悪役令嬢、中身はサイコパス〜王子様、社会的にも物理的にも終わりです〜

城間ようこ

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終わる愛と始まる時代

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──冥府で神の審判を受けていた魂が、生前の事実を真実の鏡で見せられて、己が絶命するまでのすべてが、ヴィクトリアによって誘導されていたことを知り、怒りに震える。

「──そんな……すべてが仕組まれていた?私がサーシャを愛することまで、あの女は利用していたというのか?」

──そう、第二王子だった魂は、散々順番を待たされ、アレキサンドリアだった魂が冥府の監獄に送られたあとで、今まさに冥府の神と向き合っていた。

ちなみに、アレキサンドリアの監獄行きは知らされていない。知れば審判に差し支えるし、知らせる前にすべての罪を思い知らせておく必要がある。

「お前がサーシャと呼ばう娘には、温情として力ある娘の夢に立ち、思うことを述べる機会を与えてやった。──その結果は審判にも反映させておいたがな」

「力ある娘?あの公女を神が特別視するのは間違っているだろう!それに、サーシャに温情を与えたならば、私にも同様に与えるべきだ!私とて恐るべき稀代の悪女に命を奪われた被害者なのだからな!」

「……あの娘は、力ある娘を蔑ろにしてきたお前とは違う。お前を陥れるために利用された娘でもある。だからこそ、せめて夢の中ででも責め立てることは許してやれた」

「その理屈でサーシャが許されたなら!私こそ、あの憎き悪女に地位も権威も愛する女も奪われたのだから、すべてを奪われた身として、夢で呪い責め苛み報復する権利があるはずだろう!」

「地位に甘えて力ある娘を軽んじ、権威を傘に着て力ある娘を司法も通さず断罪し、──ああ、愛する女とやらはお前を『腑抜けな王子』と言っていたようだが?」

「……は?腑抜け……?まさか、サーシャは私だけを寄る辺として頼り、慕ってくれていたんだぞ?」

「あの娘の本性は、砂糖に群がる蟻の一匹にすぎぬということだ」

「な、何を出たらめに言うか!サーシャは純愛で結ばれていたんだ!それを嫉妬した悪女が、私たちを辱めた挙げ句に死に追いやったのだから、何もかも悪いのは憎き女だけだ!私は何も悪いことなどしていない!最期まで愛を貫き──」

「その最期に吐いた言葉は、すべてが民の心にも刻まれておるが?」

神が真実の鏡を杖でさし、その姿を映し出す。理性をなくした己の醜態を見せつけられ、魂は恥と憤りに言葉を失った。

「王統を穢したのは、他でもないお前だ。血筋だけが重んじられるべきと偏重した思考で、自身を増長させて他者を利用し、歪んだ性根で欲望だけを満たそうと生きただけの生涯と言える」

魂は小刻みに震えながら、必死に反論しようと考えた。しかし、何かを言えば必ず叩きのめされることが繰り返されている。

「もういい……サーシャと共に……そうだ、サーシャと天国の美しい世界で永遠に愛し合うんだ!早くサーシャの元へ送ってくれ!」

ことここに及んでも、魂は過ちを認識さえしない。これ以上の何を言っても無駄だと神は判断し、現実逃避に走る魂に呆れて処分を下すことにした。

「ここに来ても思考を放棄するか。──よかろう、あの娘は冥府の監獄に送られている。お前も行くがいい」

「──は?監獄?……い、嫌だ、私は悪くないのに!悪女に毒されて吐いた言葉など、あのようなものは真実とは言えないはずだ!」

「力ある娘が用いたものは、遅効性の自白剤。お前は本心を吐露して命が尽きたと、すでに鏡で知らされておろうが。今さら申し開きなぞ無意味。──連れてゆけ。待たされている他の魂を救う方が優先されるべきであり有意義だ」

「離せ!檻に入れるなど不敬だぞ!私は正統な王子の身であり──うわあああっ!」

檻に収監された魂が闇に堕ちてゆく。冥府の神は侮蔑の眼差しで見送り、「──次のもの、述べよ」と言って過ぎた魂を切り捨てた。

これにより、第二王子はヴィクトリアの夢枕に立って言いたいことを言うのも叶わず、アレキサンドリアの待つ監獄に送られ──そこに望める幸せは、たとえ愛した女と再会出来ても、もはや皆無といえよう。

