勇者は夢見て強くなる

影狼

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第9話身体能力を強化しよう!〈初級〉

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....数分休憩したあと....

「さてと...次は身体能力を見るんだったよな?」と言いながら立ち上がる。
「えっ?休憩はもう良いの?」とクレアが驚きを隠しきれていない
「え?普通じゃないか?」と言って準備運動を始める。
「全然普通じゃないわよ...ってか、なにやってるの?それ。」

「これは準備運動だ」
「じゅんびうんどう?運動する準備でもしてるって言うの?」
「ザッツライト」
「ざっつらいと?なにそれ。」
「その通りってことだよ。」
「変わってるわね~」
「そりゃ異世界人だからな。」
と言って準備運動を続ける。
「まぁいいわ。ふぅ、やりましょうか!」
と言い立ち上がったと同時に構えに入った。
「あっ、もうちょっと待ってくれ。」と言いってアキレス腱を伸ばした。
「いよっし!準備完了だ!」
「じゃぁ、本気でかかってきなさい」
と言って指を鳴らす。
まず相手の目の前まで肉薄し、クレアの服、胸ぐらを掴みそのまま投げ飛ばす。
クレアは「くっ!?」と声を上げて飛ばされた。
「あれ?投げれた...」
「それはね...残像よ」と耳元で聞こえ、首筋に激痛が走る。
「ぐッ...はッ!?」

視界がブレる、クレアが3人...4人と増えて見える...
「あら、落とすつもりでやったんだけど..」
と言い近づいてくる。

視界が定まらない、体感もつかめない、
何より.....あたまがまわらない....

「....本当にギリッギリで耐えてるってとこね。」
「はぁ、はぁ、な、なぁ、...っはぁ、俺の...俺の耐久力を測ってるのか...はぁ、はぁ...」
と聞くと「それもいいけど、君が完全復活したあとでね?」と返され、意識が暗転した。
どうやら気を失ったらしい。

『真っ暗な場所』
〈立て。勇者よ〉と女性の声が聞こえる。
「.....」体が動かない。
〈立て。勇者。〉と少し怒ったような声別の女性の声が再度、声をかけてきた。
「....」感覚が少し戻ったのか、足と手がすこし動くようになった。
〈立って?ねぇ、勇者〉今度は心配そうな声で話しかけられる。
「....」体は少し動くようになったが声が出ない。
〈早く起きてくんないかなぁ?第一封印解除のタイミング逃しちゃうんだけど?〉
〈まぁまぁ、落ち着きなさいって、焦らずともいつしか目覚めるよ?〉と別の違う声で話すが、
〈次の解除まで一年もかかるのよ!?そうのんびりしてられないの!!〉と先ほど怒った
声が響く。
「....ん」
〈〈〈あっ、目覚めた!〉〉〉と声が近づいてがきた。
「な、なんだ...ここ、夢の中か...?」
〈ブッブー!外れだよ。ここは夢と現実の境目。名付けて無意識の間ってとこかな?〉
と子供っぽい声がせつめいしてくれた。
〈取り敢えず、説明は後でするからね~腕出して?〉と説明してくれた子が良い手を差し出す。
「お、おう、」と言い右手を差し出すと手を握り呪文?を唱え始めた。
〈我、夢を与える者。我、眠りをもたらす者。我、夢を司る者。〉と言い終わると
右腕が痛み始めた。
「いてっいてて!な、なんだ?何をした!?」
〈第1の封印を解いたんだよ?やったね!これでまた新しい力が使えるね!〉と言いガッツポーズをする女の子。
「君たちは...誰なんだ?」と聞くと女の子が元気よく答えた。
〈私はムー!人類の輪からはみ出しし者よ!そんでもって君の先代の夢の勇者!〉と。

次回に続く...
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