魔族少女は規格外

影狼

文字の大きさ
36 / 63
世界を旅する魔族少女!

第34話元天空都市ツヴァイハンダー

しおりを挟む
※今回は少々グロテスクな表現が含まれますのでご了承お願いいたします

〈?日後〉
「う、うーん...眩しい.......じゃない!ハウライト!ウィップ!」
と言いガバッと起き上がると森が広がっていた。ふと辺りを見渡すと
ハウライトとウィップが横で話していた。
「ネモフィラも目が覚めたのね。」
とウィップが言う。
「ここは?」
「ここは天空都市ツヴァイハンダーの上よ。正確にはだけどね。」
「え?私たち潰されなかったっけ....」
「潰されたってのは分からないけど、目が覚めたらもうここにいたわよ?」
「そーそー!ここの動物のお肉めちゃくちゃ美味しいよ!」とハウライトが言ってきた。
「はーい、ハウライト~空気読もうね~?」
と突っ込むウィップ。
「と、取り敢えず、ここは天空都市ツヴァイハンダーってやつの上ってことなのね?」
「そーだよー」と言い肉を食う。
「お、おい、それ....お前がネモフィラにあげるって言ってた干し肉なんじゃ...
「あ......mgmgmg。おいひいよ!」
「はあ、美味しいよって...ネモフィラ、お腹空いてるだろう?なんせ二日間飲まず食わずだったんだからな。はいこれ。私の分の肉。
私はその辺に生えてる木のみを食べるさ。」
と言い森の中へと入って言った。
「ハウライト、私、二日間も眠ってたの?」
「そーだよ~、ネモが眠ってる間にこの辺りを探索して見たんだ。ここからずっと東の方に大きな建物が見えたよ?ウィップが言うには「天使族エンジェル」達の街らしいね。」と東を指差して言う。

天使族エンジェル?でもその種族は
幻の種族って聞いたけど。」 
「ウィップが言うには、天使エンジェルはいるらしいよ~」と言い肉を頬張る
「ハウライト、あんまり肉ばっかり食べたら太るよ?」
「大丈夫だよ~ちゃんと野菜も食べてるし運動もしてるから」
と言い手をひらひらさせている
ガサガサッ..と木が揺れた、
ハウライトが警戒態勢に入った。
と言うことは...ウィップでは無いのだろう。
「ネモ、今のウィップじゃ無い。猪とか豚でも無い....だよ」
ガサガサ!!と近くの木が揺れ、人影が現れる。
「痛っ!」と言って誰かが倒れこむ。
見た目は人だ...だが、
があるのだ。
ハウライトが
「わ、翼...輪っか....天使!?」
「天使族...この娘...怪我してる」
「ケホッ...ケホ...お父さん.....助け...」
と言って気を失ってしまった。
「二日前何が起こってたの?」
「私が目覚めたのは1日前。黒い翼の天使が白い翼の天使を攻撃してたよ」
とハウライトが言う。
「堕天使...?」と言うと
今度は木が「バキバキバキッ!」と音を立てて倒れてきた。ネモは〈キリングウェポンズ〉からM134を取り出し機に向かって乱射した。〈ズドドドドドドッ!〉と音を立てて、木を削りきると木を倒した
すると木を倒した張本人が現れた。
黒い翼を広げ、黒い輪っかを頭の上に浮かせた騎士.....
堕天使の騎士が前に現れ、こう言った。
「貴様は何者だ!!その娘を差し出せば見逃してやる。」
だが私はわかる。こいつ、差し出そうと差し出さずとも私たちを殺すつもりだろう。
なぜわかるか?それはだ。
騎士はこちらを見下げながら返答を待つ。
なのでM134を直して私はこう答えた。
「はぁ、この娘を差し出したら見逃す?
あんたね、声に殺気を乗せて言っても説得力ないわよ?」と言うと騎士は
「そうか。それが貴様らの返答か。ならば
望み通り死を与えてやろう。」
と言い剣を構える。
(こいつ...結構な手練れか...)と思っていると
「ふんっ!!」と言い上段から切り掛かってきた
それを軽く避ける。空を切る音が耳元でした。
私は〈キリングウェポンズ〉からスタントンファーを取り出し両手で握る。そして
「はぁぁぁ!」と言いながら騎士の腹部と
頭部を狙って打ち込む...が、剣の腹部分でいなされた。

ネモフィラは焦らなかった。否、逆に笑いながら言った。
「ふふっ、人を殺すのに手慣れている人は
大抵武器の腹部分で防ぐか避けるかなの。
そして貴方は剣の腹で受けた。見たところその剣と鎧は銀を主に使ってるみたいだからスタントンファーと相性がいい。それじゃ、アリエラ様の所で悔いるのね。女神様の使いを殺そうとしたことを。」と言いスタントンファーのスイッチを押す。スタントンファーは電圧を制御することができる。ネモは電圧をMAX
にしていたのだ。

バチチチチチッ!!!
と音がして肉が焦げるような匂いがする。
それはそうだ。なんせ10のだから。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉおぉ!!?」と言い
ガクガクと震え、鎧の隙間から体液が溢れる。
剣からスタントンファーを離すと...
ドシャッと音を立てて堕天騎士が崩れ落ちた。あたりに肉の焦げた匂いが充満する。
ネモフィラは
「じゅるり」と言ってヨダレを垂らしながら
「美味しそうな匂い」と言った。
「やめときなさい。」と言って騎士に
炎魔法を掛け、燃やした。

「さて...あとはこの女の子ね」
と言い天使の女の子を見る。
ネモフィラが
「どうするの?」と聞いて来たので
「目覚め次第情報を聞いてできれば助けるよ」と答えた。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

無能妃候補は辞退したい

水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。 しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。 帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。 誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。 果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか? 誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!

野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。  私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。  そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

ネットワーカーな私は異世界でも不労所得で生きたい 悪役令嬢として婚約破棄を狙ったら、王家全員に謙虚な聖女と勘違いされて外堀を埋められました

来栖とむ
ファンタジー
「私の目標は、十七歳での完全リタイア。――それ以外はすべて『ノイズ』ですわ」 ブラックIT企業のネットワークエンジニア兼、ガチ投資家だった前世を持つ公爵令嬢リゼット。 彼女が転生したのは、十七歳の誕生日に「断罪」が待ち受ける乙女ゲームの世界だった。 「婚約破棄? 結構です。むしろ退職金(慰謝料)をいただけます?」 死を回避し、優雅な不労所得生活(FIRE)を手に入れるため、リゼットは前世の知識をフル稼働させる。 魔法を「論理回路」としてハックし、物理法則をデバッグ。 投資理論で王国の経済を掌握し、政治的リスクを徹底的にヘッジ。 ……はずだったのに。 面倒を避けるために効率化した魔法は「神業」と称えられ、 資産を守るために回避した戦争は「救国の奇跡」と呼ばれ、 気づけば「沈黙の賢者」として全国民から崇拝されるハメに!? さらには、攻略対象の王子からは「重すぎる信仰」を向けられ、 ライバルのはずのヒロインは「狂信的な弟子」へとジョブチェンジ。 世界という名のバックエンドをデバッグした結果、リゼットは「世界の管理者(創造主代行)」として、永遠のメンテナンス業務に強制就職(王妃確定)させられそうになっていて――!? 「勘弁して。私の有給休暇(隠居生活)はどこにあるのよ!!」 投資家令嬢リゼットによる、勘違いと爆速の隠居(できない)生活、ここに開幕!

アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身

にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。  姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

処理中です...