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四章「帰還」
#16
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「ほう、なかなか良い名前であるな」
「「「「「はい!」」」」」
翌日、ギルドにパーティ名を申請しにいくと、ガラハドが感心したようにその名前を褒めてくれた。
冒険者パーティ『秘密基地』。
この世界では出身地名や名産、特徴などをパーティ名にすることが多い。
ーー「じゃあオレたちなら『秘密基地』しかねぇんじゃね?」
というリーダーの一言であっさり決まった。反対意見はゼロ。
ぼくにしても小っ恥ずかしい厨二ネーミングにならずに済んでホッとしている。
「それでは、クエストを受けるということで良いか?」
「は、はい。カインさんも、ダンジョン探索の練習がてらちょうどいいだろうと言ってくれたので、受けることにしました」
「うむ。貴殿らには期待しておる。なに、簡単な仕事である。気負わず行くが良い」
クエスト『第十三はぐれ階層の探索』。
数年前に見つかったはぐれ階層のマッピングだ。
残念ながら、慣れ親しんだぼくたちの秘密基地とは別の階層だけど、難易度的には同程度なので問題ない。
「聞けば、貴殿らは第十一二はぐれ階層を秘密基地にしていたとか。なかなか豪胆なことをする」
「えっと、ダイチ……グレンさんが指導してくれたので」
「ちょっと……ぼくはグレンじゃなくダイチだってば」
「そうだぜ、コータ! ダイチはダイチだ、グレンさんじゃねぇ!」
「バカね、ガラハドさんに説明するために便宜上そう言ってるだけじゃないの」
「ベンギジョー? ベンギジョーってなんだ?」
「わかりやすいように、って意味だよ」
いつも通りのやりとりに、カナちゃんがクスクス笑う。
「あまり緊張しておらんな」
「いえ、ぼく以外はそれなりに緊張してますけど……」
ダンジョンに対してではなく、主にガラハドに対してだけどね。
「良い良い。今回のクエストには制限時間もないし、危険も少ない。それにグレンも付いておる。楽しんでくるがよい」
「だからダイチだってば……」
ため息を一つ。
「それにしても、なかなかどうして立派な装いであるな」
ガラハドがぼくたちの装備を見て言う。
リーダーであり前衛でもあるケンゴは、この世界風の衣装に革の胸当て、そしてやや長めの細剣を腰に下げている。剣道で使い慣れた竹刀に一番近い感覚で振れるものを選んだらしい。さらには元の世界から持ってきた靴。こればかりはこの世界のものよりも圧倒的に性能が良いので、ケンゴだけでなく全員が日本から持ってきた靴を履いている。
その横で腕を組んで不敵に笑うアリサも革の胸当てをつけているが、服装は少し変わっていて、ショートパンツを履いている。前衛として少しでもスピードを稼ぐためらしいが、この世界にしてみるとややはしたない格好と言える。しかし日本からはいてきたブーツはこの世界のパンツとの相性が良くないらしく、見た目よりも性能を選んだという。武器はケンゴより短めの剣だ。
コータはさらに軽装だ。この世界風の衣装に身を包んでいるが、革の胸当てなどは重たいので付けていない。防御力は皆無だが、そこは他のメンバーを信頼するという。後衛としての役割に徹するために、眼鏡が激しい運動で飛んで行かないよう革紐で頭に固定している。武器は一応短めの剣を帯びているが、メインは古木で作られた杖だ。こうして見るといかにも魔法使いっぽい。
そしてカナちゃんは可愛い。どんな格好をしていても可愛い。この世界風の衣装がよく似合っている。運動しやすそうな町娘風の衣装がとても可愛い。膝丈のパンツにスカートを重ねているところがポイントらしい。確かによく似合っていて可愛い。他のメンバーと比べると体力がないのでなるべく軽装を選んだそうだ。そんなところも可愛い。コータと同じく後衛としての役割を果たすとのことで、魔石のついた可愛らしい杖を帯びている。魔法少女っぽくて可愛い。他に武器はないが、万が一にも怪我をさせたりはしないと心に誓う。
そしてぼく、ダイチの格好は一番の軽装だ。シャツにパンツ、以上。靴こそ日本の靴だが、それ以外はこの世界のごく普通の街歩きの装いだ。剣はアリサが持つものと大体同じ。杖は不要だ。モンスターがいればそれがぼくにとっての杖となる。
全員そこに今日受け取ったばかりのギルド章を首から下げている。級は初級。ネックレスに真鍮製のタグが付いたものだ。
実はあれから、コータとカナちゃんに指示を出してもらう練習をしている。