ヴィクトリアを貶めたものは、こうして闇の彼方に消えて儚くなったのである。

もちろん、この神と魂のやり取りは、ヴィクトリアが眠りで見る夢でも公開されていた。彼女は、みっともなく抗う第二王子だった魂を心から嘲り、過ぎ去った存在として心から別れを告げた。

ヴィクトリアには、生きるべき未来が与えられている。それは未知に溢れていても、彼女が望んで掴んだ人生に他ならない。

*          *          *

いつになく清々しい目覚めを迎えたヴィクトリアは、ベッドで身を起こし深呼吸をした。

「……もう、わたくしには彼らの呪言も怨嗟も及びはしないわ。哀れな魂は闇に葬られたものね」

そう呟き、言葉に出すことで実感する。

これからヴィクトリアには、やらなければならないことが山積している。過去にかまけている暇などない。

──それにしても、第二王子は最後まで子爵令嬢に幻想をいだいていたわね。あれは、愛というものなのかしら?

ふと思い、だとしたら愛するということは、諸刃の剣なのかもしれないと考える。

第二王子はアレキサンドリアを想っている間、ヴィクトリアを踏み台にすることしか考えていなかった。それが上手くいかないと知るや、ヴィクトリアへの憎悪を隠しもせず最期まで悪意的だった。

第二王子とアレキサンドリアから向けられた憎悪。王太子から寄せられている想い。それらは歪んでいても純粋な心で、ヴィクトリアは我が身に問いかける。

──私は愛も憎悪も与えられるばかりのものとして生きてきたけれど、たとえば自分自身に対して愛や憎悪をおぼえた経験はあったかしら?

何しろ彼女は自分自身に毒を与えたほどだ。

だが、これまで接してきた人間は皆、他者への感情により己の心を大事にしてきていたから、おそらく己の心と自身を愛し、愛するがゆえに憎悪も他者へ向けることが出来ていたと考えられる。

そんな光と影が表裏一体となった愛の力は、時として我が身を天にも昇らせ、しかし滅ぼしもすることを実際に見て、あらゆる感情を愉悦のために制御してきたヴィクトリアにとっては、何とも利用価値があり危うくもあるものと感じとっていた。

──愛も憎悪もすべてを利用したい。私は私自身を利用してでも、私の思う通りに生き抜きたい。

それは、ヴィクトリアの自覚なき自己愛と言えるだろう。

彼女がひたむきに欲求を満たそうとする行為は、自身を危険に晒しても構わないほどの、自分の心への愛だと言えなくもない。

──まあ、そのためにも私は、私を縛るものや、私を邪険にするものを排除して我が道をゆくのみよ。

もはや第二王子もアレキサンドリアもヴィクトリアが葬り、これからの人生には存在しない。彼らを夢の中で見てきて、彼らはもはや終わったのだと実感出来た。

──今はもう、片付けたもの共に思いを馳せるよりも、王太子殿下との婚約で催すことに取り組まなければならないわ。

炊き出しパーティーは、婚約を祝うためにも、これまでで最大規模のものにする予定だ。規模を大きくすれば、必要なものも当然増えてくる。

「──お嬢様、お目覚めであられますか?」

ちょうどそこに、ナタリーがドアをノックしてきた。目覚めの紅茶と身支度のものを運んできたのだろう。

「ええ、入っていいわ」

「失礼致します」

「今朝の紅茶はゆったりと楽しみたいわ。蜂蜜の用意はある?」

「はい、こちらの器に香りの良い蜂蜜を入れてございます。空気が乾燥しておりますので、お使いになられれば喉も潤うかと存じます」

普段のヴィクトリアは、紅茶をストレートで飲んでいる。だが、ナタリーは常に念のための用意を怠らない。

「──水色はともかく、味わいはとても優しくて良いわね」

「それはようございました。本日のご予定でございますが、催しの進捗につきましてご確認をお願い致します」

「分かったわ。規模からして、物資はともかく場所と人員に問題点が生じているでしょう?」

「ご賢察でございます」

「──ここは王太子殿下にご協力頂くわ。二人のための催しだもの、むしろ王太子殿下によるお力添えがあれば、王宮にも益になるでしょう。ナタリー、身支度が済んだら便箋と封筒を出して」

