクリの皮を押し上げられ、中指で剥き出しになった真珠を転がすように撫でられると、あまりの快感に腰が浮き上がりました。

「ひゃぁぁん! そこぉ! すごいぃぃぃ!」

「ここがいいんだね」

「そっ――そうで、すぅっ!」

 彼が指を小刻みに震わせます。その動きに合わせて腰もガクガク揺れ動き、私はあっという間に絶頂を迎えてしまったのです。

「――ッ! あああぁぁぁっ♡♡」

 背中を弓なりに反らし、全身を震わせながら絶叫します。頭の中が真っ白になって何も考えられなくなりました。

 しかし、それで終わりません。

 絶頂後の余韻に浸っている間も彼は容赦なく攻め続けてきます。勃起して剥き出しになった陰核を軽く摘ままれて引っ張られます。さらにそのまま、上下に扱かれます。おちんぽを手でシコシコしてあげるミニチュア版です。指先で摘まんだクリトリスを根本から先端へ何度も擦りあげられて、またすぐにイッてしまいそうになりました。

「やっ……待ってぇ……♡」

 私は息も絶えだえに訴えましたが聞き入れられません。それどころか彼の指の動きはさらに激しさを増すばかりです。

「ひぎぃっ! そんなぁっ!」

 敏感になりすぎているそこをそんな風に扱われたら……女なら分かりますよね? もう無理です、耐えられません!

 私は再び高みへと押し上げられました。しかも今度はさっきよりもさらに深い衝撃に襲われます。体の内側にある何かが弾けたようなショックとともに視界が明滅しました。意識が飛びそうになってしまいます。でもまだ許してもらえません。

 今度は人差し指の先でクリトリスをカリカリ引っかかれます。

「やあっ! やめて! 死んじゃう! ああっ、あああっ! やぁああっ! 許してっ、こんなのっ、ああっ!」

「心結ちゃんは男にわからせられたがりのMだから死んじゃうくらい攻められるのが好きなんだよね」

「ひぎいいいっ! は、はひいいいっ!」

 そうです、そのとおりです! 私ってそういう女なんです!

「心結ちゃんのおまんこ、舐めてもいい?」

「舐めてくれるんですか?」

「もちろん」

 彼の綺麗な顔が私の股間に埋まります。内ももや、おまんこの脇に軽く口づけた後、その口付けはエッチな汁を漏らしている場所に押し当てられました。

 軽く蜜を啜られたり、ビラビラを口であやされたりしますが、先ほどまでのクリ攻めに比べれば穏やかな刺激です。

 ここで一度休憩を挟んでくれるのかな? いくら気持ち良くても連続では、私の脳みそも心臓も保ちそうにありませんからね。

 なんて考えた私が馬鹿でした。甘かったです。

 彼のキスが徐々に上へ登ってきます。まさかと思ったときには、左手の親指で再び包皮をぺろんと捲られ、無防備になったクリトリスに吸い付かれていました。

「あひぃ! あああんっ!」

 私は悲鳴を上げながら仰け反ります。激烈な反応は彼を喜ばせ、勢いづかせるだけでした。舌先でチロチロ陰核を舐められたかと思うと、唇を使って強く吸われたり甘噛みされます。そのたびに鋭い快感が全身を貫きます。

「こっちも一緒にしてあげる」

 彼の長い指が私の蜜穴に差し込まれました。

「ふああっ! やっ、そんなにされたら、ああっ!」

 舌よりも硬く力強いもの。二本の指が膣壁を擦りながら出し入れされ、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が響き渡りました。

「あんっ、んんっ♡ あはぁあんッ♡♡♡」

 私は無意識のうちに腰をくねらせて喘いでいました。もう我慢できません。早く入れて欲しい。めちゃくちゃにして欲しいと体が叫んでいます。私の本能がオスを誘っていました。

 だというのに彼は、クリトリス吸引と手マンをやめようとはしません。そうか彼は一度これで私をイカせるつもりなんだ。完全に動けなくなるまで弱らせてから喰べてしまうつもりなんだ。

 遅まきながら気がついた私は、彼のおちんぽを挿れてもらうため、まずは指でイクぞと決心しました。

 女体の神秘とでも呼ぶべき泉を掻き回され、ぐちゃぐちゃと部屋に響き渡る水音。反らし過ぎて背筋が突っ張ってきました。

 このままイキっぱなしになったらどうなってしまうんでしょう……怖いけど興味があります。きっと気持ちいいんだろうなぁ……期待感が高まりすぎて心臓がバクバク鳴っているのが自分でも分かりました。

「あああっ♡ イクっ♡ もうダメぇ♡」

 限界を叫ぶと彼の舌がクリトリスを、指が膣壁を同時に押しました。その瞬間、頭の中で火花が散ったような感覚と共に私はエクスタシーを迎えていたのです。焦らされたあとの強烈なオーガズムは格別なものがありました。

 強烈な快楽で一瞬意識が飛びました。しかし、すぐにまた別の快楽が追いかけてきて、飛ばしたはずの意識を呼び覚ますのです。鮮烈すぎる体験に私は泣きながら何度も達しました。

 ようやく落ち着いてきた頃を見計らって彼が声をかけてきました。

「大丈夫?」

「はい」

 なんとか返事だけはできたものの、体に力が入りません。ぐったりと脱力しきった状態でベッドに横たわっていました。

「心結ちゃん、すごく可愛かったよ」

「ありがとうございます……」

 彼に褒められて照れくさくなります。

「そろそろ俺も気持ち良くなりたいんだけどいいかな?」

 ベッドサイドのコンドームに手を伸ばしながら聞く彼の言葉を、いったいどうして否定できたでしょう。

「はい、どうぞ……」

 彼に促されるまま四つん這いになります。後ろから挿入される体勢です。お尻を突き出して彼を受け入れやすくすると同時に、自分から求めてるみたいに見えますね。恥ずかしいですけど興奮します。

 彼はゆっくりと腰を進めてきました。熱いものが割れ目に押し当てられます。大質量の侵入に私は喉を鳴らします。

「あ、あぁ……」

 一年ぶりのおちんぽ。やっぱりディルドとは違う。薄膜越しでも伝わる人肌の温もり。硬さの中にも残る生身の肉ゆえの弾力。ああ、この感触です。これを求めてたんです。ずっとこれが欲しくてたまりませんでした。久しぶりに味わう男根の感触に感動すら覚えます。恋焦がれてた相手との再会に子宮が疼きます。亀頭の先っぽが入っただけで軽くイッてしまいました。

 少し挿れては止まり、また少し挿れては止まる。膣洞の途中で小刻みに前後させ、狭い道を拡張していきます。

「心結ちゃんドスケベ女だから慣れてるかと思ったのに、意外とナカの動きが不器用だね」

「あぁん♡ 就職してから忙しくて、ディルドオナニーは毎日していたけど、おちんぽは一年ぶりなんです♡」

「それでとうとう欲求不満が限界にきて、自分を襲ってくれそうな男いないかネットで探してたんだ」

「そうです! 襲って欲しかったのに、みんな痴漢だけで満足して電車降りちゃうから」

「ドスケベ♡」

 そう呟いた次の瞬間、彼は一気に私を貫きました。
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