ケンゴにはこれまで通りある程度指示は出してもらうが、前提としてまずはコータかカナちゃんから状況を伝えてもらうようにしている。ケンゴには前衛としてできるだけ目の前の敵に集中してもらおうと言うわけだ。
指示を出すのはカナちゃんよりコータが向いているようで、そこに索敵能力が加われば、かなり強力なサポートとなる。カナちゃんは大きな声を出すのが苦手なようで、それならばと声を出さなくてもできるサポート……たとえばコウモリなどの脅威度は低いが戦闘のじゃまになる要素をチクチク攻撃することを選んだ。その分コータも索敵と指示に集中できるというわけだ。
こう見ると自画自賛のようだが……たしかにこのパーティはバランスが良い。女性冒険者が少ないこの世界で、男女比が3:2という珍しい構成だが、それを言ったら前世など女性のほうが多かった。おかげでハーレムパーティなどと揶揄されたこともあったが、バカなことを口にした連中はユーフェンあたりにのされて黙らされていたっけ。
(懐かしい)
先日仲間たちに昔語りなどしたせいだろうか。当時のことを思い出すことが増えた気がする。
ククッ、と喉の奥から笑いが込み上げる。
そんなオレの様子を、カナちゃんが不思議そうに見ている。
「ダイチくん、どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
まぁ、今回は子供ばかりだし、ハーレムなどとバカなことを言い出す輩は居ないだろう。
「それでは、早速今日から活動を開始します」
「それがよい。ああ、だがその前に、ダイチ!」
「はい」
「ポータルの取り扱い資格を与える!」
「ありがとうございます」
そう言って、ガラハドからタグを受け取る。冒険者章と一緒に重ねて首から下げられるようになっている。
受け取ったタグをセットすると、ガラハドが真面目な顔でささやいた。
「グレン。子供たちを守れ。はぐれ階層に危険はほとんどないが……それでも何かあれば、絶対に子供達を守り抜け。貴様ならそれができるはずだ」
「わかってるさ、ガラハド」
ガラハドの言葉に強く頷く。
「だが、今のオレはダイチだ。オレの仲間たちを舐めるなよ? あいつらは頼りになる奴らだ。いざとなればもちろん死力は尽くすが、オレたちは一蓮托生だ。守ってやるだけの連中と甘く見るな」
そう言って、オレとガラハドは拳を合わせた。
「「「「「はい!」」」」」
翌日、ギルドにパーティ名を申請しにいくと、ガラハドが感心したようにその名前を褒めてくれた。
冒険者パーティ『秘密基地』。
この世界では出身地名や名産、特徴などをパーティ名にすることが多い。
ーー「じゃあオレたちなら『秘密基地』しかねぇんじゃね?」
というリーダーの一言であっさり決まった。反対意見はゼロ。
ぼくにしても小っ恥ずかしい厨二ネーミングにならずに済んでホッとしている。
「それでは、クエストを受けるということで良いか?」
「は、はい。カインさんも、ダンジョン探索の練習がてらちょうどいいだろうと言ってくれたので、受けることにしました」
「うむ。貴殿らには期待しておる。なに、簡単な仕事である。気負わず行くが良い」
クエスト『第十三はぐれ階層の探索』。
数年前に見つかったはぐれ階層のマッピングだ。
残念ながら、慣れ親しんだぼくたちの秘密基地とは別の階層だけど、難易度的には同程度なので問題ない。
「聞けば、貴殿らは第十一二はぐれ階層を秘密基地にしていたとか。なかなか豪胆なことをする」
「えっと、ダイチ……グレンさんが指導してくれたので」
「ちょっと……ぼくはグレンじゃなくダイチだってば」
「そうだぜ、コータ! ダイチはダイチだ、グレンさんじゃねぇ!」
「バカね、ガラハドさんに説明するために便宜上そう言ってるだけじゃないの」
「ベンギジョー? ベンギジョーってなんだ?」
「わかりやすいように、って意味だよ」
いつも通りのやりとりに、カナちゃんがクスクス笑う。
「あまり緊張しておらんな」
「いえ、ぼく以外はそれなりに緊張してますけど……」
ダンジョンに対してではなく、主にガラハドに対してだけどね。
「良い良い。今回のクエストには制限時間もないし、危険も少ない。それにグレンも付いておる。楽しんでくるがよい」
「だからダイチだってば……」
ため息を一つ。
「それにしても、なかなかどうして立派な装いであるな」
ガラハドがぼくたちの装備を見て言う。