「かしこまりました」

今現在の王室は、第二王子の件で貴族や民から得られる威信に傷がついている。そこを補修し、立て直すには王太子の働きが必要不可欠だ。

果たして、朝からしたためた書簡に王太子は快諾すると同時に、積極的な協力を申し出てきた。

「調理に必要な人員と場所、調理器具も王宮からの提供が得られるわね。──あとは、公爵家で用意したものを確認しておかないと。飲みものと料理の材料は十分にあるかしら?執事長に采配を任せたけれど」

公爵家における執事長の主は家長だが、ここはその家長が娘のためにと務めさせている。彼は勤めて長く、経験も豊富で気働きがきくので、ヴィクトリアも不満なく物事を進められる。

「お嬢様、整えました物資の一覧を作成してございますので、お目通しをお願い致します」

執事長が書類を持って訪れたので、さっそく受け取って品目を確認した。

この催しの支度で民のための市場で品薄や価格の高騰が起こらぬよう、他家の領地から取り寄せたり、他国からの輸入を進めたが、見る限り期待以上に集められている。

──提供する料理の材料のみならず、お酒も果実水も種類を多く揃えたわ。だけど、単に振る舞うだけでは惜しいのよね……せっかくだもの、薬効を付与してみましょう。

そうなると、料理は品数も多く大量に作るので、付与する対象としては現実的に不向きだ。飲みものならば樽で用意されているので、それに付与すればいい。

──体や精神に良いものにして……そして、私と王太子殿下にもっと好意的になるように。私たちに忠誠を誓える程度の強さで。

ヴィクトリアの能力をもってすれば、多少の面倒はあっても容易いことだ。

──だけど……そうね、王太子殿下には他の飲みものをご用意しましょう。あの方には薬効や謀りごとなど不要に思える。

素早く考えを巡らせて、ヴィクトリアは「王太子殿下には、わたくしが直接お飲みものをご用意させて頂くことにするわ」と執事長に伝えた。

「あとは、そうね。平民は労働で体力を使うから、滋養のあるお料理を特に多く作らせるよう」

「仰せの通りに致します」

従順に答える執事長は、きっとまた期待以上の働きをしてくれる。

王宮からも、王太子の手配で優秀な人材が派遣されてきた。

同時に届けられた彼からの書簡には、「私は王室の後処理があるため、常に行動を共にすることは出来ないのが惜しまれる。代わりに、手配出来るものは何でも任せて欲しい」と書かれていた。

後処理とは、言うまでもなく第二王子が起こした醜聞の対応に追われていると理解している。

第二王子の辿った結末については、皆が言いたいだけ言って日常に戻ったものの、彼の振る舞いで生じた王室への不信感までは収まらない。

尊い王家の人間も、堕ちるときは地に堕ちるものだというのを目の当たりにすれば、王室を無条件に崇めていることなど出来なくなるのも仕方ない。

そこで、ヴィクトリアは王太子の立場を確固たるものにしようとも考えることにした。

──そのためには、貴族たちからの信任も必要だけれど……平民からの支持も欠かせないわ。それには民が糊口に困らないようにすること。能力あるいは学習意欲のあるものには、まともな仕事に就けるよう学びの場を用意したいところだけれど、私個人の財力や権限には限りがあるから、ここで王太子殿下の出番よ。

現状はまだ、目先の婚約について集中しなければならない。だが、この着想を王太子に提案しておくことは可能だ。婚約を披露する催しのときに宣言させれば、彼を見る目は確実に好意的なものとなる。

──私の伴侶になる人には、ふさわしい力と信頼を得ておいて頂かなくてはね。

さっそく、相談がある旨を書簡で伝えると、王太子からは王宮で話せる時間を作るという内容の返事が、たいそう速やかにもたらされた。

すべてが順調に進められてゆく。

──これらにより、近い将来の王都で不可思議な事態が起こるとは、ヴィクトリアでさえも予測出来ていない。
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