リーダーであり前衛でもあるケンゴは、この世界風の衣装に革の胸当て、そしてやや長めの細剣を腰に下げている。剣道で使い慣れた竹刀に一番近い感覚で振れるものを選んだらしい。さらには元の世界から持ってきた靴。こればかりはこの世界のものよりも圧倒的に性能が良いので、ケンゴだけでなく全員が日本から持ってきた靴を履いている。
その横で腕を組んで不敵に笑うアリサも革の胸当てをつけているが、服装は少し変わっていて、ショートパンツを履いている。前衛として少しでもスピードを稼ぐためらしいが、この世界にしてみるとややはしたない格好と言える。しかし日本からはいてきたブーツはこの世界のパンツとの相性が良くないらしく、見た目よりも性能を選んだという。武器はケンゴより短めの剣だ。
コータはさらに軽装だ。この世界風の衣装に身を包んでいるが、革の胸当てなどは重たいので付けていない。防御力は皆無だが、そこは他のメンバーを信頼するという。後衛としての役割に徹するために、眼鏡が激しい運動で飛んで行かないよう革紐で頭に固定している。武器は一応短めの剣を帯びているが、メインは古木で作られた杖だ。こうして見るといかにも魔法使いっぽい。
そしてカナちゃんは可愛い。どんな格好をしていても可愛い。この世界風の衣装がよく似合っている。運動しやすそうな町娘風の衣装がとても可愛い。膝丈のパンツにスカートを重ねているところがポイントらしい。確かによく似合っていて可愛い。他のメンバーと比べると体力がないのでなるべく軽装を選んだそうだ。そんなところも可愛い。コータと同じく後衛としての役割を果たすとのことで、魔石のついた可愛らしい杖を帯びている。魔法少女っぽくて可愛い。他に武器はないが、万が一にも怪我をさせたりはしないと心に誓う。
そしてぼく、ダイチの格好は一番の軽装だ。シャツにパンツ、以上。靴こそ日本の靴だが、それ以外はこの世界のごく普通の街歩きの装いだ。剣はアリサが持つものと大体同じ。杖は不要だ。モンスターがいればそれがぼくにとっての杖となる。
全員そこに今日受け取ったばかりのギルド章を首から下げている。級は初級。ネックレスに真鍮製のタグが付いたものだ。
実はあれから、コータとカナちゃんに指示を出してもらう練習をしている。
ケンゴにはこれまで通りある程度指示は出してもらうが、前提としてまずはコータかカナちゃんから状況を伝えてもらうようにしている。ケンゴには前衛としてできるだけ目の前の敵に集中してもらおうと言うわけだ。
指示を出すのはカナちゃんよりコータが向いているようで、そこに索敵能力が加われば、かなり強力なサポートとなる。カナちゃんは大きな声を出すのが苦手なようで、それならばと声を出さなくてもできるサポート……たとえばコウモリなどの脅威度は低いが戦闘のじゃまになる要素をチクチク攻撃することを選んだ。その分コータも索敵と指示に集中できるというわけだ。
こう見ると自画自賛のようだが……たしかにこのパーティはバランスが良い。女性冒険者が少ないこの世界で、男女比が3:2という珍しい構成だが、それを言ったら前世など女性のほうが多かった。おかげでハーレムパーティなどと揶揄されたこともあったが、バカなことを口にした連中はユーフェンあたりにのされて黙らされていたっけ。
(懐かしい)
先日仲間たちに昔語りなどしたせいだろうか。当時のことを思い出すことが増えた気がする。
ククッ、と喉の奥から笑いが込み上げる。
そんなオレの様子を、カナちゃんが不思議そうに見ている。
「ダイチくん、どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ」
まぁ、今回は子供ばかりだし、ハーレムなどとバカなことを言い出す輩は居ないだろう。
「それでは、早速今日から活動を開始します」
「それがよい。ああ、だがその前に、ダイチ!」
「はい」
「ポータルの取り扱い資格を与える!」
「ありがとうございます」
そう言って、ガラハドからタグを受け取る。冒険者章と一緒に重ねて首から下げられるようになっている。
受け取ったタグをセットすると、ガラハドが真面目な顔でささやいた。
「グレン。子供たちを守れ。はぐれ階層に危険はほとんどないが……それでも何かあれば、絶対に子供達を守り抜け。貴様ならそれができるはずだ」
「わかってるさ、ガラハド」
ガラハドの言葉に強く頷く。
「だが、今のオレはダイチだ。オレの仲間たちを舐めるなよ? あいつらは頼りになる奴らだ。いざとなればもちろん死力は尽くすが、オレたちは一蓮托生だ。守ってやるだけの連中と甘く見るな」
そう言って、オレとガラハドは拳を合わせた。
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